天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

先住民族を好意的描く米TV番組『ララミー牧場』見ていれば拳銃は正義の為と認めNZ銃乱射事件発生せずと

2019-03-17 13:47:59 | 日記
今日の日記は、58年前小学一年生になった私が横浜西区藤棚にあった玩具店『ひろしや』、で母親に買って貰ったモデルガンモドキのおもちゃの懐かしい思い出です。
その頃の私は、学校から帰ってきたら社宅近くの雑木林で、同じ年頃の子たちと「チャンバラ」ごっこ(武器の刀は代用品で雑木林で見つけそれを切って使用)や「ターザン」もどきの曲芸ごっこ(茂みの蔦を探してきてそれを大きな木から木へと掛けて「ああー」と声を挙げて渡り歩く遊び)で、日の暮れるまで遊び呆けていました。今考えると、私はとても腕白な小学一年生でした。
そして、疲れて果てて自宅に帰って、夕食後はテレビを見て過ごすだけの一日の生活でした。その私のテレビ番組のお目当ては、5月6日放映開始した『笛吹童子』(映画版のTVリメイクで北大路欣也主演:NETで木曜日午後7時30分~)と、6月30日放映開始した『ララミー牧場』(ロバート・フラー扮する流れ者ガンマンがアメリカ開拓時代の牧場で暮らす西部劇:同じNETで金曜日午後8時00分~最後に淀川長治氏が解説)でした。添付した写真は、拳銃を構えた居候のロバート・フラー(右側)と牧場主(左側)です。
今まで、チャンバラ映画だけを見てきた私ですが、徐々にこのアメリカTV西部劇『ララミー牧場』に夢中になっていきました。そして、1学期を休まず毎日通い無事に終了した学習「ご褒美」に、母親が私に「何か欲しいおもちゃを買ってあげる」と言ってくれました。
その玩具を買え与えたおもちゃ屋は、今でも現存する玩具店『ひろしや』(本店はサンモール西横浜3階に移設とネット情報有り)でした。私は、模造の刀(「笛吹童子」では名刀が登場するが)を無暗に振り廻すと友達にケガをさせると思い、『ララミー牧場』でロバート・フラーが腰に掛けていたガンベルトと本物の拳銃みたいな本格的なおもちゃ(注:現に3歳上の兄は同じような物を母親から買ってもらっていた実績有り)を母親に所望しました。
しかし、母親は私が示したそのおもちゃを完全に拒否して、値段が約半額程度の本体がプラスチィック製の拳銃とビニル製のガンベルトに「しなさい」と兄との年齢差を問題にして私に強く命じました。でも、私は、この玩具店の名前『ひろしや』が、私の名前と同じな事を強く指摘して「この同じ名前があるのだから、私にプレゼントしてくれ!」と哀願しました。
しかし、母親は断固拒否したので、私は渋々この安い玩具で納得しました。この玩具で、友達と「西部劇ごっこ」に興ずる事になりましたが、やはり道具があるとリアリティを強く感じ、完全に「正義のヒーロー」になった気分になりました。
母親は大正生まれですので、家族制度「惣領は長男」との古い因習を持っていたと、私は今は思っています。そして、亡くなる最後まで、遺産も長男は次男より多いが当たり前と思い、兄嫁を自分の養子(母親が納得していたか?聞けず全く不明だが)にして、私は兄側の半分しか相続できませんでした。
数日前の15日、ニュージーランドのクライストチャーチで起きた銃乱射事件は、とても痛ましい出来事です。私は、アメリカ以外の国でも銃規制の緩やかな国(ニュージーランド)があることを初めて知りました。この28歳犯人の容疑者は、「自分の身は自分で守る」のアメリカ建国当時の世相をより反映した所持する銃の規制が緩やかな事を悪用して、自身の悪しき差別主義テロを実践しました。少なくともTV番組『ララミー牧場』(注:先住民族インデアンを好意的に描いていた)をオーストラリアで見ていれば、拳銃は正義の為に使うものと認識したと、私は今強く思っています。
やはり、昔のような勧善懲悪的な「完全正義のヒーロー」の番組を復活させるべきと、私は強く確信しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする