詩の現場

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虹の橋は

2013-11-22 | 詩を歩く



虹の橋は、どこか希望の国へと繋がっているような
錯覚を覚える。
虹自体が現実のものでありながら、
手に掴むことができない、非日常的な性格を持つもの
だからだろうか。
すぐそばに、虹が架かったことがあって、
手を差し伸べてみたが、触れることはできなかった‥。
すり抜けてしまうのだ。

希望の国へ、虹の橋を架けるには、
どんな釘を打ちつければいいのだろう。
虹色の釘。
雨のような、涙の後の虹色の釘。

ここのところ、虹の橋のことを、ずっと考えていた。
折しも、山梨県立文学館の与謝野晶子展(11月24日迄)
のちらしのコピーを目にした。
<われも黄金の釘一つ打つ>与謝野晶子の言葉が、
光のように差し込んだ。



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