田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

大通公園のモニュメント 西3丁目

2009-10-01 16:40:05 | 札幌(圏)探訪
※ しばらく中断していた「大通公園のモニュメント」シリーズを再開します。

 西3丁目は噴水や泉の像、啄木の歌碑など、見どころがたくさんあり、撮影スポットとしても人気があります。また、駅前通りに通じていることから観光客の姿も多く見かけます。 

 西3丁目広場の真ん中に鎮座するのは、1962年に大通公園に初めてお目見えした「噴水」 です。今はなき北海道拓殖銀行が寄贈したものだそうですが、1991年にリニューアルされ噴き上げる水の形が次々と変化する様が楽しいです。
        
        ※ 今はなき拓銀が寄贈した噴水が市民を癒してくれています。

 その「噴水」の横の花壇の中に立つのが本郷新作の「泉の像」(1959年設置)の彫刻です。
        
      ※ 良く観ると裸婦ではなく、練習用のレオタードを纏っています。

 伸びやかに舞う三人のバレリーナの姿が美しく、この「泉の像」と「噴水」そして「テレビ塔」の三点セットが大通公園を最も良く表す写真としていろいろなところに登場しています。
 本郷新はこの作品について「踊り子が先にあったのではなく、地下から天空を支え、雲や風と遊ばせたかった。雨や雪を呼びたかった」と語ったそうです。
        
     ※ ご存知札幌の街を紹介する写真としてよく登場する三点セットです。

 北大通沿いには坂担道作の「石川啄木歌碑」(1981年設置)が建っています。歌碑には「しんとして幅広き街の 秋の夜の 玉蜀黍(とうもろこし)の焼くるにおひよ」と記されています。そのため歌碑の制作時に啄木に玉蜀黍を持たすかどうかが検討されたそうですが、結局は持たない現在の碑になったそうです。また歌碑の啄木は長髪ですが、実際に札幌滞在時(1907年)は短髪だったと解説員が資料と共に説明してくれました。こうした裏話を聞けるのは解説会ならでは、ですね。
        
        
 さらに北大通沿いにもう一つ峯孝作の「牧童の像」(1956年設置)があります。
 この像は、牛乳生産100万石突破を記念して酪農関係者によって建てられたそうです。子牛と少年が戯れるかわいらしい像ですが、戦後に大通公園に建てられた像の第一号ということです。
        

 反対側の南大通沿いに建っているのが山田良定作の「湖風の像」(1976年設置)です。
 この像は北洋相互銀行の寄贈によるものだそうですが、像はちょうどその北洋相互銀行の社屋を前にして建っています。
        

 大通公園を改めて見直してみたとき、この3丁目広場をはじめ多くの広場で「水」が重要な役割を果たしていることに気付かされます。水が登場する広場は、2・3・4・5・6・7・9・11・12丁目と全体の3/4近くを占めています。
 水が “癒し”の効果を発揮しているということでしょう。