詩の現場

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重層低音のようなひびきが

2014-12-31 | トークタイム
中沢新一さんの語録によく出てくること、
生のなかの死。生きることと、死んでいくことの
重層低音のようなひびきが、
どこか、心の底流に生きはじめたのかもしれない。
最近、生きていくことと、死んでいくことは
同義語だというふうに思えてきた。

人生を、自分探しの旅なんていう場合があるけれど、
それでは淋しすぎる。
人は、自分と自分以外のものに出会うために命を受けた。
愛するものに、どれ位本気で出会えるか…。
そこに意味がある。
一生をかける仕事でもいい、
人でもいい、
動物や植物でもいい、
夢中になって、激しい恋に落ちていくように
生きていく、死んでいく。
そんな人生がいいんじゃないか
なんて思うよ…年の瀬に。



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