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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

御朱印収集巡り №26 江南神社

2024-06-04 15:59:18 | 神社参拝・御朱印収集関連
 実に1ヵ月半ぶりの御朱印収集巡りである。篠路屯田兵に縁のある江南神社であるが、屯田兵に関する石碑や「望郷のアカマツ」が保存されている。境内の規模は札幌の中では中程度の広さといったところだろうか?
       

       

 昨日(6月3日)は「めだかの学校」が現在実施している「さっぽろの古を訪ねて」に関連して、篠路屯田兵村と新琴似屯田兵村の現地事前調査に一日を費やした。その際に併せて江南神社と新琴似神社(後日レポする)の御朱印を併せて頂いてきた。
 江南神社は明治22年に屯田兵第一大隊第四中隊が篠路兵村に入植して、多くの困難と闘っていたが、屯田兵とその家族の団結と協力の拠りどころとなり、心の支えとなったのが、この江南神社である。

    
   ※ 立派な手水舎です。水草が浮かんでいましたが、花手水はやっていませんでした。

 史実によると江南神社のすぐ隣には「屯田兵第一大隊第四中隊」本部が置かれていたということからも屯田兵と江南神社の強い結びつきをうかがうことができる。 

    
    ※ 一番外の鳥居から、本殿に至るまで三つの鳥居が建っていました。

 前述したように境内はそれほど広いとは言えないが、外部から本殿(拝殿)に至るには三つの鳥居を潜って本殿に至るようになっている。
 第一鳥居を潜ると直ぐ左手に、屯田兵とその家族を慰めるために、220戸にアカマツの苗木各2本、水松(オンコ) の苗木各1本を「望郷の松」として配布したそうだ。屯田兵たちは喜んで前提に植えたそうだ。しかし、現在まで残っているのは数少なく、そのうちの1本が境内に残されていた。

     
     ※ 唯一残っている「望郷のアカマツ」も黄色い葉が目立ち、ちょっと心配です。

 私は御朱印を頂く前に、いつものように拝殿でお参りをした後、社務所に立ち寄り御朱印を所望した。残念ながら書置きであったが無事にいただくことができた。

    

 ちょっと残念に思ったのは、帰路に境内を眺めた時に雑草が少し目立ったことが気になった…。  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
【江南神社 情報】
◇旧社格:村社
◇所属:北海道神社庁
◇住所:札幌市北区屯田7条6丁目2-25
◇御朱印:あり(書置き 500円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間:概ね 9:00~17:00  
◇例祭日:7月15日
◇駐車場:有り(数台程度)
◇アクセス:地下鉄南北線「麻布駅」から北海道中央バス「麻01・01屯田線」に乗車。「屯田小学校」で下車 徒歩約2分(約90m) 
◇創建:1889年(明治22年)
◇代表的ご利益:  〇安産祈願・子授かり・子宝 〇商売繁盛 〇合格祈願・学業成就
         〇技芸・武芸・芸能 〇病気平癒・健康祈願     
◇御朱印記帳日 6月3日


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