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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ヘルシーウォーキング⑭ in オホーツク海を眺め、歴史を体感する網走・ウォーク

2023-08-13 17:18:39 | JRヘルシーウォーキング & さっぽろラウンドウォーク
 網走は私の生まれ故郷であり、2度の勤務経験もある縁の深い街である。天都山を含む長~い14キロの道のりを思い出深く歩くことのできたウォーキングだった…。
     
 8月11日(金)、朝早く北見から網走に移動し、網走駅前に立ったのは午前7時40分だった。スタート直後、網走駅から国道39号線を西に向かうのだが、直ぐにJR石北本線の踏切を跨ぐ。これが人一人がようやく渡れるだけの狭い踏切で、その踏切を見つけるのにかなり手間取った。
  
  ※ 観光客の姿もちらほらと見えたが、全体として閑散とした網走駅だった。
   
  ※ この小さな踏切が石北本線を跨いでいました。
 しかしこのコース取りには疑問が残った。マップを見るかぎりでは「二代目網走駅跡」という表記があったのだが、その辺りに特に表示があるわけではなかった。しかも再び国道に戻る踏切の表示もはっきりとしなかった。このため私は5~600mを行ったり来たりしてしまった。後から分かるのだが、踏切を渡る箇所には大きな葬儀会場があったのだが、マップにはそれが表示されていなかったのは残念だった。
  
  ※ 旧網走駅跡ではないかと想像されたのですが…。
 国道へ戻ると間もなく、網走川を跨ぐ「鏡橋」を渡る。この「鏡橋」は、網走刑務所に護送される囚人たちが川面に我が身を映し、自らの罪を悔い更生を誓ったと伝えられている橋である。そして煉瓦造りの塀に囲まれた「網走刑務所」の正門の前に立つ。一般見学者はここまでである。あの高倉健さんも映画の中でこの刑務所にお世話になったが、私はけっして刑務所内部には入るまいと誓ったのでありました。
  
  ※ 網走川を跨き網走刑務所に続く「鏡橋」です。
  
  ※ 堅牢なレンガで囲まれた「網走刑務所」の正門です。
 刑務所を後にすると、コースは網走川沿いを「天都山」に向かう。網走川の先にはボート競技が盛んな「網走湖」があるが、川の中にはボート競技のゴールが設定されているのだろうか?川中にはブイが浮かんでいた。
  
  ※ 網走川の川中に小さな赤いブイが見えると思います。
 そしてコースは「天都山」に向かう道路に導かれる。これまで何度も「天都山」には上っているが、いつも車で上っていたが、歩いて上るのは初めてだった。コースの途中には博物館「網走監獄」があるが、私はここを2度も訪れているので内部の見学はパスした。
  
  ※ 天都山に上る途中にある博物館「網走監獄」の入口です。
  
  ※ 天都山の上り道は途中から車道を離れ、森の中を上がる道となりました。
 長い長い上り道を上がりきると「オホーツク流氷館」がある。暑い日だったので、流氷が展示されているところで体を冷やしたいとも思ったのだが、ウォーキングの後に「藻琴山」登山も計画していたので先を急ぐことにした。「オホーツク流氷館」のところからは、網走市内、そしてオホーツク海が遠望できた。
  
  ※ オホーツク流氷館です。
  
  ※ オホーツク流氷館のところから網走市街を眺めたところです。オホーツク海の海岸線を望むことができました。
 網走市内に向かう下り道は、上り道より2倍もあるのではないかというほど長くだらだらとした下り道が続いた。天気は晴れていたが、気温はそれほどでなく(記録では最高気温が22.7℃だったようだ)、木陰に入ると気持ち良い風を感ずることができた。とはいっても半袖、半ズボンの私は汗にまみれながらのウォーキングだった。
 長い下り道を終えると網走市の中心街に導かれた。そしてまずは「道の駅 流氷街道網走」に至った。道の駅は「網走川」がオホーツク海に注ぐ河口口にあたり、冬には流氷観光船「オーロラ」の発着場となっている。
  
  ※ 網走市の道の駅「流氷街道網走」の建物です。
  
  ※ 道の駅の傍は網走川の河口で、ここが流氷観光船「オーロラ」の発着場になっています。
 道の駅を過ぎ、中心街に向かう途中には昔の「網走監獄」の正門となっていた門を保存している網走の名刹「永専寺」の正門を眺め、「網走市役所」の前を通過した。
  
  ※ 永専寺の正門となっている「旧網走監獄」の正門です。
  
  ※ 網走市役所です。
 続いて、網走の繁華街「アプトフォーショッピングモール」に導かれたが、祝日にも関わらずモールを歩く人はまばらで寂しさを感じさせた。
  
  ※ 網走市の中心商店街の「アプトフォーショッピングモール」の様子です。
 ショッピングモールを過ぎると「網走駅」は間近である。その途中にもマップには「旧網走駅跡」という表記があったが、そのあたりを探してみたが特にそれらしき表示は見当たらなかった。  
 JRが主催するヘルシーウォーキングだから、JRの歴史にこだわったマップ作りは理解できるが、独りで歩くにはマップだけが頼りである。だから曲がり角のところの建物などをもう少し詳しく描いてほしいと思うのは我がままだろうか?という感想を持ったのだが…。
 この日も前日同様、コース自体は14キロということだったのだが、あちこちと迷った結果、私の歩数計は16キロを表示していた。
   
   ※ 私が網走市内を巡っている時、グーグルのマップ作成のためでしょうか?特殊なカメラを車上に付けた車が市内を走り回っていました。