It's a Sony

ちょっと乗り遅れた感があるが、前から書きたかったこと。最近俺の周りでイベントが多かったので書くタイミングを逸していた。

ソニー、出井会長・安藤社長退任を正式発表
後任には、米国法人会長のハワード・ストリンガー氏が就任。久夛良木副社長は取締役を退任する。

ついに「日本=電化製品」の神話を作り上げた、象徴ともいうべき会社のトップが外国人になった。俺の正直な感想を述べると少し寂しい気もする。いくらグローバル化の時代って言ったって、やっぱ「日本」っていうものにこだわりたいという気持ちもあるわけで…。まぁ、ここ数年のSonyの無能っぷりを見ていると役員刷新もやむをえないかなって思うけどね。

さて、このスペランカーに良く似た名前のおっさんがどんな人かと調べてみれば…。なんだ、出井の傀儡かよ。Sonyをぐちゃぐちゃにした元凶の出井は最高顧問に就任するらしい。ようするに院政の始まりか…サイアク。次期トップと噂されていたクタラギも解任とは。Sony本体の尻拭いを延々とやらされてきて、「俺がSonyの屋台骨」って自負もプライドもあったろうに、怒り心頭だろうな。

クタラギもSonyの副社長になってからは失敗続きでダメダメだったけど、今回のはちょっと納得行かないなぁ。

ストリンガーへのインタビュー：

>ストリンガー氏へは「日本語も話せない、エンジニアリングの経験もない、
>ソニー文化で育っていない、東京にも住んでいない。そんなあなたがソニー
>のリーダーとして勤まるのか」と厳しい質問が飛んだ。
>ストリンガー氏は「現在はどこにいてもコミュニケーションができる時代で、
>逆に逃げることができないくらい。また、中鉢氏ら東京側との関係を
>打ち立てることで、両者の強みになる。日本語も覚えたいが、
>ソニーの人はみんな英語が上手だ」と回答した。

こんな記事を見つけたんだが、Sonyがまったく別な企業になりそうな予感。アメリカで商売して日本市場は見限るつもりだろうか？せめて日本に来い！ゴーンだって来たじゃないか。

まぁ、なっちまったもんはしょうがない。とりあえずストリンガーにはソニー・サムスン間のクロスライセンス契約を破棄してもらいたい。あんな一方的にサムスンに技術を吸い取られるだけの売国契約は今すぐやめるべき。そうしたら少しは見直すと思う。

俺は別にSony信者ってわけではなかったけど、昔のSonyには夢があったと思う。エッジな新商品を世界でいち早く発売するそんな会社だったじゃないか。iPodみたいな製品は、本来Sonyが一番乗りで発売するべきものだったはず。それが今や、ねぇ。Sonyの復活はあるのだろうか？

そういや俺が今一番欲しいものの一つ、Sony…ではなくて東芝のHDDレコーダー「RD-H1」が32000円で予約受付中らしい。思ったよりも安くなっているな。今は買えんが、近い将来絶対買おう。なんか書いてて思ったけど情けない事言ってるな、俺…。

今日の買い物：
「学園アリス 第06巻」
少しまじめな展開だったな。でもラブリーな感じはあいかわらず。今俺の一押し。