天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

問題発言した西村議員に韓国人ソープ女性と結婚した生島治郎が書いた自伝風小説『片翼だけの天使』読んで!

2013-05-18 14:34:58 | 日記
今日の日記は、西村眞悟・日本維新の会衆議院議員(比例近畿ブロック選出)が所属の会合(東京)において、『私はこれから大阪に帰ります。売春婦はまだ日本にウヨウヨおります。大阪の繁華街で「お前、韓国人慰安婦やろ」と言ってやったらよろしい。皆さん、頑張りましょう!』と発言した事に対する私の真摯な所感です。
その場にいた党員からこの発言を問題視されその撤回を要求された為、彼は、その場で発言を撤回した上、その日の内に維新の会へ離党届を提出しました。しかし、この発言を重くみた維新の会は、除籍する方針を示し、議員辞職も求めています。
私は、この西村議員の問題発言は、全く的外れな発言ではなく、ただ、表現の品性がなく彼自身の偏見に満ちた意志表示だったと、今考えています。何故なら、1980年代には、韓国から日本へ出稼ぎに行った多くの女性が風俗に従事していた事は、歴然たる事実だったからです。それが、今も続いているのか?私は良く知りませんが、西村議員がこのように生々しく発言しているのだから、案外事実かもしれません。
しかし、彼にはその風俗に携わっている韓国人女性に対して、蔑視の念を強く持っているので、私は残念ながら、全く共感できません。
だから、かって、その風俗の韓国人女性と結婚した作家・生島治郎が書いた自伝風小説『片翼だけの天使』(1984年・集英社刊)を、是非西村議員に読んでほしいです。添付した写真はその著書の表紙です。読んでいれば、そんな蔑視の眼で風俗女性を捉えることは出来なかったと私は強く確信しています。
以下に、その著書から、私が韓国人だろうが、日本人だろうが、身を売る女性(妓生・パンパン)には全く同じ心境があると、私が強く得心した記述を引用・掲載します。
『越路に抱きよせられて、眼をつぶり、やや唇を突き出す形にしている。抱きよせたからには、そこにキスするのが自然なのであろう。しかし、越路はなんとなくためらった。・・「キスするのがいやになったの?」「いや、そうじゃないんだが・・・」「あたしもキスはキライなの。今まで、お客さんにキスさせたことはなかったんよ。でも、あんたならかまわない。なんだか、キスされても安心できる!」赤線に通っていたときも、その女からそれと同じ言葉を聞いた覚えがあった。赤線では、身体を許しても、唇は許さない。それがそういう場所にいる女のせめてもの抵抗である。一種の操の守り方なのであろう。・・赤線の女はそう越路に教えてくれて、キスを許してくれた。』
この小説は、1986年に二谷英明(越路役)・秋野暢子(ソープ嬢役)主演で映画化もされて、秋野暢子がキネマ旬報主演女優賞を獲得しました。
だから、今から30年前には、大阪のみならず、全国至る所で”韓国版ジャパユキさん”が広く存在していたのです。しかし、今の韓国人はそんな自分たちには都合悪い事実を深く隠蔽して、全くの捏造である日本軍に強制された”韓国人従軍慰安婦”をデッチあげ、日本人及び日本国家を国際社会の場で中傷・批難しています。全く情けない国民です。
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