狸喰うモノ牛愛でるモノ

アラフは扇動者、教育を知らない

ジャガイモカレー性善説

2019-07-11 18:33:12 | Weblog
民主主義の話。
・人には「隣人こそが敵なのだ」とする性向がある
・人は敵の不幸を願う
・人は自分の願いを叶える指導者を選ぶ

この三つで「人民の不幸を実現しようとする政治」になる。 互いに相手の不幸を願い合い、それを実現させる政治家が称賛される社会。 アメリカ社会がそれ一色に染まらないのはキリスト教倫理在りきだな。 隣人を愛せ、敵の幸せを願え、虐待者を嫌え称えるな、と。 中国人社会って逆になってんだよ。 さらにアメリカで言うと「隣人が敵」が労組。 「敵を引きずりおろせ」が人権団体。 「他人を不幸にします」が麻薬マフィア。 「欲を叶えます」がウォール街、「倫理を否定します」が民主党。
これらが積極輸出されてきた。 「これこそ民主主義なのだ」と称されて。

反米圏では「アメリカの悪」が注視される。 欧米主流派はこれまで「アルカイダの宣伝が成功して」「イスラム国の工作員が潜入し」などとしてきた。 私は「コイツら馬鹿だろ」と思っていた。 というか、今でも数年前と同様の馬鹿のままなのだろうと思っている。 欧米在住イスラム移民の子らが欧米社会を嫌うのは自発的なものだろうと。 工作員が与えているのはテロ手段。 教育じゃあない。
大雑把に、日本、ブータン、あとタイもかな?では「土着の善」が優勢。 インドではわりと残っている。 アメリカ、ロシア圏、イスラム圏では一神教倫理が「土着の善」で、拮抗状態。 圏同士で「あいつが悪だ」と言い合ってる。 中国韓国北朝鮮などでは「土着の悪」が主流。

マクドナルドのビッグマック。 三角チョコレート。 ある種「悪名高い」シロモノで前者はデブを連想させ、後者は高い割に、である。 そうであると同時に私にとっては幸せの象徴でなのある。 なんでビッグマックなのだろう?と考えてみる。 多分企業の宣伝戦略と「子供の希望が叶う事」が重要なんじゃないかと思う。
三角チョコレート「トブラローネ」は小さい子供に与えられる海外土産の定番だな。 「ある外交官が公費で大量購入した」だったかいうニュースの際に「不味い派」が多くいたのを見てショックを受けた。 仮に今食べたとして、不味いと思うだろうか。 多分思わない。 おそらく「高い」が来る。 次に「カロリーを気にする」となる。
あの不味い派は何だったのだろうかと時々考える。

日本でカレー、日本式カレーが話題になる時は概ね、「ジャガイモを入れるか否か」が出る。 伝統的に家庭のカレー、給食のカレーは「ジャガイモを入れる」が主流である。 「カレー」と言われてイメージされるのは圧倒的にジャガイモ入り。 対してレストランのカレーは入れないのが主流。 理由はカレースープがもったりする、傷みやすくなるというもの。 改良案として「ジャガイモ後入れ」なるもの、炒めたジャガイモなどをトッピングするのがあったりなかったりするが、常識は「レストランのカレーはジャガイモが入ってない事が多い」で安定している。

「結婚式は女の幸せの象徴だ」という話がある。 私はこれを、「子供の幸せ」と異なる種類の何かだと思う。 対比として「人民大会は独裁者の幸せだ」と置く。 つまり「単独で自分が幸せ」という形になっていない。 お菓子も漫画もアニメもゲームも、「自分が幸せ」がある。 これが「結婚式は」だと周囲の祝福つまりは隷属を前提としている。 「祝福する事を強制する」のが目的になってしまっている。 「好きな男と結ばれる事が」と言うだろうか、だったら「結婚生活が女の幸せ」だよな、「式典が」ではなくて。 「結婚生活によって家族に奉仕する事になるのだからいいではないか」みたな話になるのかな? それを言うと「独裁国家では独裁者の方が人民よりも忙しい」といった話になる。 悪魔のシステムだが。

レストランで父親を知った男の話。
ファミレスだったかサービスエリアだったか、ラーメン屋だったかな?子供と二人で入った男が居て、その子供から「お父さん怒ってるの?」と聞かれたのだとか。 なんでも目の前の子がおいしそうに食べるのを見てにやけそうになるのを我慢してたとかだが、「いや美味しそうだな」と答えそこで「ああ、自分の父もそうだったのか」と気付いた、とかいう話だったと思う。

氷河期世代は悪意の側を嫌う人間たちとなった。 であるならば、その家庭環境、学校環境がある程度善の側にないと「自然な善悪感の持ち主」とはならないんだよね。 そうじゃないと個々にはともかく世代としては悪意の人間たちを問題視しない、共存する人間たちになってしまう。 これはその親世代である団塊世代が何だったにせよ、社会の悪意から子供たちを遠ざけよう隔離しようとする世代であった事を意味する。 団塊世代は「子供を守る人間たち」ではあった。 団塊の世代は「段階の世代」なんだな、ダジャレだが。
何故彼らは悪意の側に転んだのか。 私は「テレビが悪いんだ」「マスコミが彼らを唆したのだ」「アメリカ民主党が彼らに悪意を植え付けたのだ」としてそれらを嫌い続けている。
考える。 父はテレビと民主党の失敗抜きに「小沢政治に官僚いじめを期待する」性向を捨てる事が出来たのか。 母は中国型歓待嗜好を脱却できたのか。 否だろう。

神様と古代ギリシャの話。
神様はギリシャで民主主義を試した。 それは「暴民政治だ」と否定され、賢人政治が提唱された。 神様は帝政ローマを創り、イエスを派遣したが彼は統治者となる事を選ばず、ユダヤ人シメオンは第一使徒となり教会を、ローマ人パウロは第十三使徒となりキリスト教を作った。

私は1989年までスペアだったんじゃないかと思っている。 いや88年か。 そこまで放置気味だったのが急に整備が始まった。 どこかに本命が居たのかNIESそれぞれにスペアが居たのか。
コメント
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