田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

大谷!大谷!あゝ大谷しょうへ~い!

2017-12-26 16:08:10 | スポーツ & スポーツ観戦
 ついに、ついに大谷翔平選手は、日本ハムファイターズに、北海道に別れを告げた…。日ハムファンに、いや日本中の野球ファンに夢を与え続けてくれた大谷翔平選手は、さらなる高みを目ざしてメジャーリーグに挑戦することになった。昨日は、その別れのセレモニーがあり、私もドームで見守った。

      
 
 今ごろ、私は石狩川河岸を遡行しているはずだった…。
 しかし…、大谷翔平選手の退団会見から帰宅してテレビの天気予報を見ていると、北海道はおろか、北日本全体が爆弾低気圧なるものに翻弄されていた。
 こんな悪天の中、突っ込んでいって、もしものことがあったとしたら「物笑いの種」にしかならないではないか。
 午後8時過ぎ、迷った末にようやく決断して、旭川に予約したホテルにキャンセルの電話を入れたのだった。

               
               ※ 会見前の会場の様子です。

 大谷選手の退団が決定的になったころ、きっと退団会見があるはずだから、その時はぜひとも同じ空間で彼の言葉を聴きたいと思っていた。ダルビッシュの時と同じように…。
 私が駆け付けた午後5時にはすでに開場され、前方の席はすべて埋まっていた。
 私が腰を下ろした席はかなり後方の席で、カメラをチェックしたところ、会見席までは遠くて、望遠を利かしてもダルビッシュの時にように表情を写し取ることは無理のようだった。

               
               ※ 会見席に大谷選手と栗山監督が着席し、会見が始まりました。

               
               ※ 私の席からは望遠でこれが精いっぱい、表情までは読み取れませんでした。

 栗山監督と二人で登場して会見が始まった。
 会見は終始、彼の人間性が現れた素晴らしい会見だった。真摯に、謙虚に、感謝の気持ちを忘れずに…。
 時にはユーモアと頭の回転の良さも垣間見せてくれた。
 ある女子アナが「エンゼルスでナインに溶け込もうとするとき何を意識しますか?」と問われたとき、「良い方法を知っているなら教えてください」と素早く切り返した。

               
               ※ 代わりにオーロラビジョンが彼の表情を映してくれました。

 そして印象的だったのは、5年間在籍していて「札幌では寮と札幌ドームの往復だけだった」と語ったことだ。この5年間野球漬けの毎日を送っていたことが容易に想像される。
 彼のように人一倍の資質を持った選手が、他の誰よりも努力していたのだから、今日の成功も当然のように思われる。
 彼なら、メジャーへ行ってもこれまで同様、自らを高みに導くために努力し続けることだろう。そして是非とも成功をつかみ取ってほしいものだ。

                    
                    ※ エンゼルスのにフォームを纏った大谷選手です。

 ダルビッシュの時もそうだったが、大谷翔平選手が日本ハムの一員として5年間在籍し、北海道の野球ファンに夢を与え続けてくれたという事実はけっし消え去ることはない。

               
               ※ 花束を送ったチームメイトだった中島、鍵谷、近藤の各選手です。
               
 
 彼が一段と飛躍した昨年、私は大谷翔平選手について2本のブログを発信した。一つは「大谷翔平が日本ハムの一員であることの幸せ」(’16/7/6)、そして「ファイターズ大谷翔平賛歌」(’16/11/1)の2本である。
 私はこの2本の投稿を再読しながら、来年のメジャーリーグでの成功を祈りたいと思う。

               
               ※ 会見終了後、場内を一周する大谷選手です。この時が最も近くで写すことのできた一枚です。


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