田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌日大高野球の今後を占う

2013-07-08 21:44:24 | スポーツ & スポーツ観戦
 札幌日大高校野球部は札幌支部予選を堂々と勝ち抜いた。私は予選期間中に上京したため札幌日大高の一回戦しか観戦できなかった。その後、準決勝、決勝と見事な試合運びで支部代表権を勝ち取ったことを知った。札幌日大高の南北海道大会での活躍を占ってみる。

 
 この10数日、拙ブログのアクセス数で最もアクセスされているのが5月15日に投稿した「札幌日大高校野球部」である。それだけ高校野球は注目度が高いということなのだろろうが、そうなると今夏の南北海道大会に順調に駒を進めた札幌日大高について触れないわけにはいかないと思い、私なりに札幌日大高野球の今後を占ってみることにした。

 私にとって一番の驚きはエース白崎が準決勝の対立命館慶祥戦(完投)、支部代表決定戦の札幌静修戦(8回)を無失点で抑えたということだ。
 私が観戦した試合では、白崎君はいずれも相手校に手痛いほどに打ち込まれた試合ばかりだった。だから彼には厳しい見方しかできなかった。
 以前にも触れたが彼の直球は最速135キロということだから高校生としては速球派タイプということができる。しかし、ピッチングマシンで打ち込んでいる現代の高校生にとっては十分に対応できる速さである。事実、国際情報高校打線はいとも簡単に白崎を打ち込んでいる。
 その白崎君が2試合を無失点で抑えたというから俄かには信じ難かった。
 新聞報道によるとこれまでの投球とは異なり、気迫を前面に押し出す投球を心がけたということなのだが…。
 その快投ぶりをこの目で見ていないので、何とも言い難いところだが、もし白崎君が本当に覚醒したとすると一気に甲子園候補に躍り出ることを意味するように思われる。

 札幌日大の打線については春の全道大会でも、今夏の支部予選でもその破壊力は折り紙つきである。毎試合かなりの得点が期待できる打線である。
 こうして投打ともに高い水準に達しているとなれば、当然甲子園候補に躍り出たと言って良いと思う。

 さて、過日南北海道大会の組み合わせが発表された。札幌日大は難しいBソーンの山を引き当ててしまったようだ。
 初戦が毎年のように北海道大会に顔を出している実力校「北海道栄高校」である。ここを突破したとしても翌日に「北照高校」と「北海道室蘭大谷高校」との勝者との対戦が待っている。二日間連戦の上、春の選抜大会で2勝した実力校「北照高校」と対戦するとなれば、甲子園を目ざすうえでは最初の大難関ということが言える。

 真夏の二日間の連戦ということになると、例え白崎君が初戦で快投を演じたとしても翌日の試合では十分な休養のないままでは実力を出し切れるとは思えない。救援投手(第二エース?)の存在が不可欠である。ところが私推奨の宮崎投手がどうも不調のようなのだ。もう一人の救援河原田投手の軟投にかけるしかないのか?果たして内情は?

 いずれにしても各地の予選を勝ち抜いた15校が円山に集い、甲子園出場を懸けて覇を競う大会は興味十分である。
 私は‘10年、’11年と南北海道大会の全試合を観戦したが、今年は全試合観戦するほどの気力も体力も自信はない。そこでせめて期待する札幌日大戦を中心に観戦し、その観戦レポートを書き綴ってみようと思っている。
 出来得れば札幌日大高が4試合を戦って甲子園を掴み取ってほしい、と願っているのだが…。

東京下町ウォーク 2 東京スカイツリー編

2013-07-08 15:15:21 | 道外の旅

 東京へ行ったからには、やはり東京スカイツリーはチェックしなきゃ、というおのぼりさん的発想から先ずは訪れることにした。近代建築学の粋を集めた建造物であり、350m、450m上空からの眺めはそれなりに素晴らしいものであったが…。 

               
               ※ 私が撮った中では最も良い出来と思われるので再掲しました。

 前日のブログでも触れたが、地下鉄駅から直通ではなく、地上から施設に入ろうとしたところ、どこからは入ったら良いのかしばし迷った。その後、どうにか無事に施設内に入ることができ、4階のチケットセンターに導かれた。

          
          ※ 東京スカイツリータウン街の一角です。

 チケットセンターには多くの客がチケットを購入(一人2,000円)するために並んでいた。チケットセンターで並び、エレベーターの前で並び、その後一気に地上350mにある「展望デッキ」に導かれたが、そこも混雑していた。
 眼下に見える東京の街を眺めながらザーッと一回りしてみたが、特別な感慨は沸かない。何故なのだろうかと考えてみたのだが、ふだん見慣れていない街を上方から見たとしてもふ~ん、という程度のものなのかもしれない。

          
          ※ 入場チケット購入のために並ぶ人たちです。

          
          ※ チケットを購入した後、次はエレベーターに乗るために並ぶ人たちです。

          
          ※ 地上350mからの視界です。

          
          ※ 写真に見える大きな流れは隅田川です。

          
          ※ 地上350mの展望デッキの回廊です。

          
          ※ 展望デッキの一部にはこのようにスカイツリーの建築部材の一部が剥き出し(?)で出ています。

          
          ※ ガラス床と言われる下方が見えるようになっているところです。

 せっかくの機会と思い、さらに1,000円の料金で100m上方の「展望回廊」まで昇ることにした。現代のエレベーターである。アッという間に地上450mの「展望回廊」に到達した。そこから見える東京の街は確かに「展望デッキ」から見る景色よりさらに東京の街が小さく下方に見えた。
 そのとき思った。「あゝ、これは飛行機が飛び立った直後に見る景色と同じだ」と…。
 私にとってふだん見慣れていない東京の街を仔細に見ようとする気持ちにはなれず、ここからの景色もザーッと一回りした程度で降りてきてしまった。

          
          ※ 地上450mからの眺めです。写真の中央は発展するウォーターフロントと思われます。

          
          ※ ガラス床とは違いますが、塔の真下の写真が撮れました。
        
          
          ※ 地上450mの展望回廊の様子です。


 ちょっと下ネタ的話で恐縮だが、地上450mの「展望回廊」にトイレがあった。大して尿意を催したわけではなかったが、記念(?)に小用を足してみた。
 男性トイレはそうでもなかったが、女性には私と同じ発想の方が多いのだろうか?たくさんの人が行列を作っていた。

          
          ※ たった一個しかなかった地上450mの男子用トイレです。

 ところで東京スカイツリーは今年5月で開業1周年を迎えたそうだ。その間の入場者数はおよそ638万人だという。国民の約5%強が1年間で入場したことになる。国民が一度は入場するとして(そんなことはありえないが)まだ20年間もあのような混雑が続くのだろうか?

          
          ※ 外がまったく見えないエレベーター内で和の装飾が鮮やかです。           

          
  ※ 展望デッキから展望回廊に向かうエレベーターの上方に窓があり、エレベーターの速さを体感できました。

 東京スカイツリー建設の主目的は電波塔としての役割なのだが、東京の新観光名所としての役割をしばらくは果たしそうな感じである。