pure breath★マリーの映画館

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『ラッシュ/プライドと友情』字幕

2014-02-11 16:21:02 | 映画(ら行)
   ジェームス・ハントVS ニキ・ラウダ
1976年F1グランプリ、大クラッシュが運命を分けた・・・
              永遠に語り継がれる感動の実話


   

『ラッシュ/プライドと友情』
監督・・・ロン・ハワード
音楽・・・ハンス・ジマー
出演・・・クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリヴィア・ワイルド、アレクサンドラ・マリア・ララ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ 他

                        【解説】
F1レーサー、ニキ・ラウダとジェームス・ハントが壮絶なタイトル争いを繰り広げたドラマを映画化。事故で大けがを負いながらもシーズン中に復帰したラウダと、性格もドライビングスタイルも正反対なハントの死闘とライバル関係を、臨場感あふれるレースシーンと共に描く。監督は、『ビューティフル・マインド』などの名匠ロン・ハワード。陽気なハントをクリス・ヘムズワース、冷静沈着なラウダをダニエル・ブリュールが演じる。
                        【STORY】
性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、ニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)とジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)が激しい首位争いを繰り広げていた1976年。ランキング1位だったラウダはドイツ大会で大事故に遭遇し、深いけがを負う。復活は無理だと思われたがわずか6週間でレースに復帰し、日本の富士スピードウェイでのシリーズ最後のレースに臨む。



・・・札幌行きの飛行機が欠航になり雪まつりに行けなかったマリーです・・・←ちょっと引きずっている(笑)

イオンシネマ3か月フリーパス18本目はこちらの映画。
生涯の1本を塗り替える。まではいかないけど(キャッチコピーがそれでしたね)、面白かった!
F1は詳しくないけどニキ・ラウダの名前は知っていたのは、やっぱりあの大事故から奇跡の復活を遂げたからでしょうか?実話とは思えない凄いお話でしたね。事故後の処置とかのシーンをご本人が見て辛くなったそうですが、そりゃそうでしょう・・・
客観的にみれるハズの私でも火傷のガーゼ交換や肺の吸引や、目を背けてしまいました。

あのレースでの彼の判断・・・正しいとか正しくないという問題ではなく、人には自分の生き方があるってことですよね。
恐怖を克服して挑んだハントも偉大だし・・・棄権したラウダも勿論良い判断だったと思う。迷いは破滅を生むし・・・
堅実な生き方を選んだラウダさんが、今も御存命でハントは45歳の若さで亡くなってしまったとは知らなかった・・・
ああいう刹那的な生き方をしている人は長生き出来ないのかな・・・もちろん悔いなどないと思うけど。


クリヘムは似合っていたな~~~。
カッコいい!モテモテのレーサーがぴったり!この役はオーデションで掴んだそうでムキムキの身体もきゅっとしますから~(こんな言い方はしない 笑)と言ってGETしたらしい。
実際のハント、レース前には必ず吐いてしまうのも本当だそうで・・・多分誰よりもナイーブな性格だったのではないかな?友達が多いのも一人では不安で耐えられないからかも・・・見た目とは違う、そんな繊細な表情もクリヘムは上手いから~ホント合ってた!


ダニエル・ブリュールの役作りも素晴らしかった。
ねずみ男・・と呼ばれたあの風貌~そして英語だけではなく外国語も操って、凄い~。
ご本人の写真と比べても本当にそっくりでした。
実話だから、本人と似ていた方がそりゃ説得力はあるけど~ここまで似ていると感激です。


それぞれの彼女を演じた2人もオリヴィア・ワイルドとアレクサンドラ・マリア・ララもご本人と雰囲気が似てる・・・
これだけみんな似てる役者さんって珍しいんじゃないでしょうか・・・


レースシーンは実写にこだわったというだけあって、凄い迫力!
マシン目線の時なんて、目が回りそうでクラクラしてしまった。これは大きなスクリーンで観る醍醐味!って感じです。
グオングオン!というあの轟音も身体に響いてくるし~一気にアドレナリンが~!
富士のレースではちゃんと日本語の放送があったり、日本語のプラカード・・・キチンとしてました。
クリヘムさん、一番大変なシーンは?との質問にF1シーンかと思いきや、ヌードシーンだって(笑)そういえば、全裸お尻出しって初めて見たかも???

音楽も良かった~~~。
さすがハンス・ジマー。彼の曲は私のツボ・・・

2人の天才と、その友情・・・彼らの選んだそれぞれの道。もし実話でなかったとしても興味深いお話。それが実話という重みを持って私の心を揺さぶってくれた。
彼らがどうして、死と隣り合わせの危険に挑んでゆくのか少し分かった気がする・・・

それにしてもハントさん・・・1976年富士グランプリ、東京ヒルトンホテルに2週間滞在して英国航空スッチーさん33人と関係を結んだって。しかもプラス日本のレーシング・クィーンたちとも!
貴方は伝説残しすぎ!

キンキの2人の吹替えも評判がいいみたいで~ちょっと聴いてみたいかも~。



マリー的お気に入り度 ・・・★9個に近い~