あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

映画上映前でのひとコマ

2010-06-23 23:54:09 | 映画
話題の映画「告白」を観た。
映画自体は「観なきゃ後悔する」レベルでめちゃくちゃ面白かった。
その感想は改めて書くとして、今回は上映前の待ち時間での出来事。

俺の真後ろ辺りの席に二人組みの女性客が座っていたんだ。
なんかガールズトーク的なおしゃべりをしていたのよ。
なんとはなしに耳に入ってくる会話。内容はまったく覚えていない。

ただ、その二人組み、俺的激熱方言のひとつ、愛媛弁を使ってたのよ。
この世で一番つまらない会話であるガールズトークも、方言を使うだけで可愛く聞こえる不思議。
やはり瀬戸内海隣接県の方言は神だな。間違いないよ。

アイドル業界では数年ぐらい前から、「方言」がひとつのアピールポイントとして、定着した感がある。
そろそろアニメ・声優業界でも、萌え要素としての「方言」を導入したほうが良いのではないか…。
「聖地巡礼」ブームにより、「アニメ+地方」がひとつのムーブメントになっている今こそが、タイミングだと思うんだけどなぁ。


方言導入例?

アウトレイジを観た

2010-06-13 21:09:45 | 映画
ダンカン!ばか野郎!この野郎!

劇中のセリフ最頻出単語は「ばか野郎!」と「この野郎!」。
北野武映画の最新作「アウトレイジ」を観た。
いやぁ、バイオレンスな面白さ爆発。この映画は久しぶりのヒットだな。
なんだかんだ言っても、やっぱりヤクザ映画は面白いよ。

>「アウトレイジ」は、ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭けて激しい権力闘争を繰り広げる、北野監督7年ぶりのバイオレンス・アクション映画。
>登場人物全てが悪人という異色作となっており、激しい暴力描写に、5月に開催された第63回カンヌ国際映画祭では賛否両論飛び交う話題作となった。
マイコミジャーナル

この映画の特徴は、作品紹介にもあるように「登場人物全て悪人」ってところかな。
「仁義なき戦い」とか「極道の妻たち」みたいに「筋を通さない悪役に、主人公が鉄槌を下す」って感じのストーリーではないんだよ。
登場人物が全員好き勝手、己の欲望のために相手を貶めようとする。
従来のヤクザ映画でいえば「あ、こいつ途中で殺されるな」タイプの脇役キャラクターしかいない。

でもさ、逆にそれが良い!
ヤクザ映画で観たいのって、ヤクザ同士の「抗争」「裏切り」「復讐」とかじゃん。
変な人情ドラマとかお涙シーンは要らないわけですよ。

例えば極妻とかで、岩下志麻が、抗争相手に殺された子分の妻あたりに
「あんさんの夫のぉかたきぃ、ウチがとったるさかい~、」
「(涙ながらに)姐さん!、ほんまおおきに!」
…こういうのは観ていて眠くなる。

その意味で、この映画は「そういう偽善は良いから早く殺しあえよ」って思っていた人には最高だね。
最初から最後まで全て見たい部分。

本作は「実話ナックルズ」的なモノが好きな人にはおススメだね。
そういう世界観って下品ではあるけど、やっぱ面白いよ。



追記:どうでも良いこと。
ヤクザ映画を観ると、ついつい作品に出てくる車のナンバープレートに注目してしまう。
ちなみにこの作品は品川ナンバーでした。

はやぶさ帰還確定

2010-06-07 00:32:58 | 時事ネタ
小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還が確定したらしいね。
6月13日帰還予定とか。

イトカワの岩石の回収に成功しているといいなぁ。
やっぱ宇宙は良いね。

この「はやぶさプロジェクト」、往復50億kmの壮大な旅を、
日本宇宙開発の伝統「低予算」で実現しちゃうところがまた萌えるよね。
ちなみにプロジェクトの総予算は130億円らしい。

その金額がどんなものかと調べてみたら、
C・ロナウドのレアル・マドリードへの移籍金と同額。
あるいはアバターの制作予算の半分ぐらいの規模。
宇宙を相手にしているのに、映画制作費の半分って…。

しかもこの「はやぶさ」には絶体絶命のピンチを
これまた日本の伝統芸、「職人技」と「根性」で乗り越えるっていうストーリーがあるからなぁ。

こりゃ無条件で応援したくなるぜ。
来週が楽しみだね。




ブレイクするというのは、馬鹿に見つかる事

2010-06-06 15:53:30 | アイドリング!!!
ちょっとグチっぽい投稿。

最近AKB48の勢いがすごいね。
新曲の「ポニーテールとシュシュ」は初動50万枚だっけ?
メンバー選抜総選挙の投票券が入っているということで、「超大人買い」している人もいるみたいだけど…。
とにかくテレビつけても、雑誌開いても、電車乗っても、街を歩いていてもAKB48が目に入ってくる。

すごいなって思ったのが、最近、会社のオッサン連中がふとした雑談の中でAKB48を話題にすることがあるんだよね。
ちょっと面白いのは、そういうオッサンの会話では、「AKB48」という枕詞に続くワードがほぼ毎回「メンバーの名前知らない」ってなること。
恐るべきは「野菜一日これ一本」のCMプランナー。
オッサン層向けのCMに、これ以上ない完璧なタイミングでAKBをキャスティングしたよなぁ。

まぁ、そんな感じでAKBはすごく盛り上がっているわけだ。
それは別に良い。

問題は俺が「アイドリング!!!」ファンだと言うこと。
で、よりアイドリング!!!を楽しむために、AKBをちょっとライバル視しているってこと。

最近、会社でのちょっとした会話の中で、
「NieA君はAKB48って知ってる?」なんて聞かれたりするわけだ。
それに対して

俺_:「えぇ、知ってますよ。」
相手:「秋葉原で劇場公演とかあるんでしょ?チケットの入手とか難しいらしいね」
俺_:「そうみたいですねぇ。昔、何回か劇場行ったことありますけど、その頃は、そこまででもなかったんですけどねぇ」
相手:「へぇ、NieA君は昔からチェックしていたんだぁ。さすがだねぇ。最近ちょっと興味があるんで今度いろいろ教えてよ」
俺_:「別に良いっすよ」

まぁ何気ない会話ですよ。相手も「最近暑いね」ぐらいの意図でしか持たせていないですよ。
でもね、こういう会話をすると俺の心がさざめくんですよ。

・AKBの圧倒的な知名度を実感することによる、アイドリング!!!ファンとしてのなんとも言えないルサンチマン。
・でも、「僕はAKBよりアイドリング!!!の方が好きなんですよ」と言えないチキンなハート。
・そのくせ、「AKBは昔から知ってました」的なひけらかしをしてしまう、ダサい感じ。

いやぁ、人間の心ってのはコントロールするのが難しいね。

ま、俺は細々とアイドリング!!!を応援します。
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