あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

かわいいは正義

2006-09-27 00:01:13 | Diary_7
それゆけ!女性自衛官」というシリーズのコレクションフィギュアが出るらしい。売れそう…。
過去には全日空が、女性客室乗務員フィギュア(付き乾燥スープ)「ANAユニフォームコレクション」ってのを出して凄い人気になっていたし…。

なんか思うんだけどさ、制服を着た(かわいらしい)女の子をフィギュアにすればなんだって売れそうな気がするよ。まぁ、別にあえて制服にこだわらなくても、かわいけりゃ何でも良いってところはあるけどね。

17歳と9131日

2006-09-25 23:20:29 | Diary_7
井上喜久子が17歳と300ヶ月目の誕生日を迎えられたようだ。おめでとうございます。

「永遠の17歳」という素敵な考え方を示された教祖様の誕生日とあっては、お祝いせずにはいられないな。ちなみに俺もこのシステムを借用させていただいた結果、21歳で年齢が止まった。

しかし17歳教とはなんて素晴らしい教義なんだ。これを信じるだけで「老化」という、ブッダも、秦の始皇帝も、フリーザ様さえも克服することが出来なかった問題を解決することが出来る。実際教祖様も驚異的な若さを保っていらっしゃる。また、「自分は17歳」と言い張るだけで良いっていう敷居の低さも素晴らしい。

マジメな話、人間が若さを保つためのポイントのひとつは自分が若いと言い聞かせることだと思うわけよ。内面が若いと外面にも影響が出るもんだ。心が老け込むと老化は確実に早まる。いつまでも若い人ってのは、生活も若かったりするじゃん。

「歳をとる」と「老ける」ってのは必ずしもイコールではない。心がけ次第では年齢を重ねても老化はしないはず。その面において17歳教ってさ、内面の若さを維持するための一助になるよ。

俺もこの先何年経っても、教祖様と同じように、違和感無く「21歳です」って言えるような人生を送って行きたいものだ。

萌え萌えじゃんけんをする

2006-09-24 02:48:25 | Diary_7
今日、東京に遊びに来ていた大学時代の友人と秋葉原の「@ほぉ~むカフェ」に行ってきた。かねてより「行ってみようぜ」て話し合っていたんだが、今回それを実現した形だ。俺は以前一人で行ったことがあったのだが、その時はアクシデントがあっての想定外の出来事だったので、今回が事実上の初体験になる。ちなみに連れの方は文字通りの初体験。

朝、10時30分ごろに家を出る。前日の夜中から7時近くまでだべっていてたので疲労でかなり体が重い。前日段階では「メイドさんと写真なんか撮っちゃう?」なんて言ってかなり盛り上がっていたのに、当日になると眠けと疲れでテンションダウン。正直、「家を出るのだりぃー」って思ってました。それでもなんとか「せっかくだから」を胸に歩を進める。

11時過ぎに秋葉原について、一路店まで。開店前にもかかわらず、すでに大勢の人が待っていた。まぁそれについてはある程度予想していたので、別段驚きとかそういうものは無かったけど、うれしい誤算がひとつ。俺はてっきり開店まで店の前で行列をするものとばかり思っていたのだが、この店では待合ロビーがあって、そこで順番までの時間を快適に過ごせるというシステムを採用していたのだ。ロビーでは色々なグッズが売られていたのだが、中でもお歳暮みたいなセット(¥4,800)は圧巻だったな。

ロビーで30分ほど待ち、「ご帰宅」の順番が回ってくる。残念ながら通された席はあまり良い場所ではなかった。メイドさんが注文を聞きに来たので、俺は無難にアイスコーヒーをセレクトする。前回の体験ではメイドさんがシロップとミルクを入れてくれたので今回もその心積もり。前回同様ちょうど良いところで「ストップ」って言えばいいんだよなって考えていた。…と思ったら違った。

「シロップを入れますのでちょうど良いところでニャンって言ってくださいね♪」(猫のポーズ付)

進化してやがる…。向こうが可愛らしく「ニャン」とか言うのは、ありそうだなとは思っていたが、まさか俺がやることになるとはね…。ちょっとびっくりしたよ。ちょっと動揺しながらもメイドさんの指示通り「ニャン」って言いましたよ。「ニャン」をやった辺りから眠気は完全に飛んだね。やってみたらなんか楽しい気持ちになってきた。すごくこそばゆい気持ちになるんだけど、それが結構心地よいのよ。これは幼児プレイの一種と言えるかもしれん。

その後しばらくはこれといったイベントも無く普通にメイドさんにハァハァしていたのだが、突然「よろしくおねがいします」とメイドさんにタンバリンを渡される。何事かと事態の推移を見守っていたら「おたのしみ会をはじめま~す」との事。「萌え萌えじゃんけん」の始まりだ。

「萌え萌えじゃんけん」とは要するに普通のじゃんけん大会なのだが、店独自の作法があって、単に「じゃーんけーんぽーん」とやるだけではないのだ。以下、その作法…

@ほぉ~むで
(左手に右手をのせてゆっくり大きく左右にふる)【@のポーズ】

萌え萌え
(両手にコブシを握り、顔の両側で上下にふる)【猫さんのポーズ】

じゃんけん
(両手はチョキのカタチで、顔の両側で二本の指を上下に動かす)【カニさんのポーズ】

じゃんけん
(頭の上でウサギの耳を作って両手を上下に動かす)【ウサギさんのポーズ】

ポン!
(片腕を突き上げてジャンケン)

レクチャーを受けた後、一回練習をやってからいざ本番。勝つと景品がもらえるようだった。俺は勝つ気満々だったのだが、結果はあいこ。あいこは負け扱いなので、つまりは負けてしまった。「ホントはチョキを出すつもりだったんだよぉー」とまるでガキのような言い訳をする。「ニャンコーヒー事件」に加えて今回の「萌え萌えじゃんけん」で、妙なテンションになっていた。俺は元々大人っぽい方ではないが、あの店内では精神状態が完全に子供だったね。

その後もなんやかんやといろんなイベントがあったのだが、書くと長くなるので割愛。

今回の体験で理解したのだが、「@ほぉ~むカフェ」の真髄はそういう恥ずかしいノリにあると思う。普段だったら絶対出来ないような恥ずかしい行為があの店では割と平気に出来る。で、それが面白さの肝なわけよ。そういう意味じゃ楽しみ方はディズニーランドと同じだ。大人が幼児化するという部分では共通する。方向性は違うが本質的なところは変わらない。

ディズニーランドがテーマパークの王として君臨しているのは、徹底的に現実を廃して、完全なファンタジー空間を作ったからだ。@ほぉ~むカフェがメイド喫茶界の王として君臨しているのも、やはりファンタジーを追求した結果なのだろう。その徹底した恥ずかしさが受けているのだと思う。「完全メイド宣言」は伊達じゃないってか。

追記:
今回一緒に行った友人。ありがとう。また何か面白いことをやりましょう。あと次こそは美味い物を食べに行きましょう。

ハロモニのススメ

2006-09-17 20:16:41 | Diary_7
風邪でグロッキー状態の今、出歩く気にもなれず、ゴロゴロしながらテレビを見ていた。日曜日ということでよせば良いのに、ムカつくのが分かりきっている田原総一郎を見る。今回は、(結果の見えている)総裁選候補討論と言う見る気が起きない特集に加えて、不沈空母中曽根と田原の対談という、輪をかけて見る気のしない特集が組まれていた。当然そんなものをマジメに見るつもりもなく、「寝ながらテレビを見る」というよりは、「テレビをつけっぱなしにして寝る」という表現に限りなく近い視聴スタイルをとっていた。

サンプロも終わり、いつものように何かやっていないかとチャンネルをカチカチと変えていく。通常だと「見るべきテレビは無い」との結論に達し、テレビ切ることが多い。しかし今回は何か活動的なことをしようという気になれない。かといって何もしないというほど死んでもいない。そうなるとせいぜいテレビを見るぐらいしか、思いつかない。しょうがないから無理矢理テレビ番組を探す。で、最終的にテレビ東京で放送していた「ハロー!モーニング。(ハロモニ)」を見ることにした。何も考えたくなかったので、同時間帯に放送していた番組の中で一番頭の悪そうな内容ということで選んだ。

俺のモー娘知識はLOVEマシーン以来更新されていないので、番組に出演していたメンバーのほぼ全員が知らんやつら。すぐに分かったのは吉澤ひとみと石川梨華ぐらい。俺の中では下っ端イメージの吉澤&石川が全体を仕切っていたんだけど、その姿を見るにつけて思わず「時代は変わったなぁ」とオッサン発言をしそうになったよ。

さて、そんな「俺の知らないモーニング娘。」が織り成す番組、ハロモニ。番組内容はいかにも日曜日にやっていそうなバラエティだ。クイズをやったり、どこぞへ出かけたり、何かに挑戦したりetc.…。特段書くべきこともないいわゆる「くだらない番組」。でもさ、正直ちょっと面白かった。これは俺の体力や気力も関係しての「面白かった」であって、決して本当の意味での面白いではないと思うんだけど、なんか良かったよ。

芸人系番組のハードなノリのバラエティではなくて、アイドルってことで手加減された構成が、日曜日の午前中にボーっとしながら見るに丁度良い。意外だったのが、メンバーがそれなりに気の利いたトークをしていたってこと。全編「キャー!」で終始するものだとばかり思っていたから少し見直した。やるな、モーニング娘。

今回サンプロ→ハロモニと連続視聴したわけだけど、ハロモニの方が面白かったよ。田原総一郎は豊富な知識に裏打ちされた立派なトークをするけれど、見ていて不愉快になる。モーニング娘のトークは中身は無いのかもしれないけど、けっこう楽しめたぞ。

いっそ、サンプロにモーニング娘を呼んで、日本の未来について徹底討論させたら面白いことになるんじゃねえか。政治家や学者では考えもしないアイデアが飛び出すかもよ。

♪ニッポンの未来はWOW WOW WOW WOW. 世界がうらやむYEAH YEAH YEAH YEAH だよ。

超こち亀

2006-09-16 14:32:27 | Diary_7
寄稿者一覧:

相原コージ        
天野明
天野こずえ
天野洋一
荒川弘
荒木飛呂彦
あろひろし
池沢さとし
一条ゆかり
一本木蛮
いとうみきお
稲垣理一郎・村田雄介
井上雄彦
岩代俊明
臼井義人
うすた京介
うすね正俊
梅沢春人
江口寿史
大石浩二
大暮維人
大場つぐみ・小畑健
岡野剛
尾田栄一郎
かずはじめ
桂正和
叶恭弘
神尾葉子
河下水希
岸本斉史
久保帯人
くらもちふさこ
寿らいむ
許斐剛
小林よしのり
コンタロウ
里中満智子
澤井啓夫
三条陸・稲田浩司
島袋光年
杉田尚
鈴木信也
曽山一寿
空知英秋
大亜門
高橋和希
高橋陽一
高橋よしひろ
武井宏久
ちばてつや
つの丸
冬目景
冨樫義博
徳弘正也
とみさわ千夏
西義久
萩原一至
原哲夫
樋口大輔
平松伸二
藤井みほな
藤崎竜
藤島康介
北条司
星野桂
星野久宣
増田こうすけ
松井優征
水島新司
水野英子
宮下あきら
望月三起也
本宮ひろ志
森川ジョージ
森田まさのり
森本梢子
矢口高雄
矢代まさこ
やなせたかし
矢吹健太郎・長谷見沙貴
山本貴嗣
吉田戦車
和月伸宏

合作漫画執筆者:

さいとう・たかを
モンキー・パンチ
ゆでたまご
鳥山明
うすた京介×澤井啓夫×大亜門×大石浩二

アシスタント体験レポート:

石塚2祐子

うーん、さすがこち亀。

デスクリムゾン

2006-09-15 22:48:59 | Diary_7
それは10年前のことであった

「ダニー、グレッグ、生きてるかぁ?」
「あぁ、なんとかなぁ」
「上から来るぞ、気をつけろぉ!」
「こっちだ、越前」
「なんだこの階段は」
「とにかく入ってみようぜぇ」
「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ」

こうして越前康介はクリムゾンを手に入れた

失って分かる健康のありがたさ

2006-09-13 22:04:22 | Diary_7
セキが止まらん。
鼻水も出始めた。
間違いなく風邪の諸症状だ。
ここのところ急に冷え込んだ上、体力的にも落ち込み気味だったから一気に来たな。

鼻風邪は、思想なんかよりずっと多くの苦痛を与える。
ルナール

病気は千もあるが、健康は一つしかない。
ベルネ

健康な人は自分の健康に気がつかない。病人だけが健康を知っている。
カールライス

健康な人には病気になるという心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。
寺田寅彦

めげそう・逃げそう・諦めそう
タナー・カリエ

もうだめぽ
やすだゆういち

未来の宰相閣下と握手する

2006-09-10 01:14:28 | Diary_7
今日は「国民」になってきたよ。

テレビを見てたら自民党総裁候補の立会演説会がやっていたんだ。何気なく見ていたんだけど、最後になって司会者が「本日、秋葉原電気街口で街頭演説会をやります」みたいな事を言った。「お、面白そうだ。行ってみよー」とホンダ・ゼストのCMみたいなノリで今週も秋葉原に繰り出す。ここのところ毎週のように行っている気がする。しょうがないじゃん、だっていつも何かやってるんだもん。楽しいんだよ!

さて、本来ならここで税金だの外交だの云々を書くところなんだろうけど、書きません。アキバらしく「政治活動」ではなく「芸能イベント」として見る。

まず最初に受けた感想は人が多い。テレビや新聞などメディアも多い。ポリスやSPなどのスタッフ(?)も多い。総裁候補以外の政治家も多かった。チラッと見えただけでも平沢勝栄と石原伸晃が確認できた。ついでに永田町で良く見る黒塗りの「先生用車」も多かった。テレビとかの下馬評では安倍晋三が圧勝って報道されているけど、今回の街頭演説の会場は秋葉原。"ローゼン"麻生のホームタウンってことで彼の人気も凄かった気がする。「秋葉原のオタクのみなさん、お力添えありがとうございます」と住人への配慮も忘れない。演説では得意のサブカルネタなど「地域に密着した」話題で聴衆を沸かす。

演説が終わり三人が現場を去りながら近くにいる「国民の皆様」と握手していたんだけど、場所が良かったのか三人全員と握手をすることができた。とりあえず、誰が当選しても「俺、総理大臣と握手したことがあるぜ」って言う事が出来るな。

アイドルも政治家も好感度が命だと思うんだけど、その点でのみ評価すると、個人的には人気がないとされている谷垣禎一が一番良かったよ。さわやかなイメージを醸し出していたし、何より笑顔が素敵だった。別にこれに限った話じゃないけど、テレビ越しではなくて直接見ると空気感みたいな物も感じることが出来るから、違う印象を受けるんだよね。

例の「加藤の乱」での
「加藤先生、あんたが大将なんだから、行っちゃダメだ!」

これってテレビで見ると爆笑映像に区分されるような気がするけど、直接その現場にいたら貰い泣きとかしちゃうのかもなぁ…。

逆に総裁当確とされている安倍晋三はあんまり良くなかった。近くで見てもいまいちオーラを感じることが出来なかったよ。スター性って言う意味では微妙だったなぁ。トークもなんか冴えないし、表情もつまらないし…。

俺が今回の「トークライブ」で受けた政治云々を抜きにした評価は

タニー>太郎>しんちゃん

メディアで言われている評価と間逆になったな。まぁ俺が個人的にタニーを応援しても投票権を持っているわけでなし、総裁選には何の関係もないんだけどね…。

セカンド・オピニオン

2006-09-03 17:29:58 | Diary_7
医療の現場ではセカンド・オピニオンという言葉が数年前よりクローズアップされている。しかしこれは別に医療に限ったことではないはずだ。ってなわけで、偶然に体験した占いに対するセカンド・オピニオンを求めるべく、今日も占いをしてもらおうと思い立つ。どのような見解の違いが現れるのか、多少いじわるな興味が湧いてね。

最初は、「新宿の母」という業界で有名な占い師に占ってもらおうかなって考えていた。しかし調べてみると診断料が5000円と高額な上に、待ち時間もすごいらしい。しかも客のほぼ全てが女性。女性の行列の中に長時間並ぶのはさすがにつらいなぁと思い断念。俺の乏しい占い知識では、他に占い情報を知るわけでもなく、今回のいじわる企画はさっそく頓挫してしまった。

「つまらんなぁ」とふてくされながらテレビをつけたら、なにやら秋葉原を特集している情報番組がやっていた。「あいかわらずのイタイ番組構成だなぁ」とボーっと見ているうちに、あることを思い出した。

男性向け占い屋が秋葉原にあるではないか!

メイド占い「アルミネア」

以前、秋葉原でビラをもらって「世の中には変な商売もあるもんだ」と笑っていたことを思い出してね。(過去日記参照:ビラ配り)
ここなら占いのセカンド・オピニオンを聞けるうえにネタ的にも面白そうだ。これはオイシイなと思い一路アキバへ向かう。

で、やってきましたよ。「メイド占い」を。

ここのシステムでは、まず在籍しているメイドさんから好きな娘を指名する。そうしたら指名したメイドさんと占いブースに行き、そこでカード占いをしてもらうという物だった。で、最後に手書きの診断書をもらって終わりという流れ。この診断書には2種類あって、価格が若干違う。普通版(1500円)と、メイドさんとのポラ写真を撮ってもらえる豪華版(2000円)。

参考:メイドさん的Blog(メイドブログ)
   メイド占い アルミネア メイドさんに占ってもらった

無論俺は「ここまで来て中途半端なマネはできん」と、迷うことなく豪華版をチョイス。

俺が占いを申し込んだときはたしか4人ぐらいの指名可能な「メイド占い師」がいたんだけど、その中からえみりちゃんを指名。この指名という行為は多少照れくさかったな。後は「ご主人様」からはじまる一連の「メイド語」で例の占いブースに行き、そこで占ってもらったよ。

で、その結果:

「今、悩みごとなどありそうですが、努力や前につき進む気持ちによりどんどん、みりょく的になれそうです!!近未来にとても縁のある女性があらわれ、お仕事面でも色々そうだんすることにより、upしていきそうです。頑張って下さい」(文章の周りはハートマークが一杯描かれている)。だそうです。

占いの結果もさることながら占い自体にも特別なことは何もなく、占い師がメイドさんって事以外は、普通の占いと基本的には変わらなかったな。でも、実際に体験してみて、この商売の本質が少し分かったよ。占い師がメイドさんでなくてはならない理由はたしかにある。

前回の日記で、占いはカウンセリングの要素が多聞にあると書いた。普通の占い屋では人生経験を積んでいるっぽい、いかにも霊的パワーのありそうな人に背中を押してもらうことで勇気をもらう。しかしメイド占いではそういう要素よりもむしろ、かわいいメイドさんに「頑張って!」って言ってもらうことで癒されるという意味合いの方が強いような気がする。

例えるなら、一般占いでは試合前の選手がコーチに「お前は出来る!」って叱咤激励をしてもらうのに対して、メイド占いは女子マネージャー(あるいはチアリーダー)なんかに、「~クンなら絶対大丈夫だよ!ワタシ、~クンがいつも練習頑張っていたのしってるもん」なんて言ってもらう様な感じかな。

ま、要するに頑張れって言われるのは一緒なんだけど、その応援のされ方に違いがあるってことだな。

やっぱ、こういう事って実際に体験してみないと分からんものだなぁ…。

追記:今回えみりちゃんとの占いの中で、軽い雑談なんかもあったわけだが、その中で美味しいケーキの情報をいただく。なんでも西荻にあるこけし屋のミルフィーユが美味しいんだとか。さっそく、こけし屋に行ってそのミルフィーユを買ってきましたよ。確かに美味かった。

手相を見てもらう

2006-09-01 23:37:18 | Diary_7
今日の帰宅途中、いつも駅前いる占い師に手相を見てもらった。別に占ってもらおうと思っていたわけではない。ただ、占い師の横を通り過ぎるときに急に声をかけられてね。いわく「前々からあなたに対して気になっていることがあるんだけど。良かったら手相を見せてくれない?」と…。占い師は俺のオーラ的なものを感知して声をかけたと言っていたけど、実際は俺の表情を見て声をかけたんだろうな。実はその時の俺はひどく落ち込んでいた。おそらくは俺の落ち込みが顔に出ていたんだろう。それで声をかけてきたのかもしれない。占いのお代は2000円。少し高いような気もしたけどこれも体験。「せっかくだから」と占ってもらうことにした。気分もダウンだったし、正直、何かにすがりたいって気持ちもあった。

で、占いの結果だけど、どうも俺は何か事業を起こしたりすると良いみたい。28歳ごろに強烈な引き合い、出会いがあって運気もそこに向かってぐんぐん上昇しているらしい。40代ぐらいになるころには大物になってるかもだって。後、とりあえず一生、お金に困ることはないらしい。経済的には恵まれた星の元に生まれているんだそうだ。なんでも先祖代々より霊的に高貴な家柄のようで、そういう加護が強いんだと。ただし、家柄の良さが仇になって異性運はイマイチだとか。でもまぁ、異性運に関してはまったくダメってことではないらしく、そういう家でもやっていける「しっかりした女性」が俺には合うようだ。

まぁこういう占いで、「あなたの運命は並です」なんてことは普通言わないだろうし、もしかしたら毎回似たようなテンプレートを使っている可能性もあるなぁと、話半分に聞きつつも、やっぱり良いことを言われると嬉しくはなるね。

さすがプロの話術と言うべきか、話を聞いていると気持ちが軽くなっていくんだよ。運命云々の話に混ぜて、お悩み相談的なアドバイスもしてくれるんだけど、これが良いこと言うのよ。その内容を文章で書いてしまうと、おそらくは陳腐なものなのかもしれない。しかし占い師の口から、言葉で聞くと心に響くのよね。20分ぐらいの占いだったと思うんだけど、終わったころにはドンヨリとした気持ちが晴れ上がった気がしたよ。カウンセリング効果抜群。

俺は元来、占いとかにはほとんど興味のない人間だ。しかし今回、占い初体験をして思ったんだけど、意外と良いものだな。特に精神的つらい時なんかにやると効くね。俗に「背中を押してもらう」なんていうけど、まさにそれ。占いの本質は未来予測ではなくてカウンセリングなんだなぁってことが良く分かった。

今回の占い、個人的には良かったなって思っているんだけど、同時に自分の意外な弱さに戦慄も覚えたよ。どんなに強がっていても人間は弱い。この自覚を持った。

オウム真理教しかり統一教会しかり、宗教にはまっている人間っているじゃん。はまっていない人間からすると「何でそんな見え透いた物に騙されているの?バカじゃない」って思うわけだ。俺もそうだった。テレビでオウム信者を見て小馬鹿にしてたよ。でも今はそこまで言える自信がない。

「気持ちが弱っているときに甘い言葉をかけられる」。これが人間の心をどれだけ揺さぶるか…。期せずして俺はその体験をしたわけだが、その効果は上に書いたとおりだ。プロの話術はすごいよ。今回の俺の占いは、お値段2000円ポッキリの良心価格(?)だったけど、もし相手になんらかの悪意があったとしたら…。

これだけは言っておく。

宗教でも詐欺でも「俺は騙されない」とか思っている人間ほど注意が必要だ。日ごろ「俺は理論的」だとか「非科学的な物は信じない」とか言っている人。相手はプロだぞ、舐めてはいけない。