田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

大盛況! 札幌市青少年科学館

2010-01-12 19:57:59 | 札幌(圏)探訪
 初めて訪れた青少年科学館は冬休み中の休日とあって親子連れで大賑わいでした。盛況なのは何よりなのですが、一見するとアミューズメント施設で遊ぶ親子と見えたのだが・・・。 

        
        ※ サンピアザ水族館の横に建つ札幌市青少年科学館です。        

 入館者がやや寂しいかなと思えた水族館に比べ、直ぐ隣の青少年科学館は大勢の親子連れで賑わっていました。
 内部は科学のさまざまな分野の基礎知識を学ぶコーナー、それらを応用した現代技術を学ぶコーナーなど、全てが体験しながら学ぶ工夫が施された機器が並んでいます。
 そこで子どもが、あるいは親子が懸命に機器を操って現象の変化を楽しんでいます。
        
        ※ 館内はたくさんの家族連れで賑わっていました。
        
 私は商売柄もあり(?)過去に道内各地の類似施設をいくつも見ているので(先日も年末に釧路市の遊学館を訪れました)、展示物に特別な珍しさもなかったので一歩引いて子どもたちが楽しむ様子をうかがっていました。
 すると、機器の操作に夢中な子どもは次から次へと機器を渡り歩き、その現象についての説明などは見ようとしていないようです。それは子どもばかりではなく、親も同様のように見受けました。
        
      ※ 館内ではご覧のサイエンスショーなど企画ものも催されていました。

 「こんなことでいいんだろうか?」と一瞬思いましたが、「いやいや、これでいいんだ!」と思い直しました。
 多くの子どもにとって青少年科学館に来ていることはアミューズメント施設に来ている感覚なのかも知れません。親もあるいは???
 こうした体験施設としては、多くの人たちにまずは来ていただく、来館してもらうことが最初の目的なのでしょう。
 そのためには来館者が「楽しい!」と感ずるような施設づくりが必要となってきます。
 楽しい施設には自然と多くの子どもが集うようになります。
 その上で、科学の不思議、科学の楽しさに芽生える子どもの誕生を期待するというのが隠された真の目的なのだと思います。

 館ではちょうど「大ロボット展2010」が開催されていて、この展覧会の開催が大盛況に拍車をかけていたようでした。
        
        ※ ロボット展の入り口にはヒューマノイドロボットの受付嬢
         が出迎えてくれました。

 入館料の700円、プラネタリウム500円(但し、中学生以下無料)はけっこうな料金ですが、中学生以下が無料となれば、これは家族連れで一日過ごすには教育的要素も加味されていて案外素晴らしいスポットと云えそうです。(私は水族館と科学館両館の共通券を利用したので1,750円でした)
        
        ※ ご存知のASIMOの歴史的変遷です。左側が1993年製、
         真ん中が1997年製、右側が2000年製です。最新ASIMO
         の展示は残念ながら終了していました。


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2 コメント

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昔、よく行ったです (おなら出ちゃっ太)
2010-01-13 17:13:18
娘が小学生のころは、よく行きました。
小樽から電車に乗って、わざわざ。(^^;

オトナが科学する心を育てよう、などと難しく考えても、子どもにはなかなか、ですね。
でも、遊園地感覚で遊んで科学に触れる、というだけでもまるで違うと思いますよ。
私が子どもの頃、幼稚園から小学一年生まで苫小牧市に住んでいて、科学館が家のすぐそばにありました。毎日のように遊びにいったものです。
その成果はあまりなく、理系人間には慣れませんでしたが、理科が嫌いではありません。
星とか虫とか、大好きです。

ところで、このブログのリンクに苫小牧東小がありますね。一年間だけ通ってました。
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私は… (田舎おじさん)
2010-01-13 21:53:21
 きっとあそこにいた親子連れはみんなおならさんのような思いで来ているんだろうなぁ、と思います。
 それでいいんですよね。
 私の場合は息子が小さいときに近くに青少年科学館のようなものがなかったものですから、そういうこともできませんでしたが、近くにあったならきっとそうしていたでしょうね。

 ところで苫小牧東小のことですが、札幌へ出てきてから苫小牧東小が熱心に取り組んでいるビオトープのことが目に止まり、学校を訪問したり、東小の先生と交流したりという関係があるのです。
 現在、その先生が転勤されてしまいちょっと疎遠になってしまいましたが・・・。
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