みけん・み~すけのやさしい技術士ブログ

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ものづくりも光、光の記憶

2009-03-10 06:28:35 | セミナー
テレビに光をさすCMがバンバン流れていますが、
ものづくりも
光の国からやってきたんデスね
(のだめ風にドゾ。本日より本誌連載再開オメ!)。
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/02292

地球には、光を使ってものづくりをする生き物が沢山います。
光合成細菌もそうですね。
今週末、光を題材にした勉強会が開かれます。

“未来へのバイオ技術”勉強会 3月度 月例会
光を利用するものづくりバイオ技術の展望
日 時  平成21年 3月 13日 (金)  17:30~19:00
    (終了後、簡単な交流会 : 19:00~19:30)
http://r31.smp.ne.jp/u/No/3951/fEIcG2afe4A0_46/090212013.html

  【 プログラム 】
17:30~18:15   「光に依存した新規ニトロゲナーゼ創出の可能性」

 名古屋大学大学院 生命農学研究科 准教授 
              / JST・さきがけ(兼任) 藤田 祐一 先生
 
 クロロフィル生合成系の最終段階の還元反応には、光に依存する酵素と依存しない酵素が存在し、後者の酵素はニトロゲナーゼと構造的に類似している。
 ニトロゲナーゼは、窒素分子をアンモニアに変換する農業的に大変重要な酵素だが、酸素で容易に破壊される脆弱な酵素でもある。

 では、光に依存する酵素を改変することで、光に依存する新規なニトロゲナーゼを創出することは可能だろうか?
 本講演では、ニトロゲナーゼに類似した光非依存型酵素の構造解析と光依存型ニトロゲナーゼ創出を目指すコンセプトを紹介する。

18:15~19:00  「光合成研究の現状と展望 - シアノバクテリアの酸素発生系を中心に」

 京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授  三室 守 先生
 
 光合成は地球の「生命維持装置」であり、生物学だけに留まらず地球環境やエネルギー問題への貢献が期待される重要な研究分野である。
 その研究は、1960年代初頭に確立された電子伝達の枠組み「Zスキーム」の実態の解明に始まり、物理学、化学を含む様々な分野へと波及してきた。
 その中で酸素発生系は依然として未解決である。

 この課題を中心として、光合成研究の現状と展望を概括する。

交流会  19:00~19:30  (参加無料) 

さて、ここで。
記憶の中で、光を実感したのは、いつのことでしょうか。
ちょっと思い起こしてみました。

小学時代、体育館で文部省推薦巡回映画を観て、暗幕が何かの拍子に開いてしまい、射し込む光に細かい塵が舞い、世界はまだ明るいんだと思ったときのこと。

本庄水源地に遠足に行き、水晶を見つけた瞬間のこと。

広島市安佐動物公園のツル飛来地見学ナイトバスツアーで、朝が来て、吹雪の中舞い降りるツルの羽に一瞬、太陽の光が反射したような気がして、眩しく感じたこと。

高校入試が終わって、晴れ晴れとした気持ちで、遅い雪の残る路地を歩き、午前の朝の光が雪に反射して、眩しかったこと。

卒論研究で微生物の写真を初めて暗室で現像し、暗室から外に出て、太陽はこんなに眩しかったのかと、思った日のこと。

朝もやに聴く、ビリージョエルと竹内まりや。カセットテープに反射する光。

オーバーナイトで実験して、しらじらとした朝の光がヤケに眩しくて、ああ太陽って朝なのに黄色いンだと思ったこと。

卒業前に、わいわい徹夜で尾道三部作を観て、そのまま尾道ロケ地巡りをやった日の朝の光。

昔のことばっかですね。

まあいいか。
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