天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

前日予約キャンセルのソウルロッテホテル責任者に李鳳宇氏は自製作映画『歓喜の歌』見せ非道行為と諫言して

2014-07-13 16:33:19 | 日記
今日の続編日記は、前日に予約キャンセルをしたソウルのロッテホテルの責任者に是非鑑賞してほしい日本映画『歓喜の歌』(製作:李鳳宇 河合洋 井上泰一 原作:立川志の輔 監督:松岡錠司 主演:小林薫 伊藤淳史 由紀さおり 安田成美 2008年シネカノン企画・制作)のことです。添付した写真は、その映画の宣伝用ハンフレット表紙です。
この映画は、日本人落語家の立川志の輔の新作落語「歓喜の歌」を原作にして、在日韓国人李鳳宇(注:現在は韓国籍)らが作った「ある文化会館コンサートホールの大晦日予約Wブッキングをめぐる、人間の誠意とは何か?問いかけた喜劇」です。この出演している女優にも在日韓国人がいて、日本人の映画というより、在日韓国人の作った日本らしい映画と思える作品です。
また、この映画の宣伝キャッチコピー『きっとあなたの心にあかりを灯す、笑いと涙の音楽喜劇』にあるように、この作品に登場する人間は、誰ひとりとして、極悪人はいません。半年前から準備していた市民女性コーラス2グループが、市役所担当者の手違いから、同じ日の同じ時刻に予約してしまう契約トラブルを、お互いの善意や誠意、真心から無事に解決するストーリーは、とても温まるものです。
数日前の韓国メディア機関では、ロッテホテルは数千万ウォン(日本円では数百万円)の違約金(注:そのメディアは何故か支払たくないような論調)を支払っても、この自衛隊行事を突然中止した行為を、とても好意的に報道していました。これら報道機関の執筆者は、私には、同朋である在日韓国人が、しっかりとした事前予約が大切であり、逆にそのトラブルが生んだ心温まる人間の善意を描いた2008年製作の日本映画(注:この映画が韓国で公開されたか?私は知らないが)をまったく知らないと思えます。
だから、韓国籍を取得した在日韓国人・李鳳宇氏は、自らが製作したこの映画『歓喜の歌』を母国人(特にソウルのロッテホテルの責任者)に紹介して、今回のキャンセルは人間として恥ずべき非道行為であると、強く諫言してほしいです。日本映画を製作した彼には、それだけの大きな責任があります。
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R・オリヴィエが13歳男女のキューピット役を演じた映画『リトル・ロマンス』を再鑑賞し枯れた名演に感動

2014-07-13 10:22:42 | 日記
今日の日記は、今久しぶりにDVDお茶の間鑑賞している映画『リトル・ロマンス』(ジョージ・ロイ・ヒル監督 ダイアン・レイン テロニアス・ベロナール ローレンス・オリヴィエ主演 1979年アメリカ製作)での老いても名優ぶりを発揮したイギリス俳優ローレンス・オリヴィエのことです。添付した写真は、その映画の一シーン(中央の老紳士がローレンス・オリヴィエで、左側がダイアン・レイン 右側がテロニアス・ベロナールの主演カップル)です。
私はこの映画を、公開当時劇場でも鑑賞していましたが、35年の歳月を経て、その映画を私自身の見る目が多少変化したことを今回の再鑑賞で痛感しました。この映画は、『明日に向って撃て』『スティング』の名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督が、13歳の少年・少女のみずみずしい初恋を描いた秀作です。『ベネツィアの”ためいき橋”の下で、日没の教会の鐘が鳴る時に、キスをした恋人たちは永遠に結ばれる』との、当時の映画宣伝チャッチコピーに誘われて、独身だった私も劇場鑑賞したのでした。
そして、劇場で鑑賞した当時の私は大学を卒業し就職した青年期でしたので、この映画のラストで別れた幼いカップルの10年後の姿(自分と同じ歳)を思い描き、この二人の生き末を応援したことを今、当時を振り返って懐かしく思い出しています。
また、今回再び鑑賞して、この若い二人のキューピット役を果たした老紳士を演じた名優ローレンス・オリヴィエの枯れた名演(当時はあまり意識はしなかったが)に、私は強く感動しました。やはり、この演技で、ローレンス・オリヴィエは、1980年アカデミー助演男優賞にもノミネートされただけはあると強く痛感しました。でも、ローレンス・オリヴィエは前年『ブラジルから来た少年』(私の日記でも過去に紹介済)で、主演男優賞を受賞していたので惜しくも連続の受賞を逃したものと思われます。
私自身も、老紳士を名演したローレンス・オリヴィエの年齢に、10年後到達します。そして、自身の恋愛よりも孫世代のキューピット役になってしまうのか?とちょっと寂しい思いを、懐かしい映画を見ながら今自覚しています。
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