北海道赤平市でロケットエンジンや小型人工衛星の開発を産学協同で手掛けている植松努氏の「思うは招く」~夢があればなんでもできる~と題する講演聴くことができた。氏のポジティブな思考に私はおおいに刺激された。
7月7日(土)午後、札幌市コンベンションセンターで植松努氏の講演を聴く機会を得た。植松氏は植松電機を率いる傍ら、北海道大学のロケットエンジン研究者と連携して既存のロケットエンジンとはまったく違うロケットエンジンの開発に情熱を注いでいる方として知られている。
また氏は子どもの教育にも非常に関心が高く、氏の考えや実践を広く伝えようと全国を講演で飛び回っているとも聞いている。
氏の講演はまさに立て板に水という感じで、息つく暇もないほどに90分間話し続けた。
その内容は氏のこれまでの来歴や現在の取り組みを縦糸として、そこで感じた矛盾や世の中の非常識を鋭く突くことを横糸として、聴く者に対して「夢を持ち続け、そこに向かって努力せよ」と説く内容であった。
氏の早口に私のメモはまったく追いつかなかった。
ただ氏はパワーポイントを使用していたので、途中からそれをカメラで写し残すことを思いついたので、そこに残っていた植松語録を紹介することにする。
※ 植松氏は子ども対象の「ロケット教室」を全国各地で積極的に怪異際しています。
植松氏はまず「夢」を持つことを勧めます。そしてこう説きます。(紫字が植松語録です)
夢を見つけるためには「感動」すればいい! 「うわ-、すご-い!」「うわ-、やってみたい!」
夢がたくさんあれば一個くらい挫折しようが、くじけようが平気でいられます。
そして植松氏は「ど-せ無理」という言葉を多用しました。
人の努力をやめさせる言葉 意味なくね! なにそれ自慢? どーせ無理だ
どーせ無理 = 人を殺す言葉
「どーせ無理」がいじめと暴力の連鎖を生み出す
「どーせ無理」をなくせば、いじめ、暴力、戦争がなくなる。
植松氏は自らの来歴の中で、「どーせ無理」と言われたことでも果敢にそれを克服する努力をしてきたという。そして今があると…。
氏のロケットエンジン開発や小型人工衛星などの宇宙開発技術も「どーせ無理」と囁かれながらもあきらめずに夢を持ちづけた結果、今花開こうとしているという。
氏は最後にこう締めくくった。
思うは招く 「どーせ無理」から「だったらこうしてみたら!」へ
※ 植松氏の著書「NASAより宇宙に近い町工場」の表紙の写真です。
植松氏の口からはまだまだ植松語録がたくさん飛び出した。
その語録一つ一つが氏の生き方や実践を通して語られた一語一語だったので説得力を伴いながら私の耳に届いた。
氏が代表を務める宇宙開発企業「カムイスペースワークス」の将来性に期待したいし、その動きから目が離せないと思った。
7月7日(土)午後、札幌市コンベンションセンターで植松努氏の講演を聴く機会を得た。植松氏は植松電機を率いる傍ら、北海道大学のロケットエンジン研究者と連携して既存のロケットエンジンとはまったく違うロケットエンジンの開発に情熱を注いでいる方として知られている。
また氏は子どもの教育にも非常に関心が高く、氏の考えや実践を広く伝えようと全国を講演で飛び回っているとも聞いている。
氏の講演はまさに立て板に水という感じで、息つく暇もないほどに90分間話し続けた。
その内容は氏のこれまでの来歴や現在の取り組みを縦糸として、そこで感じた矛盾や世の中の非常識を鋭く突くことを横糸として、聴く者に対して「夢を持ち続け、そこに向かって努力せよ」と説く内容であった。
氏の早口に私のメモはまったく追いつかなかった。
ただ氏はパワーポイントを使用していたので、途中からそれをカメラで写し残すことを思いついたので、そこに残っていた植松語録を紹介することにする。
※ 植松氏は子ども対象の「ロケット教室」を全国各地で積極的に怪異際しています。
植松氏はまず「夢」を持つことを勧めます。そしてこう説きます。(紫字が植松語録です)
夢を見つけるためには「感動」すればいい! 「うわ-、すご-い!」「うわ-、やってみたい!」
夢がたくさんあれば一個くらい挫折しようが、くじけようが平気でいられます。
そして植松氏は「ど-せ無理」という言葉を多用しました。
人の努力をやめさせる言葉 意味なくね! なにそれ自慢? どーせ無理だ
どーせ無理 = 人を殺す言葉
「どーせ無理」がいじめと暴力の連鎖を生み出す
「どーせ無理」をなくせば、いじめ、暴力、戦争がなくなる。
植松氏は自らの来歴の中で、「どーせ無理」と言われたことでも果敢にそれを克服する努力をしてきたという。そして今があると…。
氏のロケットエンジン開発や小型人工衛星などの宇宙開発技術も「どーせ無理」と囁かれながらもあきらめずに夢を持ちづけた結果、今花開こうとしているという。
氏は最後にこう締めくくった。
思うは招く 「どーせ無理」から「だったらこうしてみたら!」へ
※ 植松氏の著書「NASAより宇宙に近い町工場」の表紙の写真です。
植松氏の口からはまだまだ植松語録がたくさん飛び出した。
その語録一つ一つが氏の生き方や実践を通して語られた一語一語だったので説得力を伴いながら私の耳に届いた。
氏が代表を務める宇宙開発企業「カムイスペースワークス」の将来性に期待したいし、その動きから目が離せないと思った。
少なくとも娘やその周辺で宇宙関連に進みたい、という話はきかないので心配です。はやぶさ帰還とか日食の時は話題になるけど、それ以外ではどうもみんな地に足がつきすぎているような。
あと、個人的には「夢があれば何でもできる」というような「夢万能論」には素直に賛同しかねます。
夢が叶わない人もいるワケで、そういう人が自分は努力が足りないのかとか、余計なコンプレックスを持つこともあるワケです。
植松氏が無責任に夢を強調しているとは思えませんが、夢の扱いには気をつけたいものです。
まじめに「努力」するということがなかなか難しい今の世の中にあって、植松氏は愚直にその努力をすることの大切さを説き続けているように思えます。
植松氏の言葉の中で新鮮に聴こえた言葉が「夢にたくさんあれば一個くらい挫折しようが、くじけようが平気でいられます」と言った言葉です。
一つの夢ではなく、たくさん夢を抱くことによって、一つの夢が破れたとしてもけっして絶望することも、へこむことはないと言っているのです。
彼は「夢があれば何でもできる」
とは言っていません。自ら夢を描き、それに向かって愚直に努力してみよう、と説いていると私は受け取りました。彼はいわゆる「しらけ」気分を一番嫌っているように思えました。
確かに宇宙開発事業はこれから注目されると思いますが、現状ではまだ景気のいい状態ではなさそうです。
世の中が不景気だと、そういう分野に人材を送ることが困難になるのでしょうか?
夢があれば、の件、わたしの早とちりというか、よく世間で言われる言葉と植松氏とを安易に結びつけて考えてしまいました。
大変失礼致しました。
現実として理解できないこともありませんが、それではあまりにも寂しいですね。そのあたりを植松氏は突いていたようにも思いますが…。