詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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サンタクロース

2014-12-24 | ショートPoem
サンタクロースは
子供たちが 寝ているあいだに
そっと やってくる

クリスマスを迎える夜は
みんな いつまでも 小さな子供

天空を駈けぬける
トナカイの鈴の音を
何度も 何度も聞きながら
いつのまにか 大人になって

時々 大人たちは サンタクロースの
真似事をしてみるけれど
本当は あなたと私の上にも
サンタクロースは 訪れていて

ヤドリギの下に行ってごらん
木々の梢のむこうが明るくなってきて
星が 次々に心に入り込むように
手のひらや 頬が暖かくなってくる

どんな奇跡だって 起こせそうなイブ
目に見えないけれど 大事なものは
いつもそこにあって
感じることができるんだね

心から
メリークリスマス


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