詩の現場

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きみと僕のはじまり

2016-08-19 | ショートPoem
ロジャーという名前の友達がいた
どこで知り合ったのだったっけ、と
思い出す

いつも、買い物に行くスーパーで
たまたま、レジの前で
横に並んだ

ロジャー、
きみは、僕の前に立っていながら
後ろにいた僕のカゴに
興味を示したんだ

卵が6コと
牛乳と
ソーセージが入った
僕のカゴ

僕もロジャーの視線が気になり

僕たちは二人で
カゴの中身を確認すると
今度はお互いの顔を見つめて
笑ってしまったのさ

それが
きみと僕のはじまり


(詩のスケッチ)


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