ニコンの新しい一眼レフD90。実はちょっと欲しいとか思っちゃっている。
正直いうとスペックなんて良く分からないし、今使っているカメラにも特に不満はない。
でもなんとなくイメージだけで欲しいと感じている自分がいる。
なんでこんな気持ちになるのか…。
いや、こんなこと書いているけど自覚している。多分CMの影響だ。
ニコンのCMって単にキムタクを起用しているってだけじゃなくて
凄く斬新で計算されていると思うんだよね。
何が斬新かって、他社メーカーのCMではロケーションが屋外中心の中、
ニコンは屋内なんだよ。この発想がスゴイ。
さらにいうと、一般的なカメラのCMって写真を撮るシーンなんかを中心に据えて
「その瞬間を切り取れ」的な内容にしているじゃん。
その点ニコンは違う。
CMではキムタクが無駄にカメラをいじり回しているシーンが続く。
これは要するに、カメラを写真を撮るための道具として捉えるのではなく、
「所有する喜び」を与えてくれるアイテムとして表現しているんだな。
ニコン
D300のCMでの
バーテン:"Is that a Nikon?"
キムタク:"Yeah, it's my treasure"
がそれを端的に表していると思う。
で、今回のD90でもやっぱりキムタクはカメラを無駄にいじっている。
それを見ていると、必要なくても「なんか良い物持っているなぁ」と思っちゃうわけさ。
カメラを道具として考えた場合、現在自分が持っているカメラでも十分「足りている」わけだから、新しい物を紹介されても別にいらないけど、
「持つ喜び」を与えてくれる「ニコン」だったら必要なくても欲しいと感じるわけ。
ニコンのCMを手がけたプランナーはスゴイよ。上手い事考えるものだ。
ニコンD90のCM: