あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

ブルーマンデー

2005-05-31 00:08:46 | Diary_7
休みが終わり、月曜日。仕事は今日もやってくる。緊張は解けてきたけど、楽しくなったわけでもない。仕事ってのはねぇ…。まぁ、俺はこの世界を観察すると決めたから不平不満は言うまい。

そういや、漫画喫茶でガラスの仮面を全巻読んだのだが、あまりに面白かったので買い揃えることにした。今の所半分ぐらい買ったかな。早く全巻揃えたいな。今の俺のささやかな楽しみ。

とりあえず疲れた

2005-05-27 23:34:03 | Diary_7
漫画喫茶にて書く。
とりあえず一週間乗り切りました。明日は「温情」で休みです。

さて一週間この業界を体験してみて、いろいろな事が分かりました。ここではあまり公表したくないが、裏レポートとしてデータや感想を蓄積しています。いつかは公表したいと思います。今はいろんな事情があって公表できない。誰が見てるか分からない、俺のレポートが盗まれるのは嫌だという自意識過剰な理由です。こんなblog誰も見ていないだろうけど一応ね…。

そういや同郷の人間が新しく入ってきた。仲間ができるのは精神的にかなり楽になったね。本当に救われた気持ちだ。

まぁ、何はともあれ、お疲れ様、俺。

せっかく漫画喫茶にきたわけだし、「ガラスの仮面」の続きを読まなくては。この漫画めっちゃ面白いね。

追記;なんか書いていて気づいたけど内容が前のエントリーとそう変わらない。いや、本当はもっと長い文章書いたんだけど、俺自主規制により公表できないとの理由から当該部分を切り取ったからなんだけどね。

憂鬱な日々

2005-05-25 22:32:51 | Diary_7
仕事が始まって数日、まだほとんど何もやっていないし、早い帰宅を許されている。が、精神的にキツイ。この業界、研修もなければ同僚もいない。しかも、見知らぬ土地。頼る人もいない。精神力が試される日々が続いている。

しかし面白いのは、卒論で1年かけても見えなかったものが、たった数日の現場で見えてくる。今はまだ公表できないが、ちゃんと記録はしていくつもり。俺修論は必ず完成させたい。

ガンバレ俺!「夢」ってのは大変だ。少なくとも珍しい体験はしているはずだ。

恐ろしい子

2005-05-21 21:19:33 | Diary_7
この間久しぶりにマンガ喫茶に行ったのだが、ふと「ガラスの仮面」を読むことにした。たまたま俺の座った席の近くに並んでいたってのがきっかけ。前々から読もうと思っていたのだが、巻数が多いので踏ん切りがつかずに今日まで過ぎていた作品だ。で、読んだ感想だけど、面白いんだこれが。今まで読まなかったことを後悔したね。名作と誉れ高いだけのことはある。読み進めるごとに次の展開が気になってやめられない。最初、マンガ喫茶に3時間の予定で入店したのに、気が付けば6時間以上たっていた。

「美内すずえ、恐ろしい人」

サンプラザ中野

2005-05-19 22:04:13 | Diary_7
今日は近所を探検したついでに中野ブロードウェイに行ってみた。まさにサブカルの聖地、「まんだらけ」本店を始め、様々なそれっぽい店がビルの中に押し込められていた。あのカオス感は大須に似ている気がするな。大須を積み上げたとでもいいましょうか。

面白かったのはビルの中を普通に「メイド」が歩いてたこと。でも周りに溶け込んでたので違和感なし。他にも「メイドゲーセン」なるものも発見。何かと思えば店員がメイドってだけみたい。なんでもメイドにすりゃ良いってものでもないだろって思った。

とりあえず面白かったよ。

巣作りドラゴン

2005-05-18 18:35:05 | Diary_7
東京に来た初日、東京の大学に入っている友人と新宿で飲んだ。実は新宿には行ったことがなかったので、内心ちょっとビビってた。ほら、だって歌舞伎町のイメージって怖いじゃん。青竜刀を振り回す三国人とかやくざとかボッタクリとか…etc.。

実際に友人と行って見たら、何のことはない普通のデカイ街だった。ま、歌舞伎町の裏側だったから綺麗な方しか見ていないけど。その友人ってのも新宿にはたびたび来るけど、歌舞伎町には行ったことがないらしい。

18時ごろに連絡を取り合って、19時に駅で待ち合わせることになったのだが、そこは「おのぼりさん」、どれぐらいに向かえば良いのか分からなくて、早く着きすぎた。俺の利用駅である荻窪からは10分ちょいで新宿まで行けちゃうようだ。

一方の友人は調布から京王線で来るのだが、「人身事故」が発生。大幅にくるのが遅れた。早く着きすぎた俺と遅れた友人の合わせ技で、結局1時間以上待った。しかし「人身事故」とはまさに東京。変なところで「東京生活」を実感したよ。

しょうがないから本屋で時間を潰すことにした。なんかオシャレな店だった。書籍数も多い。そして人も多い…。「のだめ」の最新刊が出ていたのでゲッツ。

さて友人と会い再開を喜んだ後、飲み屋に出かける。思い出話や東京暮らし、最近の出来事などいろいろと話をして盛り上がった。知らない土地に知り合いがいるってのはなかなか心強いね。終電ギリギリまで飲んだよ。

とりあえず、楽しめたからよかった。新生活へ幸先の良いスタートを切れたと思う。

引越しについて:
この間引越しをしたばかりなのに、またやる羽目になるとはね…。

荷物が届き、本格的に巣作りをはじめたのだが、狭い!予想はしていたけどやっぱり辛い。モノに溢れている街なのに、それを置いておく場所がない。ベテラン東京人はいったいどうやって収納しているんだ?

どうも俺が今まで育んできた「広い」の感覚とここでの「広い」にはズレがあるようだ。それを示す一例として「家」についての認識があげられるかな。俺の感覚での「普通の一軒家」ってのは金持ちが住むところらしい。俺が「たいした家じゃないな」なんて思ったりする家の車庫を覗くと高級外車が駐車してある。つまり俺の考える「広い家」に住む人は「大金持ち」ってことのようだ。ホント狭いよここは…。


一昨日の買い物:
「のだめカンタービレ 第12巻」
面白い巻だった。「のだめ」と「千秋」のエピソードがバランス良く入っていたと思う。

東京暮らし開始

2005-05-16 14:49:08 | Diary_7
東京の新居に到着。と言っても荷物は明日届くので、今晩は寝袋で一泊することになる。コンクリートジャングルにアタックする冒険家の風情ってか?しかし荷物が何もない状態ってのはちょっと寂しいな。やることないし…。

こうなることは予想できていたのでラジオを手荷物で持ってきている。今の所唯一の家電。つけてみると、さすが東京、全局感度抜群。こんなクリアにキーステーションを聞いたのは初めてだ。

一人暮らしも2回目だし、前回よりもスマートに暮らしたいものだ。ガンバルゾ!

オラ東京さいくだ

2005-05-13 01:38:35 | Diary_7
もう後戻りできないところまで来てしまったので、blogに記す。

今月の16日より俺は東京で暮らすことになる。しかもその目的がアニメプロダクションに就職するため。薄給激務の代名詞たる業界に入るために高物価高地価の代名詞たる土地へ移り住む。それの意味するところは、「貧乏」。この日記の由来ともなった作品のテーマに合致してしまうことがなんとも皮肉なものだ。

実はこの話は卒業式の前から進めていた。ほとんどが「優」を取る我が大学の卒研考査において「可」というすばらしい評価を受けた俺の卒論。いや、その評価は間違ってないと思うよ。なんせギリギリの時期に突貫で書き上げた物だからね。でも俺が卒論で言いたかったことは結構本気で考えていたんだよ。で、何の因果か俺の身が宙ぶらりんになったものだから、いっそ俺の主張を実践してみるかって思ったわけだ。

俺の卒論の口頭試問では、独自の研究がないって言われた。「生の現場の声を聞かなくてはいけない」といったことを指摘されたのを覚えている。さらに進んで大学院の修士論文では、引用だけでは認められなくて、自分の独自研究を入れなくてはならないらしい。

大学院は2年で修了する。実は俺が東京で暮らすアパートは2年ごと更新で契約してある。さらに今回は、ごみのことを考え、家電もレンタルサービスを利用することにした。この契約も2年だったりする。つまり住居関係で損をしないためには、2年以上東京に住まなくてはいけないってわけだ。そこで俺は大学院に行く感覚で業界を見てくることにしたよ。成功するかしないかはとりあえず2年先まで考えない。

薄給激務で知られる業界に入るに当たって正直相当悩んだ。自分はなんて愚かなことをしようとしているのだろうと考えると夜も眠れなかったりした。しかし、大学院に行くと考えることによって「挫折しても良いじゃん」って思えるようになった。やる前からこんなネガティブでどうするって気もするけど、「夢を追う」って実践してみるとかなりキツイもんだ。何も考えてないバカは知らんが、俺みたいな小物小市民には、精神にある程度の遊び部分を持たせないと気が滅入るわけよ。だから「勉強しに行く」ってスタンスは俺の精神安定にとって重要だったりする。

ま、そんなわけで単位も学位もでるわけではないが、俺の修論テーマっつうことで「続・コンテンツ産業のビジネスモデル」を頑張ってみようと思う。2年もやりゃそれなりに見えてくるものもあるでしょ。(2年持たない可能性もあるが…)

追記:俺はかねてより「いつかは吉祥寺に住みたい」って言ってきた。実は今回俺が住むことになった場所は吉祥寺に近い。荻窪と吉祥寺の間ぐらいでどちらの街にも自転車でいける。ちなみにリリアン女学園が「あるはず」の場所にも近い。変なところで俺の夢がかなってしまった。うれしいけど、待ち受ける未来のことを考えると…ね。

異色のコラボレーション

2005-05-10 13:19:57 | Diary_7
電車ってのは時間のつぶし方を試される乗り物だ。音楽を聴くのか、携帯をいじるのか、はたまた書籍や新聞を読むのか…。考えてみれば日本で発展してきたそれらの業界は、これまた世界に類をみないほど発展した電車との親和性が高い。日本で「ヒット文化」を作り出すには「電車」ってのがキーワードになってるのかもな。そういや「電車男」ってのもヒットしたしね、俺は読んでないけど…。

さて、俺も最近電車に乗ったのだが、電車内での暇つぶしのためにキヨスクを物色。ふと目に付いた「週間プロレス」を購入した。プロレス雑誌を買ったのは人生で2度目。最初に買ったときは「面白くてしょうがないプロレスをもっと知りたい」っていう前向きな購入。今回は「俺の中で飽き始めているプロレスの現状でも確認しておくか」っていう後ろ向きな購入。

ネガティブな思想で買ったプロレス雑誌だったけど、いざ読んでみると初めて買ったときよりも面白く感じた。最初のときはぶっちゃけテレビで見る「ワールドプロレスリング」しか知らなかったから、新日本プロレス以外の団体の記事がちんぷんかんぷん。読めるところが少なかった。でも今回はマイナー団体も含めてそれなりに知識を持っているから全体的に楽しめたわけだ。雑誌ってのは読者が「中途半端な知識」を有している時に読むと一番面白いんだろうな。知らなすぎると意味不明、知りすぎると物足りない。

ちなみに雑誌の内容はというと、選手のインタビューだったり、興行のレポートだったりと何の変哲もない普通な感じ。ただ俺の中で一つ気になる記事があった。なんでも議員で有名なグレートサスケの主催団体、「みちのくプロレス」が植物学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授とともに「植樹祭」なるチャリティーイベントを行ったとか。

わざわざ「マスク・ド・植樹マン」「破壊デビル」なる選手をデビューさせ、プロレスの試合を通じて子供達に環境保護の大切さを訴えた。宮脇昭先生の講義やメインイベントである植樹もやり、まさに「まじめ&エンターテイメント」なイベントだったようだ。

このイベントは学ぶべき点がある。まず、プロレスと学者っていうコラボレーション。俺は想像もしなかったよ。どんなものでもコラボってできるんだなぁ。固定観念を壊すってのは大切なことだよね。プロレス的にも新しいファンを開拓できたかもしれん。学者側から見ても有益になったはず。つまらんボランティアに「面白さ」を加味させることでエンターテイメントにしてしまう。また、プロレスファンを植樹に向かわせたってのも収穫だ。

こういうのって幅広く応用できそう。プロ野球や男子ゴルフ、献血団体なんかも見習うべきだね。俺も頭に入れておこう。

「みちのくプロレス」は現在、資金繰りに苦しんでいるみたいだががんばれ、なんか立派だぞ。

追記:雑誌みて初めて知ったんだけど、今の女子プロってかわいいのが増えた気がする。全女も倒産して、もはや女子プロなんて風前の灯だけどね。ランブルローズばりにかわいいの揃えられたら人気も回復するかな?

昔ボーリング場でバイトしてた

2005-05-06 09:51:32 | Diary_7
JR福知山線の事故から連日連夜マスコミはJR西日本叩きを繰り返している。しかもどのテレビ局も報道の切り口が同じ、「JR西日本は悪だ」。これでは何のために放送局が複数あるのか分からん。よく北朝鮮を見て「あそこには言論の自由がない」とか言うけど、少なくとも日本のマスコミにも言論の自由はなさそうだ。

安全検証やら原因究明やらが(マスコミ的に)一段落したところで、今度は攻撃対象をJR職員にシフトしてきたようである。どこで仕入れた情報なのやら今日の放送は全テレビ局が「事故当日、JR西日本の職員がボーリング場で宴会をしていた」と報じている。当たり前だが論調は「不謹慎だ、けしからん」。

関係者の心情を考えれば怒るのも分からんではないが、…別にいいじゃんってのが俺の意見。ある面では遊ぶべきだとすら思う。だってマスコミが言ってたじゃん、「電車は命を預かる仕事だ」「過度のストレスとプレッシャーが事故につながった」ってさ。大体、天王寺と尼ヶ崎って離れていて、天王寺の職員がどうこうできるわけでもないし。

福知山線は不幸にも事故を起こしてしまった。したがって他の路線を預かる職員はそれを教訓に再発防止に努めなくてはならない。で、検証の結果ハードワークが事故を招く一因になったようだと分かってきた。だとしたら現場職員はそれを教科書に行動するべきだ。つまり「休む」「リフレッシュする」ことが再発防止につながるということになる。それを叩くのはお門違いってもんだろう。

事故の直後だって他の路線は通常通り運行している。それなのに、関係のない路線の人間にも緊張を強いたら第2の事故が起こらないとも限らない。天王寺なんて都会だから危ないぜ。だからこそ事故対応はその関係者に任せて、車掌や運転士は何事もなかったかのように過ごすのが一番望ましい。

F1なんか良い例ではないだろうか?例えマシントラブルでエンジニアやメカニックが連日徹夜のハードワークをしていても、ドライバーは休む、リラックスする。なぜならドライバーの仕事は速くそして安全に走りきることだから。「休むことも仕事のうち」ってわけだ。「メカニックが苦労しているんだからドライバーも空気読め」では良い結果は生まれない。

今回の事故で責任を取るべき人間は責任を取らなくてはいけないと思う。こういうときのための「責任者」なわけだからね。しかし、関係ない人間にまで責任追及することは絶対にすべきではない。それが安全につながる。

追記:もしJR西日本が安全対策として「定時運行はしない」「本数を減らす」とか言い出したらマスコミはどうするつもりだろう。「たかが1分の遅れ」とかマスコミは言ってるけど時間に一番うるさいのってマスコミ関係者じゃん。

追記2:テレビの放送で献花にきた人がJR職員を罵倒するシーンが流れた。しかも罵倒した人は事故とは無関係っぽい。こういう人が第2次大戦とかで「兵隊さんがお国のために働いているのに、贅沢とは何事か」なんていいながら、市民に無駄な疲弊をもたらしたんだろうな。日本の「ムラ社会構造」はグローバル化の時代でも健在か…ハァ。