西10丁目と11丁目は国道230号線の大きな通りで分断されますが、いずれもフロンティアゾーンというテーマをもち、歴史的なモニュメントが設置されています。
まず西10丁目ですが、広場の中央に大きな立像が二つ並んで建っています。
これは1967年、北海道開道100年を記念して北海道開拓に大きく貢献した4人の像のうちの二つだそうです。
一つは野々村一男作の「ホーレス・ケプロン之像」、そしてもう一つが雨宮治郎作の「黒田清隆之像」です。(他の二人、「岩村通俊」は円山公園に、「永山武四郎」は旭川市・常磐公園に設置されています)
東を向いて建つ二つの像の向かって左側に立つのが「ホーレス・ケプロン之像」です。
ケプロンは黒田清隆の招きに米国農務長官の職を辞して1871年に来道し、農業の振興、道路や鉄道の建設、石炭の採掘などについて進言したり、指導をしたということです。
ケプロン像の隣りに建つのが「黒田清隆之像」です。
黒田は北海道開拓使の次官、後には長官となり、北海道開拓の基礎を築いた人です。解説員の話では、黒田は多くの功績も残しましたが、一方顰蹙をかう言動も多く毀誉褒貶の人だったようです。
国道230号線を跨いだ西11丁目広場には大きな塔が立っています。
札幌の姉妹都市であるミュンヘン市から贈られた「マインバイム」というモニュメントです。
「マインバイム」とは、ドイツ語で「5月の木」を意味し、春を迎える喜びを象徴しているそうです。高さ23mの木は北海道で調達し、周りを飾る飾りだけミュンヘン市から贈られたとのことです。
その木も台風で折れてしまい、現在は鉄製に切り替えられています。
ここでまたまた解説員から裏話を聞きました。マインバイムの最上部には松の葉や枝を編んだような円環が飾ってあります。ある時、カナダの若者たちが花火遊びをしていて、その円環を燃やしてしまったそうです。彼らはもちろん大目玉をくらい、しっかりお灸をすえられたそうです。
11丁目広場には「噴水」も目立ちます。
中央に石組みの大きな噴水があり、広場の四隅にも中央の噴水を取り囲むようにして四つの小さな噴水が水を噴き上げています。
中央の噴水は地下鉄の換気施設を兼ねているとのことで独特の形をした噴水です。
大通公園も西10・11丁目あたりまで来ると普段は人影も多くなく、のんびりと過ごすことができそうです。
まず西10丁目ですが、広場の中央に大きな立像が二つ並んで建っています。
これは1967年、北海道開道100年を記念して北海道開拓に大きく貢献した4人の像のうちの二つだそうです。
一つは野々村一男作の「ホーレス・ケプロン之像」、そしてもう一つが雨宮治郎作の「黒田清隆之像」です。(他の二人、「岩村通俊」は円山公園に、「永山武四郎」は旭川市・常磐公園に設置されています)
東を向いて建つ二つの像の向かって左側に立つのが「ホーレス・ケプロン之像」です。
ケプロンは黒田清隆の招きに米国農務長官の職を辞して1871年に来道し、農業の振興、道路や鉄道の建設、石炭の採掘などについて進言したり、指導をしたということです。
ケプロン像の隣りに建つのが「黒田清隆之像」です。
黒田は北海道開拓使の次官、後には長官となり、北海道開拓の基礎を築いた人です。解説員の話では、黒田は多くの功績も残しましたが、一方顰蹙をかう言動も多く毀誉褒貶の人だったようです。
国道230号線を跨いだ西11丁目広場には大きな塔が立っています。
札幌の姉妹都市であるミュンヘン市から贈られた「マインバイム」というモニュメントです。
「マインバイム」とは、ドイツ語で「5月の木」を意味し、春を迎える喜びを象徴しているそうです。高さ23mの木は北海道で調達し、周りを飾る飾りだけミュンヘン市から贈られたとのことです。
その木も台風で折れてしまい、現在は鉄製に切り替えられています。
ここでまたまた解説員から裏話を聞きました。マインバイムの最上部には松の葉や枝を編んだような円環が飾ってあります。ある時、カナダの若者たちが花火遊びをしていて、その円環を燃やしてしまったそうです。彼らはもちろん大目玉をくらい、しっかりお灸をすえられたそうです。
11丁目広場には「噴水」も目立ちます。
中央に石組みの大きな噴水があり、広場の四隅にも中央の噴水を取り囲むようにして四つの小さな噴水が水を噴き上げています。
中央の噴水は地下鉄の換気施設を兼ねているとのことで独特の形をした噴水です。
大通公園も西10・11丁目あたりまで来ると普段は人影も多くなく、のんびりと過ごすことができそうです。