夜の街路を もう一つの影と歩く
ポプラ並木は 風にゆれながら
しずかに 目を閉じている
ガス灯もなく ときおり車が
ヘッドライトをながして
とおりすぎる
地球は 星々と 遠くはなれ
私たちの投げる放物線は
とりとめのない会話をするほど
近くなった
未来はどこからやってくるのか
私たちは ときどき 立ちどまって
かんがえた そして ふたたび
世界のはじまりのように
歩きだすしかなかった
詩集「月がまるみをおびる地点まで」より
ありがとうございます。応援してネ♪
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ポプラ並木は 風にゆれながら
しずかに 目を閉じている
ガス灯もなく ときおり車が
ヘッドライトをながして
とおりすぎる
地球は 星々と 遠くはなれ
私たちの投げる放物線は
とりとめのない会話をするほど
近くなった
未来はどこからやってくるのか
私たちは ときどき 立ちどまって
かんがえた そして ふたたび
世界のはじまりのように
歩きだすしかなかった
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