ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

クリスマスのいろいろなイルミネーションなどの飾りを楽しんでいます

2011年12月20日 | 日記
 12月第4週目の今週は、クリスマスを感じさせる飾り(デコレーション)やイベントが多くなっています。キリスト教徒が多くはない日本では、クリスマスは商業的にイベント化し、友人や同僚と楽しく過ごす慣習になっています。

 東京の中心部の高層ビルの入り口には、大きなクリスマスツリーを飾るところがあります。



 クリスマスツリーの飾り(オーナメント)はそれぞれ個性的で、かなり違います。

 繁華街のお店は当然、“クリスマスセール”を仕掛け、クリスマスツリーを飾って、雰囲気を盛り上げています。



 “クリスマスセール”を盛り上げるイベントもさまざまです。繁華街のビルの前では、ミニコンサートを開催していました。



 多くの方が立ち止まって、トランペットとピアノなどで構成されたミニコンサートを聴いて楽しんでいます。何となく楽しい感じになります。

 家庭でのクリスマスの飾り付けを見せるところもあります。



 敬虔なキリスト教徒が自宅で静かにクリスマスを迎える飾り付けのようです。

 八百万(やおよろず)の神々に見守られた、多神教の日本では、クリスマスも多くの神の思し召しと、楽観的に考え、楽しい時間を過ごすことで、年末年始休暇を迎えるようです。

師走の青空の下で、シジュウカラなどの野鳥たちは元気に活動しています

2011年12月19日 | 季節の移ろい
 ここ数日間、日本は冬型の西高東低の気圧配置になっているために、太平洋側の関東地方は快晴の穏やかで暖かい天気が続いています。あまり風のない穏やかで澄んだ青空の下で、野鳥たちは元気に飛び回っています。

 シジュウカラの群れが桜並木に来て、枝から枝に飛び回っています。冬を乗り切るために、虫などを探して食べているように見えました。





 シジュウカラの特徴である胸にある“黒ネクタイ”がよく見えます。



 モズも飛んできました。何時もの、くちばしを使った鳴き方をしないで、枝に静かに留まっていました。




 
 近くにある大きな木の茂みの中では、ヒヨドリが出入りしています。けたたましく鳴いているのですが、茂みの中からどこかに飛んで出て行くので、うまく撮影できませんでした。

 一番撮影したかったメジロは、登場しませんでした。時々、姿を見かけるのですが、まだサザンカやツバキの花の蜜を吸いに来ている所に、遭遇しません。冬のお楽しみとしておきます。

東京都世田谷区の下北沢駅周辺に20数年ぶりに行って来ました

2011年12月18日 | 日記
 東京都世田谷区北沢にある下北沢駅の周辺の商店街に行って来ました。私鉄の小田急線と京王電鉄の井の頭線が交差する下北沢駅周辺は、若者たちを中心に多くの方が訪れて賑わう“商店街”です。

 ある用事があって20数年ぶりに、下北沢駅で降りて、周辺の商店街を歩いてみました。テレビのニュースで「世田谷区画街路10号線(駅前広場等)整備計画の賛否を巡って、住民たちなどが対立している」と伝えていたことを何となく見てみたいと思ったのも、一因です。

 下北沢駅周辺の商店街の道は確かに道幅が狭く、自動車が入ってこれないので、歩きやすかったです。たぶん、昭和30年代から40年代の商店街がそのまま残っている感じです。



 飲食店などに混じって、古着屋や中古レコード・中古CD(コンパクトディスク)屋などが混在し、お小遣いが少ない若者がそれなりに楽しめる商店街です。車1台分程度の道幅の商店街の小道を多くの若者がそぞろ歩きしている一方、近くに住むご年配の住民が食料品などを買いに来ています。昔の八百屋さんという感じのお店もありました。

 その半面、多少値段は高いが自然食品を扱う、こだわりの食料品店もありました。







 さまざまな種類のお店が並ぶ、雑多な雰囲気の商店街は人間くさい魅力にあふれています。サブカルチャー系のお店もあることも、ここを訪れる魅力のようです。

 その一方で、たぶん下北沢駅周辺に住んでいる方が自動車で南北に移動しようとすると、道が狭い下北沢駅周辺を迂回するしかないために、「世田谷区画街路10号線(駅前広場等)整備計画」ができ、道幅の広い車道をつくる案がでているのだと感じました。道幅を広げて専門店街をつくった方が便利か、現在の昔ながらの雑多な庶民の商店街が便利なのか、なかなか判断できない問題です。

 下北沢駅からいくらか離れると、高級住宅地が広がり、下北沢駅周辺ではたぶん買い物をしない方々も多く住んでいるのだろうと感じました。

 行政上の住所としては「下北沢」という表記はなく、北沢2丁目周辺の通称だそうです。40数年前はどこにでもある商店街でしたが、20数年前ごろから若者向けのお店が増え、若者が集まる商店街に変身していました。

埼玉県川島町の白鳥飛来地に、コハクチョウが来ています

2011年12月17日 | 季節の移ろい
 埼玉県川島町八幡付近を流れる越辺川(おっぺがわ)の河川敷きにある白鳥飛来地に行ってきました。越辺川は入間川に合流し、さらに荒川に流れ込む川です。

 越辺川の土手を越して、河川敷きに降りると、コハクチョウとカモ(マガモやカルガモなど)がたくさんいました。




 
 コハクチョウは川面をゆうゆうと泳いでいます。



 川島町のWebサイトによると、現在、コハクチョウは34羽、飛来しているとのことです。

 コハクチョウの身体の羽根の色が灰色になっているのは今年生まれた幼鳥です。



 この越辺川河川敷きにある白鳥飛来地には、次々と観察者の方が来ていました。たまたま、白鳥飛来地のすぐ側の土手では、道路の工事をしています。工事の騒音がかなりするのですが、コハクチョウやカモは気にしていないようすです。

 最近は鳥インフルエンザを恐れて、コハクチョウへの餌付けを制限しているそうです。このため、「コハクチョウは荒川の支流一帯に広がって飛来している」と、河川敷きにいた関係者らしく方から伺いました。

 日本列島はここ数日は西高東低の冬型の気圧配置をとり、コハクチョウなどの冬鳥が飛来する寒い季節を迎えています。

財団法人新世代研究所の公開講座「ATIフォーラム」を拝聴しました

2011年12月16日 | イノベーション
 財団法人新世代研究所が東京都千代田区で開催した、第34回公開講座「ATIフォーラム」を拝聴しました。新世代研究所はセイコーインスツル(旧、セイコー電子工業)が全額出資している財団法人です。1986年に創設されてから次世代の科学や技術を議論している研究所です。

 事業活動の一環として、最近の科学技術を市民に分かりやすく伝えるサイエンスフォーラムを社会貢献として実施しています。理事長の伊達宗行さんは「設立から25年目の四半世紀を迎えた節目の公開講座です」と説明されました。



 今回の「ATIフォーラム」の講演者は、日立製作所の役員待遇フェローの小泉英明さんと産業技術総合研究所の活断層・地震研究センター長の岡村行信さんのお二人です。

 小泉英明さんは「人々の安寧とよりよき生存に向けた脳科学」というテーマで講演されました。





 小泉さんは日立でMRI(Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴血管画像装置)の開発プロジェクトのリーダーを務め、さらにfMRI(機能的磁気共鳴血管画像装置)を試作し、人間が考えるなどの活動をしてる脳の動きを観察する研究開発を実践されています。

 fMRIは、脳の血流量の変化を測定する脳機能画像表示方法で、被験者に視覚や聴覚などの五感、運動などな刺激を与えると、その活動に対応する部位の脳の血流量が変化することを画像として観測することによって、脳の活動部位を解析します。

 脳に影響を与えない非侵襲の脳の活動を観察する非侵襲脳機能画像装置として、近赤外光トポロジー(光による脳機能画像法)の研究開発を進め、医学の精神科で応用され、脳科学の解明に貢献しています。

 講演の冒頭に「要素還元論から異分野を架橋・統合する俯瞰(ふかん)統合論への移行」の重要性を解説され、研究と実践現場を融合する研究開発手法の重要性を指摘されました。脳科学でも、「脳科学と分析科学の融合から“脳科学応用”(Brain Science)や“脳科学と医学の融合”が開拓された」と説明されました。



 2000年からは「脳科学と教育」という新概念を提唱され、科学技術の目的や人間自身の生き甲斐などの考察を続けているとのことでした。

 「ATIフォーラム」は、民間版の“サイエンスフォーラム”“サイエンスカフェ”として、充実した講演を提供し、社会貢献に努めていると感じました。