詩の現場

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鳥は

2012-06-22 | フリー Poem
鳥は 飛びながら 
悩むのだろうか
考えこんでいたら
落下してしまいそうだ

一瞬で 土の上にうごめくものや
空中に舞う虫
木の芽や実を見つけ
華麗に 急降下する
透き通った 天上からの意思に
導かれるように

私たちの中にも
鳥に流れる空の力が 隠れている

迷い込んでしまう迷路を捨てて
一片の雲を拭い去ってしまえば
鳥の息吹を 受け継ぐことが
できるはずだ

鳥は 悩みながら
空を 飛ぶのだろうか

鳥は 傷つきながら
空を 飛ぶのだろうか
人は 



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