田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

緊急事態宣言を受けて

2021-05-15 19:12:41 | その他

 とうとう北海道も明日16日から月末31日まで、2回目の緊急事態宣言が発出されることになった。これまで事態の推移をそれほど深刻に考えてこなかったきらいのあった私だが、さすがに緊急事態宣言となるとそんなのんびりしたことは言ってはいられない。さて、どうしょうか??   

 今回の北海道を始めとする岡山県、広島県に対する緊急事態宣言の発出を巡るゴタゴタについては、日頃から政治的な関心をあまり抱かない私でも「いったい、どうなっとるんじゃい!」と突っ込みの一つも入れたいような政府の右往左往ぶりであった。

 そのことはともかくとしても、緊急事態宣言が出たとなると、その心理的圧迫はやはり大きいものがある。これまでも必要な時以外は市の中心部や人混みの多いところには出向かないようにしていたが、これからは一層留意しなければなるまい。

   

   ※ 「めだかの学校」の活動も中断せざるを得ない。

 と同時に、宣言発出で公共施設が全て閉鎖となる。このことで、私が所属しているシニアの学習グループ「めだかの学校」の活動も道立市民活動センター(通称:かでる2・7)を会場として活動しているため停止せざるを得ない。また、定期的に行っていたボランティア活動の近代美術館前の歩道の清掃活動も5月中は中止と決めた。

   

   ※ 近代美術館前の歩道の清掃活動も一時中断することにした。

 こうしたことは事の大小は別として、あらゆる人が影響をこうむっていることだろう。私の場合は、直接生活に影響することではないだけに、多少のんびり構えているところがあるのかもしれない。現役世代の方々にとっては仕事に影響が及び、そのことが生活そのものにも影響が及ぶだけにその深刻度はいかばかりか、と考えると申し訳ない思いさえする。

 私たちリタイアした世代にとって、そうした現役世代に対する責務は “コロナウイルスには絶対に感染しない!” という覚悟とそれを可能とする自己抑制であろう。しかし自己抑制ばかりを強いても、それは現実的とは思えない。

 私が考えるのは我田引水的ではあるが、私が考え、実践してきたことが現実的ではないだろうか?つまり、人と出会う可能性が極めて低い(一つの密もない)フィールドに出て、身体を動かし、心身のリフレッシュを図ることではないかと考えている。

 それにしても今回のコロナ禍が、これほど困難で沈静化が長引くことを誰が予想しただろうか?(あるいは一部科学者の中には予言されていた方もいたかもしれないが…)自然を克服したなどと奢っていた人類に対する、自然からの強烈なしっぺ返しのように思われてならない。私たち人類は自然の中で生かされているんだ、ということをもう一度確認する必要があるのかもしれない…。