あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

くもりガラスの向こう側

2006-03-31 00:01:14 | Diary_7
ついにマリみての新巻が発売。発売日より一日早くゲット。別にフライングゲットを狙っていたわけではなくて、たまたま立ち寄った本屋で見かけたってだけのこと。さすがに信者の俺でも、「一日だって待てやしない」って程ジャンキーなわけではない。

しかし、相変わらず今野緒雪先生は筆が速い。これについては、毎度やる気のない某富樫と比較してしまうんだが、ホント見習えよって感じ。

実は「マリア様がみてる」と「HUNTER×HUNTER」って第一巻の発売日が非常に近かったりする。マリみてが1998年5月でハンターが1998年6月。開始がほぼ同じだったら、当然刊行ペースの早い週刊マンガであるHUNTER×HUNTERが、単行本の巻数でぶっちぎらなくてはいけないはずなのに…

HUNTER×HUNTER 第23巻 2006年3月4日発売
マリア様がみてる くもりガラスの向こう側(23巻目) 2006年3月31日発売

事実上、刊行ペースで追いつかれているし。マリみての「プレミアムブック」を加えれば、通算24巻目となり、この場合だと追い抜かれている。両作家のやる気の違いを垣間見ることが出来るな。さすが神作家、緒雪先生。

さて、今回は2度目の新年会のお話。相変わらずな「ふわふわ世界」に身もだえする。さすが天下の小笠原家が主催する新年会だけあって、豪華でみやびな世界が展開される。自分が過去に経験してきた新年会とのギャップに軽くへこむ。なんか自分の生活が土人のそれのように思えてしまうんだ。まぁ、これはマリみてを読むときにいつも感じていることなんだけど、小笠原邸が舞台の今巻では一層強く感じたよ。

面白さに関しては今巻も納得の出来ばえで、俺がマリみてに求めている物に見事に答えてくれた。特に今巻は人物の魅力が引き立つ話だったような気がする。実に「マリみてらしい」ストーリーだった。「もだえ成分」が多めで、心地良かったよ。

今回文章中に「ころころ笑う」って表現があった。過去にも何回か見たような気がするんだけど、この表現ってマリみてっぽい表現だなぁって思うんだよね。多分、俺が一生できないであろう表情「ころころ笑う」。そんな可愛らしさに酔いしれた1時間だったな。

麻原裁判から法を考えてみる

2006-03-30 02:15:08 | Diary_7
「麻原彰晃こと松本智津夫」。このフレーズを約8年間、ニュースで聞き続けたわけだが、不毛な裁判も死刑判決で終わりそうな気配。この死刑判決については、最初から想定された決定事項みたいなものだったわけで、何の驚きもないがな。この裁判を称して

画面が完全に邪魔ぷよで埋まってる相手に延々「ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん…」って続けるみたいなもんだ。

と表現している人がいたが、言いえて妙だと思うよ。手続きのための裁判であり、本当に形式的な物だったように思う。弁護側は伝家の宝刀「精神鑑定」を用いて戦ったわけだが、精神失調による無罪なんてのは誰も許さない状況なわけで…。仮に松本被告が本当に精神失調だったとしても、法律を超えた国民心情みたいなものの圧力で、やっぱり死刑になるような気がする。

世間にひとたび「悪」と認定されてしまうと、法律は守ってくれない。法律とかルールとかを越えて、世間に断罪されてしまう。パブリックエネミーには必ずしも法的根拠は必要ないってことだ。オウム関連で行けば、オウム関係者の学校への入学拒否や、住民票不発行など、法的に考えて不当な扱いでも許されてしまう。もっと国際的なレベルで見れば、サダム・フセインに対する拘禁・裁判にも明確な根拠がない。

無論、俺だってオウム関係者と同じ学校には行きたくないし、ましてや隣に越してこられるなんて絶対嫌だ。自分自身の引越しを考えるだろうね。法的根拠がなかろうと、入学拒否や住民票不発行を支持することは間違いない。麻原だって死刑になって当然と考えているし、フセインに対しても漫然と「多分、死刑だろうなぁ」って思ってる。でも、この気持ちって法律とかを無視していることも事実。法って無力だね。

最近は「右翼ブーム」で、「左翼はダサい」ってことになっている。俺自身もご他聞に漏れず、若干右寄りだと自覚している。ま、所詮こんなものは若者のファッションみたいなものだから、世代が変われば再び左翼ブームになるんだろうけどね。今でこそ我々が、かつての学園紛争、革命運動なんかを見てゲラゲラ笑っているけれど、数十年後には今の「嫌韓ブーム」なんかが、その時代の若者に「ダッセー」とか言われて、笑いのネタにされている気がするよ。

さて、何でこんな右翼・左翼に話を振ったかと言うと「極東軍事裁判」について、書きたかったから。今は「右時代」なので「東京裁判は間違いだった」という論調が強い。実際に国際法やらを鑑みてもおかしいらしい。俺も間違いだったと思う。

しかしながら上で書いたように、「パブリックエネミーは法律によって保護されない」って原則がどうやらこの世にはあるようだ。おそらくは東条英機を始め当時の首脳陣は国際的な敵だったんだろうね。東京裁判に根拠があろうとなかろうと、彼らには死刑になってもらうしか世間は納得しなかったわけだ。そうやって考えると、東京裁判は間違った裁判かもしれないけど、必要な裁判だったんだなぁと思える。しょせん法なんてものは人が勝手に決めたルールってことだ。

これを書きながら社会派気取りで酔っている俺…。

B~C級グルメ

2006-03-27 01:42:49 | Diary_7
B級外食:

最近、立ち食いそばを良く食べる。これが異様に美味い。癖になるな。店の前を通るときの醤油の香りで、胃の動きが活発になる。そのにおいに捕われると抗うのは難しい。もう本能のままに「一名様ごあんな~い」って感じ。

東京のおつゆはカツオだしベースで色が濃いし、味もガツンとしている。これがそばに良く合うんだよね。逆にうどんにはあんまり合わない。俺は今まで「そば派かうどん派か?」の二択では圧倒的にうどん派だったんだけど、最近は完全にそば派に転向したよ。日清どん兵衛もそばを選ぶことが多くなってきた。

うどんは関西、そばは関東っては本当だね。

C級自炊:

家の近所においしい食材を扱っているスーパーがある関係で、ちょくちょく自炊をしている。外食ばっかりだと飽きるしね。で、その自炊に関してなんだけど、最近素晴らしいアイテムの存在を知った。「焼肉のタレ」。これ最強。こいつさえあれば、なんでも美味くなることに気づいた。肉に絡めて食ったら美味いのは当たり前だけど、野菜炒めにさっと一振り、チャーハンに一振りするだけで美味さが格段にアップする。このほかにもフライパンを使うような料理であれば何にでも合う。それどころか単独で「焼肉のタレごはん」だって普通に美味い。

この「焼肉のタレ」は、俺の自炊人生ではひとつの革命的な発見だよ。こんなにも強力な調味料だったとは…。しかしなぜだろう、料理自身は美味くなっているんだけど、料理のランクはグレードダウンしたような気がする。やっぱタレの持つ貧乏臭さが原因だろうか。

A級追記:

マリア様がみてるWebラジオの第2回「まだ言いなれていないごきげんよう」を聴く。今回は植田佳奈と清水香里の二人。前回と違って、植田はタメ口。当たり前っちゃ当たり前だけどな。前回同様に後半はラジオドラマだった。今回もはっちゃけた内容のストーリー。どうやらこのラジオドラマシリーズはおふざけ路線で行くみたいだね。しかし伊藤美紀はいいな。切れ味が違う。海外ドラマ「フルハウス」でキミー役をやっているだけの事はある。ちなみにフルハウスでは次女ステファニーとキミーの二人がお気に入り。

面白さ偽装マンガ

2006-03-24 02:01:11 | Diary_7
「貧乏姉妹物語」というマンガが今度ドラマCDになるらしい。内容は親のいない姉妹がわずかなバイト代を頼りにつつましく生活するハートフルストーリー。この作品の姉妹、「きょう」と「あす」をそれぞれ田中理恵と釘宮理恵が担当するそうだ。「ダブルりえりえ」。俺が以前、このふたりでドラマCDを出してくれたないいなぁって書いたのを思い出した。期せずして実現したわけだ。

たしか、あの時は田中を姉、釘宮を弟って希望したのだが、微妙に違って釘宮は妹だ。さらにこの作品、俺の大好きなキーワード「貧乏」が付加されていてまさにパーフェクト。これ以上何を望むってぐらい俺の嗜好をほぼ完璧に捕らえているんだよね。怖いぐらいだよ…。ただ一つだけ気になることがある。

「原作が死ぬほどつまらない」
ある意味致命的な欠陥。便利でアクセスも良く、値段も手ごろで新築、しかも広い、でも耐震偽装なグランドステージ池上のような状態。「そこだけは担保してよ」っていうまさに肝の部分に爆弾を抱えているんだよね。

いつだったかこのマンガを書店で見かけたとき、表紙の段階で「これはイケる」って思ったよ。しかし実際に読んだときは…「絶望した」。俺がクソマンガをつかまされた時のパターンに見事にはまった、お手本のような作品だったな。

読む→つまらなすぎて途中でギブアップ→壁に投げつける→しばらく放置→
→もしかしたらと思い再度拾って読む→やっぱりつまらなくて再び投げる→本を売るならブックオフ♪

「苺ましまろ」以来の「逆メガヒット」に戦慄したものさ。期待していた分だけ怒りも大きかった。もう二度と関わることもないだろうと思っていたら、こういう形で現れるとはな…。可能性があるとすれば、やはり「苺ましまろ」のように、演出の力で面白くなってくれることに期待するしかないんだが。しかしドラマCDってのは演出効果がアニメ程は期待できないし…。やっぱつまんねぇんだろうなぁ…。ホントまいった。

追記:
最近テレビのリモコンが電池切れに近いらしく反応が悪い。そこで今日、夕飯の買い物ついでに単三電池も購入。付け替えようと思ったらリモコンの電池規格が単4だった。絶望した。

一見子供向き番組

2006-03-22 02:06:12 | Diary_7
かつて「ウゴウゴルーガ」という伝説的子供番組があった。あのシュールな世界観が一世を風靡をしたよな。ブーム当時、俺は小学校高学年。子供向け番組は卒業して、あの番組の「真の意味」を理解できる年齢にギリギリ到達していた。俺はミカン星人が好きだったな。アニキのテーマソングは今でも歌えるぜ。「だ~れにも、や~さしく、あ~いに生きる人~」ってやつ。しかし考えれば考えるほど、何を目的に作られた番組か分からん。

そんな謎番組のMCの一人ルーガちゃんがいつの間にか成長していた。

ルーガちゃん現在

とにかく、びっくりした。何にびっくりしたって、そりゃあもう…。否が応でも目が行ってしまうよ。あたりまえだろ!俺も男なんだよ!しかしまぁ、こういうことに喜んでしまうあたり、俺もいよいよオッサンへの階段を上りはじめたなぁと思わないでもない。もうあのころのグダグダ感は感じられないね。生き馬の目を抜く芸能界でこれからも頑張れ!俺は写真集は買わないけど…。

ウゴウゴルーガもそうだけど、こういう「一見子供向け番組」ってすげぇ面白いんだよね。「おジャ魔女どれみ」もムダに面白かったよなぁ…。最近では「おねがいマイメロディ」ね。ぶっちゃけ、去年放映されたアニメの中で一番面白かった。あのダークな面白さがたまらん。ロミーことクロミ様もサンリオピューロランドデビューしたらしいし。

これからもこの手の番組が増えてくれるとイイナ。「おねがい」

WBCって別に興味なかったんだけどね

2006-03-18 01:38:05 | Diary_7
WBCまさかの準決勝進出。正直言って不安だ。韓国と3戦目を迎えるわけだが、これで負けたら面目丸つぶれだぞ。なんか知らないけど韓国はフィーバー状態だし…。「勝って当然」と言われている試合を3回も落とすことになれば、「アジア王者」のカンバンを降ろさざるを得なくなる。

ところでイチローって韓国になんか恨みでもあるのだろうか。クールで通してる男が、韓国戦になると妙に攻撃的な発言をするし。この間の敗戦の時なんて、韓国のウィニングランに対して「非常に不愉快」。敗戦についてのコメントでは「屈辱的だ」。ゲームセットの時も叫んでいたし(恐らくファックって言ってたと思う)。いくら格下相手とは言え、普通のコメントではないよなぁ…。

俺としては、日本には2次予選で敗退して欲しかった。ここから先の勝負は勝って得られる物は少なく、逆に負けて失う物が大きいよ。

大よその下馬評だった、アメリカと韓国が準決勝に進出した場合:
アメリカが勝ったとしたら、「疑惑の判定で勝ちを持っていかれた、アメリカ八百長大会」って言い訳が立つ。
韓国が勝ったとしても「アメリカ・日本を2度ずつ倒した韓国は文句なしに強かった。格下って言ってごめんなさい。」って事で素直になれるだろ。少なくともアメリカと日本は同レベルにあるって言うこともできるじゃん。

しかし今回の準決勝では:
日本が勝ったとしても「通算では韓国の方が勝っている。韓国の方が強いニダ」って言われるし、
ましてや負けたら「韓国相手に3連敗、ダッセー」ってなるぞ。
こうなるとただでさえ落ち目の野球人気がさらに落ち込む事になる。

こうなった以上は、日本には何が何でも勝って貰いたい。昨日まではWBC決勝で「韓国対キューバ」になってスタンドガラガラ、興行的に大失敗、「WBCってなんだったんだろう?」って言う結果を期待してたんだがね。

日本と韓国を比べた場合、監督は韓国の方が腕が上な気がする。王監督はペナントには向いているのかもしれないけど、短期決戦向きではない気がする。野球音痴の俺が言っても説得力ないけど…。監督の差は選手の差でカバーして欲しいものだ。

最後にWBCに対する韓国側の報道を見て思ったこと。基本的に韓国は日本もアメリカも大嫌いな反日反米国家だけど、報道を見る限りでは日本の方がアメリカよりは好かれている気がしたんだが…。実際はどうなんだろうね。

マリみて脳

2006-03-17 02:10:52 | Diary_7
俺にとっては聖書よりも尊い聖典「マリア様がみてる」の新作「くもりガラスの向こう側」が3月31日に発売する。相変わらずのスーパーハイペースに毎度ながら驚かされる。「未来の白地図」発売からわずか3ヶ月、週間連載の単行本並みのスピードだ。

ストーリーの主軸は久しぶりに本来の祐巳-祥子様ラインになるようだ。漏れてくる情報を総合する限りでは、祐巳-瞳子のスールの契りはなさそうだな。引っ張りそうな予感。まぁ、スールの契りは一つのクライマックスだから丁寧に描いて欲しいところ。次の巻で行くにせよ、行かないにせよ、大事なテーマだからね。

俺も、Xデーに向けて準備を始めている。もう擦り切れるぐらい読みまくったマリみてを、また読み返している。さすがに一巻からは読んでいないけど、直近の「未来の白地図」及びその周辺の巻は復習した。レイニー以来のスッキリしない終わりに若干モヤモヤしつつも、「やっぱ何回読んでもいいわぁ」と幸せな気分になる。

「東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑多いこの地区」にも行く。まぁ、これは近所なのと、K駅にも思い出したように行ってるから、わざわざ特別に行ったわけではないけどさ。残念ながら、ファッションビルには用が無かったので入っていない。

そして、「アニメイトTV Webラジオ」で9日より放送されたマリみてのラジオ、「紅薔薇づくしでごきげんよう」を聴く。タイトルの通り、出演者は紅薔薇ファミリーの御三方。この中では植田佳奈がぶっちぎりの新人なので、彼女だけ敬語。話の主導権は伊藤美紀が握っていた。しかし、伊藤美紀は話が軽快でノリも良くて楽しいな。ラジオの後半にはミニドラマみたいなのが入っていて、適当に作ってる印象があるWebラジオにしては豪華な作りだった。中身は完全にファン向けだった。

ま、何はともかくビバ・マリみて!

World Voiceball Classic

2006-03-12 02:43:50 | インサイドピープルズ
冨塚インサイドピープルズ2年目。フランチャイズが変わったけど球団名は変わらず。勘違いしないで欲しいが、「冨塚」は地名じゃなくて企業名だから…。

前シーズン契約更改の結果

スタメン
1:(遊)釘宮理恵 [---]
2:(ニ)能登麻美子 [+2500万]
3:(右)折笠富美子 [トレード]
4:(中)田中理恵 [+5000万]
5:(捕)池澤春奈 [---]
6:(三)清水愛 [トレード]
7:(指)千葉千恵巳 [自由契約]
8:(左)柚木涼香 [+500万]
9:(一)福井裕佳梨 [自由契約]

控え
飯塚雅弓 [自由契約]
植田佳奈 [---]
門脇舞 [+500万]
金田朋子 [+1000万]
清水香里 [自由契約]
豊口めぐみ [トレード]

で、今シーズン…

スタメン
1:(遊)釘宮理恵 [今シーズンは高めの球への対応を期待]
2:(ニ)能登麻美子 [クリーンアップにしても良いかも。]
3:(右)野川さくら [大型補強。3対1で獲得]
4:(中)田中理恵 [不動の4番]
5:(左)柚木涼香 [好成績につき打順を上げる]
6:(捕)池澤春菜 [安定した捕球力。今シーズンは打率が課題]
7:(三)門脇舞 [控えからスタメンへ。成長期待]
8:(指)金田朋子 [くせ者の一発に期待]
9:(一)落合祐里香 [ドラフト指名]

控え
こやまきみこ 真田アサミ 寺田はるひ 力丸乃りこ 植田佳奈

何やってるんだ、俺は…。

ポーションを飲んでみた

2006-03-11 00:18:19 | Diary_7
昨今ちまたで話題になっているポーションを俺も試しに飲んでみる。価格は200円。清涼飲料水の分際で強気な値段設定である。もっとも、ポーションの定価50ギルを日本円に換算すると200円という価格だったのかもしれんがな。

一応の体裁を保つためにビンの形状だけでなく、薬草っぽい素材を入れることで「ソレっぽく」しているのには好感が持てたな。あの素材ならヒットポイントを100ぐらいは回復できそうなイメージがあるよ。味は栄養ドリンクみたいな味だった。世間ではマズイマズイと言われているみたいだけど、それなりに美味しかったと思う。また買うかと言われると難しいが…。その辺はサントリーも承知していて、プレミアムボックスとかいう問答無用な形で販売しているのだろう。

今回のポーションもその一種だけど、どうしてアニメ食品はかくも魅力的なんだろう。俺の場合、古くは「トムとジェリーに登場した穴あきチーズ」から始まり、「ハイジのヤギチーズ+黒パン」「パズーのお弁当」「小池さんのラーメン」「火垂るの墓のドロップ(実際にテレビ放送の翌日はスーパーで売り切れになるらしい)」「タルるートくんのたこ焼き」「ルパン三世でとっつぁんが食べるカップラーメン(赤ラベル)」「北斗の拳の水(水筒)」「天下一武道会の食堂(中華料理)」etc.

思い返すとキリが無いな…。上に書いたのは子供のころの思い出だけど、分別のつく大人になってから見たアニメ食品でも、相変わらず魅力的に映るんだよね。「雪使いシュガーのワッホー」とか「どれみのステーキ」「プリキュアのたこ焼き」「あずまんが大王のサーターアンタギー」「ハチクロのハニーローステッドピーナッツ」「ローゼンメイデンの苺大福」

他にもハタチになるまで温存しておいた「シティーハンターのカクテルXYZ」や、「こち亀に登場した越乃寒梅」なんてのもある。

他にも色々あるが上述したものは全て、俺が過去アニメに影響されて食べようと思い立ち、本当に実践した食品群だ。本物の料理番組なんかでも、ここまで心動かされた記憶はない。リアルより空想の方がはるかに食べたくなる。不思議なものだ。このことを考えると、玩具やグッズ販売以外の食品分野でもアニメって使える気がしてくるよ。牛肉不振の現在、牛肉を美味そうに食べるアニメキャラクターを作ったら、少しは消費も持ち上がるんじゃね?

メキシコに謝れ

2006-03-09 00:21:05 | Diary_7
ボクシング亀田場所、亀田興毅対カルロス・ボウチャンを視る。俺は格闘技は好きなんだけど、実はボクシングは門外漢だったりする。だって、殴り合いだけなんて幅がないじゃん。でもまぁ、ザファル先生も言っていた「専門分野に特化すればこその凄さ」ってのもあるのかなぁと思い視る事に…。今、日本のボクシング界は強いらしいしね。

さて、特に予備知識も無いままに視てみる。そしたら「亀田場所」とか言ってる。アレ、何これ?亀田ビイキのセッティングかよ。っていうかボクシングは格闘技ではあるけど、プロレスなんかと違って一応スポーツだろ。「こんなネーミングってあり?」ってのが率直な感想。でもまぁ日本での試合だし、ホームだからなと思い直す。

気を取り直して続きを見る。両者リングインをする。興毅が相手を睨み付けているのはまぁ分かるのだが、セコンドの親父がスゴイ形相で相手を挑発している。そんなスポーツマンシップの無さにイラっとしながらも、「まぁ、亀田家はそういうのをウリにしているから」と自分を納得させる。

しかしこの後、俺の不信感は一気に高まった。レフェリー、ジャッジが全員日本人。たしかボクシングではこういう国際試合のときは、外国人レフェリーにするんじゃなかったの?しかしまぁ、ノンタイトル戦だし「亀田場所」っていうぐらいだから、相手のメキシコ人はかませ犬なんだろうと無理やり納得。

ところがいざ試合が始まると相手のメキシコ人も善戦しているように見える。一撃は亀田興毅の方が重そうだけど、テクニックや手数はボウチャンの方が上に見える。もっとも俺はボクシングは詳しくないので、実は亀田興毅が圧倒しているのかも、と首を傾げながら見ていた。しかし6ラウンド、素人の俺にも分かったぞ。6ラウンド目の亀田のラッシュ。それによってボウチャンはダウンしたわけだが、どう考えてもあれは金的攻撃(ローブロー)、反則だろ。

俺のような素人にも反則に見えるし、ボウチャンサイドもローブローを主張している。しかしなぜかレフェリーが無視。結局そのままテンカウントで、亀田の勝利が確定した。ヒドクね?その後、もっとも詳しくチェックしようと思って、リプレイを待っていたんだけど、なぜか肝心のダウンシーンを放送しない。いつもだったらしつこいぐらいにダウンシーンを繰り返すのにね。それを持って俺も理解した。「あぁ、この試合は八百長か…」。

そういえばTBSってやたら亀田三兄弟をプッシュしていたなぁ。試合後は大抵両陣営が健闘を称えあうはずなのに、亀田親父がやたらと相手に噛み付いているし…。きっとTBSか亀田サイド、あるいは両方が相手に金を積んでいるのかも。

最低だな。プライドやK-1みたいな格闘技ショーならいざ知らず、一応はスポーツとされているボクシングでこれはひどいよ。元々亀田家の非紳士的な感じは好きではなかったけど、今回の一件で嫌いになった。ついでに「やっぱりTBS」とも思ったね。

「健全な肉体に健全な精神が宿らんことを」