田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

東京下町ウォーク 1 スカイツリー界隈編

2013-07-07 22:15:43 | 道外の旅

 東京下町巡りでまず訪れたのは東京スカイツリーである。私もしっかりおのぼりさんをしようと思ったのだ。併せて界隈を巡り歩いてみた。今回のレポートはスカイツリーを除き、その界隈を歩いたことをレポートする。

   
   ※ 私の下町ウォークの指南書となったマップです。私は赤色のコースを忠実に辿りました。 

 私が今回の東京下町巡りの指南書にしたのは「東京スカイツリー&東京下町おさんぽマップ」という定価わずか500円の冊子である。これがなかなかの優れものだった。そこには東京の下町のお散歩コースが34コースも紹介されている。
 これは私のこだわりの一つなのだが、マップに道順が示されていたら、そこを忠実に辿りたいということがある。今回も私はできるだけマップに忠実に歩くことを自分に課して下町を巡り歩いた。

              
         ※ 「押上」駅の地上に出ると、目の前ににょっきりと東京スカイツリーが現れました。

 さて「スカイツリー界隈」編である。
 私はマップに示されているスタート地点の東京メトロ半蔵門線の「押上」駅に降り立った。ここから東京スカイツリーが逆さに映るという北十間川に架かる「西十間橋」を目ざした。橋上からは確かにスカイツリーが逆さに映っていたのだが、風があり水面が揺らいでいたため写真としてはモノにならなかった。

          
          ※ マップ上のスタート地点はなぜか写真の「いこい食堂」になっていました。

          
          ※ 「西十間橋」を目ざして歩いた際の街の様子です。どこか下町の匂いを感じます。

               
            ※ う~ん。残念ながら逆さスカイツリーは写りませんでした。影だけですね。

 「西十間橋」を折り返して、仰ぎ見るようにしながら「東京スカイツリー」の入口を目ざした。しかし周辺一帯がスカイツリータウンと化していて、おのぼりさんにとってはどこから入っていいのかしばらく迷ってしまった。後で判明するのだが、各地下鉄駅からは入口に直結する親切な案内が示されている。ということは、私のように地上からアクセスするような観光客はほとんどいないということなのかもしれない。ともかく苦労はしたが、なんとか入口に辿り着いた。(※ 東京スカイツリーについては写真も多いので、明日独立した形でレポートすることにして、今回はスカイツリー以外の界隈のウォークをレポする)

          
           ※ 隅田公園に向かう途中、問屋街のマンションなのでしょうか?1階に荷物が山積みです。

          
          ※ こんな狭い小路にも導かれました。「すみだ郷土文化資料館」があった通りです。

 スカイツリー見物を終え(その様子は明日詳しくレポートする)、私はマップに導かれながら「墨田公園」を目ざした。ルートは細い道を辿り、下町(!)といった雰囲気を醸し出す界隈を歩く。するとルート上に「すみだ郷土文化資料館」という表示が目に入った。予定にはなかったがちょっと覗いてみることにした。訪れる人はほとんどいないようだ。係の人が、「待ってください。今照明を入れますから…」といった具合だった。
 展示も簡素だったり、AV機器関係はほとんどが「調整中」だったりと、見るべきものはほとんどなかった。唯一、近くの隅田川が大学ボートレースの会場だったことを示すボートのオールが展示されていたのが特徴的なくらいだった。

          
          ※ 建物はそれほど古くはない感じですが、展示はお世辞にも立派とは言いかねました。
         
          
          ※ 唯一の特徴、各大学のスクールカラーに色分けされたオールが展示されていました。

 資料館を後にして、直ぐ隅田川に面するように「隅田公園」がある。園内には「牛島神社」や「魚釣場」があり、園内を歩くと歴史を感ずるような公園である。

          
          ※ 「隅田公園」内の一角です。緑濃く歴史を感じさせる公園です。

          
          ※ 公園内にあった「牛島神社」です。病気を治してくれるご利益があるとか…。

               
               ※ 確か公園を出たところで目に入ったスカイツリーを撮った一枚です。

 隅田公園を後にし、コースは隅田川に向かう。
 隅田川沿いには墨田区役所、アサヒビールの社屋が並んでいる。アサヒビールタワーの屋上に鎮座する有名な金色のモニュメントは近くからは見えなかったが、隅田川に架かる「吾妻橋」上から見ることができ、スカイツリーと並んだところをカメラに収めることができた。

          
          ※ アサヒビール本社の金色の壁面に映ったスカイツリーです。

          
     ※ 写真左から墨田区役所、スカイツリー、アサヒビール本社、アサヒビールタワー上のモニュメントの順です。

 隅田川は唱歌にも出てくる東京を代表する川であるが、さすがに堂々としていてゆったりとした流れが印象的な川である。水上バスも行き来していた。
 その隅田川に架かる「吾妻橋」を渡るとゴールの「あさくさ」駅だった。

          
          ※ 隅田川に浮かぶ水上バスの発着所に留まっている水上バスです。

          
          ※ 「吾妻橋」を渡ると喧騒の中に「あさくさ」駅がありました。

 東京スカイツリーの周囲は多くの人で賑わっていたが、その界隈を歩いたかぎりではそれほど人が溢れているといった感じはなく、普通の東京の下町の人たちの生活が営まれているように感じられた東京スカイツリーの界隈だった。