田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌でしかできない50のこと〔31〕ラーメン いそちゃん

2021-01-21 18:01:26 | 札幌でしかできない50のこと

 「えーっ!?これが札幌を代表するラーメン?」と正直思った。それほど特徴がなく、あっさりとした味なのだ。しかし、食べ進むうちに「なぁ~るほど」とも思ったいそちゃんの塩ラーメンだった。

 「札幌でしかできない50のこと」№31はラーメン「いそちゃん」である。ガイドマップ上では№2にリストアップされている。そこには「深夜の誘惑に負ける」と題して次のような紹介文が載っている。「すすきのの新ラーメン横丁内にあるラーメン店。札幌らしい味噌バターコーンラーメンもあるが、人気は『中華ネギラーメン塩』。朝5時まで(日曜日は翌3時まで)オープンしているので、飲んだあとには行くしかない。」とある。

   

   ※ ススキノのメイン通り(国道36号線)に面している新ラーメン横丁です。

 ラーメンいそちゃんは私にとって鬼門だった。というのも開店が午後8時と遅いうえ、店はススキノのど真ん中とあって、夜間に私のような年寄りが近づくところではないと、ある種諦観していたのだ。しかし、このご時勢である。「もしかしたら?」と思い、昨日問い合わせてみると、なんと!午後3時から開店しているというではないか!そこで早速、本日訪れることにしたのである。

   

   ※ ビル内にラーメン店が一列に並んでいました。「いそちゃん」は一番奥でした。 

 新ラーメン横丁はメインストリートの国道36号線に面しているので分かりやすい。(元祖さっぽろラーメン横丁はやや分かりにくい)横丁には5店ほどが入居しているようだが、いそちゃんは横丁の一番奥に位置していた。

   

   ※ いそちゃんの店の前です。店外にお客さんが並ぶ時もあるようです。(椅子が)

   

   ※ いそちゃんのおすすめメニュー。中華も人気のようです。

 私が訪れた時は開店早々だったので、もちろんお客さんは誰もいなかった。注文したのは紹介文でもお勧めの「中華ネギラーメン塩」(600円。今どき安い)である。少し時間をおいて出てきた「中華ネギラーメン塩」はやや小ぶりの丼に各種トッピングとともに麺が入ったラーメンが出てきた。トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔それにもちろん刻んだ長ネギが載っていたが、きわめて一般的なラーメンのように思えた。麺はやや固茹でだったが、スープはきわめてあっさりしたものだった。私は一口食して「えーっ!?これがリストアップされたラーメン?」と正直思った。そして「札幌にはまだまだ特徴のある人気店がたくさんあるのではないか!」と思った。しかし、食べ進むうちにこのいそちゃんがリストアップされた理由のようなものが分かるような気がしてきた。店が開いているのが深夜である。ということはススキノで飲んだ人たちが「〆の一杯」として食するには、札幌ラーメンの特徴の一つである濃厚なラーメンよりは、あっさりした塩ラーメンが好まれるということなのではないかと…。お店の主人とちょっと親しくなっていたので、その旨を告げると、主人も「そのようですね」と答えてくれた。

   

   ※ 店内は開店直後とあって閑散としていました。

   

   ※ これが噂の(?)の「中華ネギラーメン塩」です。

 ラーメンいそちゃんは呑兵衛さんから好まれているラーメン店に違いない。

 なお、いそちゃんはラーメン以外の中華のメニューも人気だという。

  

  ※ やや固茹での麺でした。

                                 

《ラーメンいそちゃん 概要》

〔住  所〕札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル

〔電  話〕011-533-4511

〔開館時間〕火~土 20時~翌日5時

      日・祝 19時~翌日3時

 ※ 但し、現在当面は15時~20時で営業

〔定休日〕 月曜日

〔座席数〕 16席(カウンター席6、テーブル席10)

〔駐車場〕 無                                  



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