pure breath★マリーの映画館

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『ザ・ブリザード』 3D字幕

2016-03-01 21:18:13 | 映画(さ行)


タイトル、なんか違いませんか・・・もっといい邦題なかったのか・・・汗



『ザ・ブリザード』 3D字幕




解説等はこちら




監督・・・クレイグ・ギレスピー
出演・・・クリス・パイン、ケイシー・アフレック、エリック・バナ、ホリデー・グレンジャー、ベン・フォスター 他




最初にびっくりぽんしたのが~シンデレラ城が出て来たこと!これってディズニー映画だったの?シンデレラ城をバックに始まるのがちょっと雰囲気と違っていて驚いた。
しかも、こちらでは3D字幕しか公開してなくて、選択の余地なし・・・2D字幕でも十分迫力は伝わると思うのに~あえて3Dにする意味ってあるかなぁ。。。

海難史上最大級の“真冬の嵐=ブリザード”っていかほどのもの?と思ったら、巨大タンカー真っ二つとか・・・ありえない・・・
凄すぎる!
3Dだからってワケではなく(多分)荒れ狂う海の迫力が凄かった~~~。主人公のバーニーが前回は越えられなかったという砂州・・・ほとんど船が垂直になってしまう怖ろしい高波。
うまく波の頂点に乗ってするりするりと越えていくのが素晴らしかった。船のサーフィン!!オザキ8かと思った←


「いい人だった」と語られていた船長が、会話の相手としか登場しなくて、そちらには全く感情移入しなくてすんだのはよかった。
真っ二つに割れた船首側の方々はアッという間に海に飲み込まれたってことでしょうね。本当に減速のアドバイスをきかなかったのかどうかは知らないけれど。その道の専門家の言うことは信じないとね。

それにしても船って凄いね。後ろ半分になってもここまでやれるんだ・・・もちろん知識あってこそですが~
いつも思うのは、普通機械って水に弱いじゃないですか。船って海の上の乗り物だから、常に水にさらされている。そんな環境できちんと使えるって凄くないですか?
本当に凄いなぁ~~~。感心感心。


クリス・パインって、才能はあるけど自信がない・・・そんな役が似合いますね~。←言い方(笑)
今回も最初あまりにもイジイジしててどうなるかと思ったけど(笑)だんだん立派な海の男になっていくのがとってもよかった。


私は兄より好きなんですよね・・・ケイシー・アフレック。
寡黙で不器用な男シーバート、カッコよかったわ~~~。


彼はこの役に必要だったのか・・・ちょっと考えてしまったエリック・バナ。クラフ司令官・・・この方って、何?実際居た方?有能な方なんでしょうか。無理難題・・・ただ言ってただけ?
掴みどころがなかったです。


ヒロインが強かったですね~~~。
優柔不断?な主人公をグイグイ引っ張ってゆく・・・
フィアンセの上司にあそこまでなかなか出来ないよね。エンドロールで実際の写真が流れて、幸せそうな写真にほっこりしました♪


※救命艇シーンのメイキング映像の冒頭で監督が語ったこと
「タフな撮影に耐えてくれた」と語るのは監督グレイグ・ギレスピー。
本作のリアリティと迫力は、気温が氷点下に下がる中、3か月間・1日15時間におよぶ過酷な撮影によって生み出された。映像からも分かるように、救出劇当時の困難さを追及するため、クリス・パインらキャストたちは実際の救命艇に乗り込み、実際にずっと波に揺られ続け、水をかぶり続けたという。
この作品作りを支えたのはクリス・パインのリーダーシップとカリスマ性、そして出演者たちの結束があったからこそ。
現場では、キャストとスタッフ間でピンポン大会があったそう。その場には、なんとキャスト50人、スタッフ200人、さらに84歳になる実際の救出劇の存命者2名も参加。本作にかかわる全ての人が結束したことによって、過酷な撮影にも耐えられる団結力が生まれたのだ。



あの凄いシーンの数々。生存者さんも関わることによって、よりリアルな映像が作れたのかもしれないですね~。

でも予告を何度も観てて、なんで生存者32人もいるのに12人乗りのあんな小さな船で行ったのよ~?と思ったけど、イロイロ事情があったのですね・・・(今頃)



マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半