イラク選挙について

イラク選挙について

道歩く
歩く街並み
国内も
千年前は
遠国だった

というわけで今、大阪にいたりします。
街並みぱっと見の雑感として、赤い色が多い、看板に人の顔が書かれているものが多い、
道が広め、ステレオなどのボリュームが大きめ、パチンコ店が大量にあり歩行喫煙多し。
運転が荒っぽいという印象は無し。
人通り少なめ、昭和の臭いがどこかしらする。
広島の昭和臭が高度成長とすると大阪のそれはバブル前といった感。
大阪に着いてすぐ鼻にした洋菓子の薫りは東京より一ランク上か。

ファルージャで「出生異常」が多発とのニュース。
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100304/mds1003042316004-n1.htm
地元医師は劣化ウラン弾を疑っているようですが私はその説に疑問を感じます。
当初の話ですと劣化ウランは微粒子化したものがものが問題とのことでしたから
それが原因ならファルージャだけでなくバグダッドでも同様の報告があるはずでしょうし
なんらかの理由でファルージャだけに留まっているのならそこでの出生率の激減
という形で現れるのではないかと。
心臓疾患が多いとのニュースですが、化学兵器貯蔵庫でもあったのではと。

さてイラク選挙について。
ここのところイラクには注目していませんでした。
もう大丈夫だろうというのが一つ、もし駄目になるとしたらそれは
そういうことなのだろうというのが一つ。

選挙にあたってイラク人が避けるべきはイラク人同士の殺し合いかと。
ぶっちゃけて言うとイラク人以外がイラク人を殺す状況はイラク人の政治的勝利です。
イラク人は殺していない、殺す側ではないのだから。

選挙の結果につき物なのが政治腐敗。
身内贔屓ですな。
選挙の立候補者に「当選したらあなたは身内を贔屓するか」と尋ねたらおそらく大半が
贔屓しないと答えるでしょう。
ではこの問いかけならどうだろう、
「当選したらあなたの身内は配当を要求するか」と。
贔屓しないと答えた人のうちのいくらかは言葉を濁すのではないかと思う。
そうなった人は考えが浅いかもしれないが正直な人と見る。

中国の新聞、中国の戸籍制度を批判。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100304-OYT1T00995.htm
都市と農村の二重性が不平等だとのこと。
移動制限ならあるべき姿は行政地区単位なのでしょうそれを都市と農村とする理由は
企業が労働者を確保しやすいようにしているのではと。

さて問題。
オリンピックの金メダルは世界一になった証。
ギネスブックに載ることも世界一の証。
前者は国民規模の英雄となり政治力を行使する立場となるが
後者はせいぜい村の有名人で変人止まり。
両者の違いを単語一つで表すなら？