天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

『ヰタ・セクスアリス』6歳で春画見た学者・私10歳ローレン『昨日・今日・明日』鑑賞しストリップ観劇へ

2018-09-21 11:15:27 | 日記
今日の日記は、昨日も紹介した1964年日本劇場公開イタリア映画『昨日・今日・明日』(ヴィットリオ・デ・シーカ監督:ソフィア・ローレン マルチェロ・マストロヤンニ主演)の事です。
この映画は、私は横浜天王町にあった『横浜ライオン座』の4本立て興行(注:有名巨編映画の上映時は少ない3本立て)の上映1本目(最後の上映は、当時流行ったハリウッド戦争映画や西部劇のアクション映画がほとんど・コメディー伊映画は刺身のツマ扱いで早い上映)で、劇場のスクリーン鑑賞した作品でした。1日の内で4本の作品を上映するから、当然1本目上映は午前9時スタートとなりますが、時間的には2回しか上映できないです。普段の私(当時小学5年生だった)は、1回目上映終了後(午後4時前頃)自宅での夕食の為、いつも劇場を退館していました。
しかし、私はこのソフィア・ローレンが主演した『昨日・今日・明日』を1回目を観た時、もう一度観たいと思い、2回目の再鑑賞を決意しました。それほど、幼い私でもソフィア・ローレンが、とてもセクシーで魅力的だったのです。2017年8月19日私のブログ日記『ヤマザキマリ著「望遠ニッポン見聞録」名作「昨日・今日・明日」Sローレン半端じゃない美しさ必見!に同意』でも紹介していますが、漫画家のヤマザキマリさんが、同性でもそのソフィア・ローレンの美しさに感嘆(今年流行語の先取り「半端ない!」)しています。
特に、私はこの3本オムニバス作品の内、最後「ローマのマーラ」で高級娼婦を演じたソフィア・ローレンに、10歳の幼心でも初めて見る女性特有の強いセクシーさを感じました。添付した写真は、神学生マルチェロ・マストロヤンニ(左側ベットに膝を抱えている彼いるが画面では見えず)を誘惑する為、黒いストッキングを脱ぐとても魅力的なソフィア・ローレンの姿です。
戦前では、日本文学巨頭の森鴎外の私的自伝『ヰタ・セクスアリス』で、主人公哲学を教える学者が、6歳で偶然に春画を見た思い出を著書で語っています。1964年、当時10歳だった私には、劇場鑑賞した映画『昨日・今日・明日』が、『ヰタ・セクスアリス』で哲学者が6歳で見た春画と全く同じだったのです。
そして、現在の私の趣味であるストリップ劇場鑑賞(好き踊り子嬢応援為、出来る限り数度ステージ鑑賞)も、過去を遡れば、そのルーツ根源は、55年前の映画館『横浜ライオン座』2回目鑑賞の映画『昨日・今日・明日』だったと、私は今強く得心しています。

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