田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 1 都会の真ん中に麦畑!?

2014-09-24 22:10:08 | 札幌ぶらり散歩 & Other
「札幌ぶらり散歩」とは、札幌市内の歩道のできるだけ未体験のところを歩くことによって、新たな発見や心に留まった光景などをレポートしようとするものである。 

 え―っ!?思わず目を疑ってしまった。そこには青々とした秋まき小麦の畑が広がっていた。二十四軒の市街地の中に忽然と現れた麦畑…。だから未体験コースの散歩は面白い!! 

 いつも健康ための散歩は(それほどしていたわけではないが…)自宅周辺をあちこちと歩くだけだったが、昨日(23日)初めて自転車を駆って西区の二十四軒地区まで遠征して歩いてみた。

 地下鉄「二十四軒駅」の駐輪場に自転車を置き、さっそくウォークを開始した。
 最初は二十四軒駅から北へ進路をとった。周りは住宅が密集している地区だった。
 取り立てて珍しい光景も見当たらず、淡々と歩いた。
 スタート地点に近づいたとき、ちょっと気になる看板が目に入った。その名も「世界チーズ商会」(西区24軒3条2丁目)と書かれた看板である。「世界~」とはずいぶん壮大な名前である。しかし、それに比して、社屋(?)は簡素な住宅風だった。その落差が面白い。
 調べてみると、本社が大阪にあり、東京、札幌に支店をもって全国的に社業を展開しているようである。創業者の心意気を表した会社名といえようか。それとも安易な名前の付け方?

          

 地下鉄の路線が走る道路を跨いで南側に向かった。
 こちらも住宅や小規模の集合住宅が続いていた。ずーっと歩いて行くと幹線道路の北5条手稲通(旧国道5号線)が見えてきた。その手前に公園があった。「二十四軒さいわい公園」(西区24軒3条6丁目)と公園名が表示されていた。
 その公園と路一つ隔てたところに!!
 ななんと!畑が広がっているではないか!
 傍に寄ってみると、私の乏しい知識だが、確かに秋まき小麦の若芽が青々と伸びていた。

          

          
          ※ この作物「秋まき小麦」で間違いないですね?

 畑の面積は、小さな庭付きの住宅が2戸程度建つ広さか?
 二十四軒の北5条手稲通近くというと、都会の真ん中と言っても過言でないところだ。そんなところに麦畑が広がっているなんて…。
 私が今まで比較的街中で畑を見たのは、地下鉄東豊線の終点「栄町駅」近くで見たのが最も街中の畑だった。それと比べるとこちらの方がはるかに都心に近い畑だ。
 さらにもっと都心に近いところにもこうした本格的な畑があるのだろうか?
 これからの散歩が楽しみだ。

 二十四軒地区では、この他にもレポートしたいことはあったが、都会の中の麦畑のインパクトが強すぎた。