天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『地上最大のショウ』最後まで素顔見せないピエロ役のJ・スチュアートはビデオ表紙では大きく飾られる

2011-06-18 12:26:09 | 日記
今日の日記は、今とても久しぶりにお茶の間鑑賞している映画『地上最大のショウ』(1952年製作 セシル・B・デミル監督 ベティ・ハットン コーネル・ワイルド チャールトン・ヘストン ジェームズ・スチュアート主演)のことです。
セシル・B・デミル監督の作品『十戒』を観た後、この『地上最大のショウ』も是非観たいと思い、私は今茶の間ビデオ鑑賞しています。添付した写真は、その購入した中古ビデオのパッケージ表紙です。
この映画は、私が中学生の頃NHKテレビ放映で観た作品です。ですから、その初鑑賞から40年以上も歳月が経っています。
でも、その当時受けたとても良かった印象も、今回もそのまま私に残っていました。サーカスという総合的なショウビジネスに生きる人々の自分の職業に対する気概や誇りに、私がとても感動した名作映画です。
また、その初鑑賞の時は何も気が付かなかったのですが、映画の舞台であるサーカスをただ見ている台詞のない観客役で、ボブ・ホープとビング・クロスビー(注:当時の二人の出演した映画シリーズが有名だった)が一緒に仲良く特別出演していました。
公開当時(1952年)の映画での人気度を配慮しているので、映画の出演者クレジット順番は、この添付したビデオパッケージと多少違います。映画では、空中ブランコ乗りの男女花形スター役である二人の俳優(ベティ・ハットン、コーネル・ワイルド)がトップに登場します。サーカスの座長役であるチャールトン・ヘストンは3番目でした。彼はまだ、『十戒』映画出演する前の駆け出しスターだったからです。
そして、最後まで素顔を見せないサーカスのピエロ役で出演していた名優のジェームズ・スチュアートは、その最後に”and”と続いて、彼の名前がタイトルクレジットされていました。
でも、この映画ビデオパッケージの表紙では、皮肉なことに抱き合うチャールトン・ヘストンとベティ・ハットンより、前面にさらに大きく登場しています。そして、このピエロがジェームズ・スチュアートだと判る人は、映画通でもこの映画を実際鑑賞した映画ファンしかいないでしょう。
何故、名優のジェームズ・スチュアートが素顔で映画に登場できないか?それはこの名作映画を鑑賞して、是非皆さんに納得してほしいと、私は思います。さらに、特別出演しているボブ・ホープとビング・クロスビーが、一緒にポップコーンを楽しいそうに食べるシーンを、注意してチェックして下さい。
この映画は、重大なトラブルにも負けず直ぐに立ち上がって公演するサーカスに携わる人々の思いやりに感動し、その楽しいショウに強く喝采するショウビジネスを描いた名作です。だから、是非、被災地の皆さんにも鑑賞してほしいと私は思います。
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