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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

日本人をビックリさせる韓国人の行動

2012-03-18 20:43:26 | 講演・講義・フォーラム等
 韓国人は夫婦別姓である。韓国人は同じ苗字の人が多い。韓国人は女性でも胡坐をして良い。等々…、日本との国民性や習慣の違いを興味深く聴くことができました。 

 韓国は夫婦別姓主義のため、結婚しても女性の苗字は変わらないそうです。そして夫婦の間に生まれてくる子どもは夫の姓を名乗るようになっていたそうです。そのためもし夫婦が離婚し、子どもが母親に育てる場合でも子どもは父親の姓を改姓できないという不都合が生じたということです。
 そこで民法の改正が図られ、父性主義の原則修正、姓の変更制度が導入されることになったと…。韓国においても人権尊重の考えが浸透してきているということでしょう。

           

 札幌市国際プラザが開催している「○○国を知るセミナー」は、ロシア、ドイツに続いて「韓国を知るセミナー」が3月15日(木)夜に開催された。
 講師は韓国国際交流員のカン・ミンジョンさんという若くて清楚な感じの女性でした。

 ミンジョンさんは、その他にも日本と韓国との違いについていろいろと紹介してくれましたが、その中の主だったことをレポートしてみることにします。
 韓国では、金(キム)、李(イ)、朴(パク)、崔(チェ)、鄭(チョン)を五大姓と言われていて、この五つの姓で全国民の約54%を占めるそうです。特に金(キム)は約21%とのことです。
 これは1900年代初期に誰でもが苗字を持てるように法制化されたとき、人々は競って貴族の姓を自らの姓として名乗ったためと言われています。

 韓国の教育熱は有名ですが、そのことについても触れてくれました。
 韓国には古来から「科挙制度」というエリート選抜試験が実施されていて、日本以上に入学試験に熱を入れる土壌があるといいます。その上韓国は、土地が狭い、人口が多い、資源がない、という国情の中で「人が資源」という考えが根強いとのことです。
 ただ、韓国でも大学進学率が80%を超える状況となり、有名校出身であっても将来が約束されないような状況が現出しているとのことでした。

 その他、韓国のホテルには歯ブラシ・石鹸類がないとか、家庭にはキムチ専用の冷蔵庫があるとか、年長者を尊重する習慣があるとか、さまざまな違いを紹介してくれました。
 ただし、韓国は国土が狭いこともあり日本以上に世界各国との交流が進んでいるためでしょうか、徐々に旧来の伝統や習慣が崩れ始めてきたとも話されていました。

               

 一つ残念なこと、というより情けない話を告白します。
 それは、韓国の特に女性が事件などの被害者となったとき、テレビカメラの前で過激とも思える悲嘆の姿を見せることです。日本ではなかなか見られない光景です。
 このことを質問コーナーで質問したかったのですが、慎み深い私は質問しませんでした。慎み深い? いやただ万座の中で質問する度胸がなかっただけのことなのですが…。
 あの東日本大震災に遭遇しても日本人の多くは悲しみをぐっとこらえていた表情が印象的でしたが、同じようなことに韓国人が遭遇した場合にはどのように反応するのか、その国民性の違いのようなものを聞いてみたかったのですが…。
 次の機会にはぜひ聞いてみたいと思っています。


《女満別高校野球情報》
 昨日、女満別高校ナインは甲子園練習の予定日だったようです。しかし、雨のために雨天練習場での練習となってしまったとのこと。これは痛い!初出場のナインにとっては是が非でも本番前に甲子園の土を踏みたかったところなのですが…。嘆いてみても仕方がない。これも試練と考え、そこを乗り越えてほしいものです。
 そして午後には(天気が回復した?)秋の和歌山県大会覇者の那賀高校と練習試合を行って0対9と完敗したとのことです。ただ、エースの二階堂は登板していないとのこと。女満別は良くも悪くも二階堂投手一人で戦ってきたチームです。彼が投げたらこのようなことはないでしょう! 打線が零封されたということが気がかりですけどね…。
 決戦は五日後です。