『アーサー・クリスマスの大冒険』 ３Ｄ吹替え

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうして２０億個のプレゼントを一晩で配れるか知ってる？




『アーサー・クリスマスの大冒険』　３Ｄ吹替え

　【解説】
クリスマスプレゼントを世界中の子どもたちに一晩で配るサンタ一家の末っ子が、配送ミスでプレゼントが届かないたった1人の子どものために旅へ出るCGアニメーション。子どもたちが疑問に思うサンタの秘密を、100万人の妖精たちが超ハイテク技術を駆使していたという奇想天外なアイデアで解き明かす。祖父サンタのビル・ナイ、主役のサンタの末っ子アーサー役のジェームズ・マカヴォイら豪華キャストの声の共演も楽しい娯楽作だ。

　【STORY】
サンタと彼の超エリートの息子スティーブは、600万人の子どもたちのうち、たった1人にプレゼントを配達できなかったことを仕方ないミスとしてあきらめてしまっていた。ところが、末っ子のアーサー・クリスマスは、クリスマスの夜が明けるまでの2時間で、地球の反対側にある子どもの家にプレゼントを届けることを決意する。



面白かったけど～ちょっと長かったかな？
一番良かったのは～オープニング前に流れたジャステン・ビーバーの「サンタが街にやってきた」のＭＶ♪
これは３Ｄで楽しめた！
ご機嫌なノリで、実写とアニメとの融合～。こういうのなら３Ｄでもいいって思えた。


お話はいたって単純なんだけど・・・
子供の夢も壊さず、「サンタが一人で全世界にプレゼント配れるわけないじゃん。いないよサンタなんて！」と屁理屈並べる子供にも、もしかして、これなら配れるかも？と納得させる作り。


どう考えたって、サンタさんは一人ではとても無理なので
準備は全部、北極のオペレーションセンターのハイテク装置で管理され、その指示に従って大勢の妖精たちが用意してる。

そして配るのも妖精たちが出動～
時間管理されてて、１秒の狂いも許されない。
冒頭のシーンはまるでトムちんが出てきそうな雰囲気。ミッション・インポッシブルがもう始まったのかと思った（言いすぎ　笑）
カッコよかったよ～。

当日の配送（配達？）は今ではソリとトナカイは引退～～～
Ｓ１と呼ばれる大きな宇宙船みたいな乗り物で行われる。
このＳ１がステキ～。乗り物の底部分は夜空になっているので、住宅の上空に停止するとそこには夜空が広がるという仕掛け。
このアイデア素晴らしい！！
たとえ、朝になりそうでも夜に出来るなんて～。

でもミスはどんな時も起こる。完璧なんてない。
全世界でたった一人、ミスで届かないなんて！そんな哀しいことはないよね。
それを阻止するべく頑張る次男坊アーサーと、すでに引退してるおじいサンタの大冒険。
こちらも引退してたソリと、当時のトナカイの子孫がオーロラから作った魔法の粉で飛んでゆくのは感動～～～。

長男スティーヴと少し頼りないパパサンタ。
優しいママとおじいサンタ。
家族のいろんな関係も描きながら「クリスマスのサンタクロース」の夢を壊すことなく
大人も子供も楽しめる作品でした。

アーサー役のウェンツくん、とっても良かった。
声優さんに初挑戦だそうだけど、上手でした。


サンタクロース一家って（アーサーの家族たちって）人間なのかな？
他はみんな妖精だったよね？

ラッピング担当の妖精って女の子だったんだ・・・最後に出た文章で“彼女”はラッピング担当部門の責任者になってハッピーって書いてあって、そうなの～？って感じ。てっきり男の子だと。
彼女の技術も素晴らしかったな（笑）自転車のラッピングなんて、なかなか出来ないよ～～


面白かったけど、クリスマスアニメ・・・私は『ポーラー・エクスプレス』や『Disney's クリスマス・キャロル』の方が好きかな。


アニメではよく「日本」が登場するんだけど、ここでは全く登場せず～（興行的にも期待されてなかった？）
中国製や中国の旗は出てきたけど・・・中国推し？



マリー的お気に入り度　・・・　★８個とちょっと