あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

中田ヤスタカは好きだけど

2007-02-26 01:36:15 | Diary_7
Capsuleの最新アルバム「Sugarless GiRL」がリリースされた。前回の「FRUITS CLiPPER」がイマイチ好みでなかっただけに、「次こそは」という気持ちで非常に心待ちにしていたのだが・・・。残念ながら今回のアルバムもイマイチだったなぁ。表題曲のSugarless GiRLはけっこう好きなんだけど、それ以外は…う~ん。

俺はCapsuleの曲の「可愛らしさ」が好きなんだが、「FRUITS CLiPPER」からどうも曲調がクール系に変化してきているんだよなぁ。もちろんそれはそれでありだし、嫌いじゃないんだけどさ、俺が求めているものとは少しずれて来ているのよ。ちょっと悲しい。もう「キュート&ポップ」な曲はCapsuleではやらないのだろうか。

そんなわけで「Sugarless GiRL」にはちょっとだけがっかりさせられたわけだが、「中田ヤスタカ」でいろいろ探していたら鉱脈を発見した。その名は「Perfume」。広島県出身の女性3人組アイドルユニット。桃井はることコラボなんかもしたことがある、いわゆるアキバ系アイドル。彼女らのことについて、名前だけはなんとなく知っていたんだけど、完全にノーチェックだった。いつの間にやらメジャーデビューしていたみたいなんだけど、メジャーデビュー後は中田ヤスタカがサウンドプロデュースをしていたんだ。しかも「Perfume ~Complete Best~」というタイトルでアルバムまで発表していた。

この「Perfume ~Complete Best~」なんだけど、実に素晴らしい。全編な(キュートな)中田ヤスタカサウンド。ハズレ曲なし。俺が求めていた物がそこにはあった。友人も指摘してたけど、中田ヤスタカの曲って、ぶっちゃけ誰がボーカルやってもあんまり変わらないんだよね。どういう風に歌っても、結局声をサンプリングして加工しちゃうから似たような雰囲気になってしまう。まぁ、俺はその雰囲気が好きなわけなんだが…。

Perfume、今までまったく関心がなかったけど、今後はCapsuleと並べてチェックする必要があるな。

理想の家

2007-02-20 00:35:30 | Diary_7
テレビを見ていると「セレブの豪邸拝見」みたいな番組があったりして、どこぞの社長やら御曹司やら有名芸能人やらのリッチな豪邸が紹介されたりする。リポーターの反応は「うわぁ!」。一方で、オタ晒し系番組で「オタクの部屋を訪問」みたいなコーナーがあったりする。リポーターの反応は「うわぁ…」。前者では肯定的に、後者では否定的なニュアンスで部屋を紹介するわけなんだけど、俺には違って見えるんだよなぁ…。たしかにセレブな豪邸はすごいとは思うけど、案外羨ましくない。逆にオタク部屋を見ると、なんかすごく楽しそうで羨ましく見える。「そういう部屋を作ってみてぇ」って思うんだよね。

今、俺が住んでいるアパートははっきり言って狭い。「安い家賃でかつ都心」という基準で探した部屋だから、しょうがない面はある。最初は「狭いってのは辛い」なんて思っていた時期もあったけど、慣れると気にならなくなる。むしろコンパクトさが返って使いやすいとすら感じたりする。そんなわけで、今住んでいるアパートにはおおむね満足しているよ。ただし、理想の実現には少々難がある。

俺の理想の部屋とは一言で表現するなら「ヒキコモリ」だ。引きこもりたくなるような部屋に住んでみたい。よく住宅会社のCMなんかで「人が集まる家」なんて宣伝したりするじゃん。俺の理想は「『俺』が快適に過ごせる家」。シャアじゃないけど、「俺専用」って空間を作ってみたい。良く寝る前なんかに、「理想の部屋」について空想してたりする。実はけっこう具体的なイメージが出来ているんだよね。そのイメージってのは、別に途方もないことを想像しているわけではなくて、実現できそうな物だ。まぁ、今の部屋では狭すぎて不可能ではあるが。

今、俺は自分の頭の中にあるこのイメージをビジュアル化したいんだよね。リアルな寸法でイメージした部屋を構築していったら、どんな感じになるのか映像として見てみたい。そういうことが可能なソフトってないものかなぁ。「シム・部屋」みたいな感じでさ。けっこう面白いことになるような気がするんだけどな。

雑記

2007-02-13 00:47:47 | Diary_7
1987年:

何気なくwikipediaを見ていたら、いつの間にやら「1987年」の項目に来ていた。wikipediaでありがちな、「最初調べ物目的、気づけば全く関係ない項目」というパターン。1987年の項目にはその年に生まれた有名人一覧なんてのもある。それを見ていて発見したんだけど、モーニング娘。の辻希美って今年二十歳になるんだね。「え!?あの辻ちゃんが」って思いましたよ。ちょっと信じられない。よくよく調べてみたら長澤まさみなんかと同い年なんだぜ。なんか考えてしまうよな。あとマリア・シャラポワも今年二十歳みたい。こっちは逆に「え、シャラポアってまだ10代だったの」って感じたね。

柳沢発言:

異様な展開になっている「女性は産む機械」発言。「大臣として不適切な発言」と叩かれているわけだが…。

------以下発言------

なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、
女性は15~50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。
ほかからは生まれようがない。

産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、
機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、

あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。
(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。
2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。

------ここまで------

これが不適切かどうかはさておき、この発言の意味を崩さず、かつ分かりやすく「適切」に直すとすればどういう風に言えば良かったんだろう。いろいろ考えてみたんだけど、今ひとつしっくりくる言葉が思い浮かばない。「産める人」とか?なんか違うな。言葉って難しいね。あと、一部で指摘されていることだけど、これがダメなら田中真紀子が安倍晋三に向かって言った

「晋三さんは種無しカボチャじゃないですか。種無しカボチャに何がわかるというのですか!」

これってどうなるんだろう。こっちは真紀子お得意の明確な侮蔑意図だから、よりヤバイんじゃないかなぁ。まぁ、この手の問題は人によって、男女によって、感じ方が違ったりして、絶対に相容れないテーマであることは理解しているけどね。ちょっと意地悪な気持ちでこういうことを指摘したくなってしまう。俺が男だからだろうか。

この件について、テレビでもネットでも大きな話題にはなっているけど、実際は「どうでもいい」って考えている人が男女ともに最大勢力なんだろうね。俺自身、日記でこんな事を書いているのが馬鹿らしくなってきたよ。ここまで書いちゃったから、消さずに残すけどさ。

ボークス:

昨日、なんとなく横浜駅の周辺を自転車でぶらぶらしていた。ラーメン屋で遅い昼食を食べたあと、ふとボークスにでも寄ってみようかなって気持ちになったので行ってみたら、移転していた。移転って行っても横浜駅の周辺には変わりないんだけど。「せっかくだから」移転先のボークスに行ってみた。当然だけど、新しくてキレイな店内だったな。店舗面積も大きくなっていたし、今までなかったレンタルショーケースのコーナーも出来ていた。まだ空いているショーケースもけっこうあったので試しに契約しようかなとも思ったけど、売るものがないので止めた。結局ボークスでは何も買わなかったんだけど、見るだけでもちょっと楽しかったかな。展示品でTo Heart2の高坂環のドルフィーがあったんだけど、あれは凄かった。逸品だったね。しかし今のフィギュアは低価格で高クオリティーだよなぁ。ドールはあいかわらず高額だったけど。

桃井はるこ:

「HTML手書き」な桃井はるこがいつの間にやらblogを始めていた。昨今は中川翔子とか時東ぁみとかオタク系アイドルが注目されているが、この人は別格だね。俺はこの人を尊敬しています。blogでも東国原知事から「トバルNo.1」を連想するなど、才能の片鱗を伺うことができる。俺は当然、この間発売された彼女の著書「アキハバLove」も発売日に入手したよ。

本の中では幼少時のエピソードとして、女の子「だけ」のクリスマス会を開いた折、プレゼント交換会用に彼女が用意した物が「サンダーショットJr.ブラックスペシャル」(ミニ四駆。しかも限定カラー)でドン引きされたことなどが紹介されている。言うまでもないが、彼女はブラックスペシャルがレア物であることを自覚した上で用意していたようだ。やはり天才は小さいころからセンスが違うね。この本を読んで、俺はますます尊敬の度合いを深めたよ。

カエラって響きが素敵

2007-02-09 01:13:48 | Diary_7
木村カエラの最新アルバム、Scratchが発売される。なんだかんだで実はけっこうカエラファンだったりする。けっこうの俺のツボなんだよねぇ。カワイイよな。名前も好き。カオルでもカオリでもなく「カエラ」っていう意外性に強烈なインパクトがある。あと、彼女の音楽もけっこう好き。当たり外れはあるけど・・・。R&B風味のやつとかハードロックっぽいやつとかはそうでもないんだけど、ポップ系のやつはいい感じ。今回のアルバムには「Magic Music」と「Ground Control」が両方入っている。この2曲は俺の超お気に入り曲。両方とも東芝ギガビートのCMだったりする。ギガビート自体は評判イマイチで買う気にもなれないけど、CMの選曲は素晴らしい。

それでもボクはやってない

2007-02-04 03:51:40 | Diary_7
微妙に話題の映画「それでもボクはやってない」を観た。映画ながらにドキュメンタリーなノリが良いなんていう評価が聞こえてきたものだから。俺、NHKスペシャルとか好きだし。

うーん、正直思ったより面白くなかった。テーマは興味深かったんだけど、演出面がタンパクすぎて、俺の好みとは少し違ったなぁ。周防正行の作風とは愛称が悪いのかもしれない。ドキュメンタリーとしてなら面白いのかもしれないけど、これは映画だからなぁ…。でかいスクリーンで見る意義はあまりないし、ちょっと長い。かといって登場人物ごとのエピソードなどを細かく掘り下げるには時間が足りない。結果、起こっている場面場面をたんたんと映すだけになってしまっていてパンチに欠ける。

総評すると「ラーメン屋に行ったらカレーが出てきた」みたいな感じ。「ラーメンもカレーも大好きだけど、今日はラーメンの気分だったのに」と言えば分かってもらえるだろうか。

追記:予告編

毎度、映画の予告編ってのは面白そうに見せるものだが、今回も本編上映前の予告編が素晴らしかった。どの映画も実に面白そうに見えたのだが、なかでも心を奪われたのが「さくらん」の予告編。安野モヨコのマンガが原作。大抵、俺の好みに合わないモヨコ作品の中では珍しく好きなマンガだったりする。連載止まっているけど…。ストーリーは吉原に生きる花魁「きよ葉」の半生を描いたもの。遊郭っていうテーマとモヨコの絵がマッチするのよ。シュガシュガルーンなんて似合わないマンガ描いてないで、こっちを進めてくれ。

話を予告編に戻す。「さくらん」の何が良かったって、美術がすごく綺麗だったんだよ。登場人物のメイクや衣装は無論だけど、建物などのセットがすごく美しかった。予告編でチラっと見ただけなのに、すごく鮮明に頭に残っている。色彩が実に艶やかだったな。気になったので、ホームページを見てみたら、監督が写真家出身なのね。写真家っていうところで、「ストーリーはどうなんだろう」って疑問は出てくるけど、なるほど美術が良いわけだ。

付け加えて言うと、テーマソングが、椎名林檎×斉藤ネコ+椎名純平の「この世の限り」。今の俺チャートでかなりの上位曲。椎名林檎の歌ってあまり好みじゃないんだけど、この曲は良いねぇ。基本好きじゃない安野モヨコ作品の中で例外的に好きな「さくらん」のテーマソングが、基本好きじゃない椎名林檎の中で例外的に好きな「この世の限り」って事に因縁を感じたね。観るかどうかは分からないけど…。