あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

Tweet Dreamなう

2012-07-26 06:05:20 | アイドル
Fairiesの新曲「Tweet Dream」リリース。
これ、俺チャートで絶賛パワープッシュ中。
これはイイモノだ!

フェアリーズの出す曲って、最初の頃から徐々に雰囲気を変えて来た印象があるんだよなぁ。
初期はもっとthe avex的なガチガチのダンスナンバーだった気がするんだけど、
少しずつ雰囲気が可愛らしくなった来たような。

俺の曲の好みはキューティー路線だったりするので、
その意味で言うとフェアリーズが俺の好きな感じに寄せて来てくれている。

そして今回の新曲。avexなノリを残しつつも、可愛らしさがプラス。
曲はもちろん素晴らしいんだけど、それよりも歌詞が見事。

twitterをテーマにしている本作。
全体を通して物語性がありながらも、韻を多様した語感の気持ち良さもある。
曲の持つ少女らしい雰囲気を、歌詞の「響き」と「内容」の両方で破綻なく表現しているんだよな。
これは凄い。

個人的には
"いつも Tweet Tweet
チェックし過ぎ Do it, Do it" 
この部分がお気に入り。

作詞家のshungoって何者?って事でwikipediaをチェック。
俺には今ひとつピンとこなかったんだけど、なんか凄そうな人だって事は分かった。
wikiの記事内に「受け取り手の好き嫌いがはっきりわかれやすい作詞家」って書いてあったんだけど、
それで言うと俺は大好きですわ。今後もちょっと注目して行きたいです。


余談だけどフェアリーズのメンバーでは井上理香子がなんか好き。

アイドルと演歌

2012-07-21 00:37:10 | アイドル
たまたまNHKEテレの「Rの法則」という番組を観た。
「地方アイドル特集」と称して、地方で地元密着な活動をしているアイドルを紹介していたわけなんだけど…。

それを観ていて気づいたんだけど、アイドル業って現代版の演歌だったんだな。
よく考えてみたら似ているわ。

アイドルブームをデフレカルチャーの象徴と分析している人がいるけど、
演歌が流行っていた頃の日本も貧しい時代だったものな。
やっぱり世の中が貧しくなると、演歌的=アイドル的な癒やしが求められるのだろうか。

アイドルと演歌の類似点:

類似点1.
みかん箱ドサ回りから、いつかはトップスターへという物語。

類似点2.
平易でお約束な楽曲。初めて聴く曲でも、なんとなく乗れてしまう感じ。
意図的に隙を作り、観客の合いの手を誘う。

類似点3.
タニマチ的なファンを狙う営業手法。「俺が支えてやるんだ」って気持ちをベースにしたビジネスモデル。
それに伴う「チャート順位」や「賞レース」「紅白歌合戦」への強いこだわり。

他にも作詞作曲プロデュースは自分で行わず、外部の「先生」に委託したりするところなんかも同じだよな。
それぞれ業界の基本的な世界観は共通している。

さてこんな感じで似ている「演歌」と「アイドル」だけど、そこには大きな違いもある。
演歌は「負ける」んだけど、アイドル歌謡は「負けない」んだよな。

これはやはり大衆の未来への展望が映し出されているのかね。

デビューして、経験を積み重ねるほどに価値が高まる演歌歌手が、苦しみを歌い上げる。
デビューして、年齢を重ねるほどに「劣化」するアイドルが、明るい未来を歌い上げる。

それぞれが受け入れられる時代背景を考えれば、なるほど合点が行く。
演歌時代は「右肩上がり」なのに対して、アイドル時代は「右肩下がり」。

うーん、現代を生きる俺としてはちょっと辛い結論。
日本の未来はウォウウォウウォウウォウなのかな(笑)。


http://www.youtube.com/watch?v=k4_1-7qvNQ0
http://www.youtube.com/watch?v=9uSZ3-g-6XY