goo blog サービス終了のお知らせ 

ちょこっと本音

自分のこと、趣味のこと、ダイエットのこと・・・
心の声をちょこっと文字に。

北翔海莉 ラスト デイ

2016年11月21日 | 観劇徒然草

久々の千秋楽。
誰の以来だろう。もうわからないほど、千秋楽を観ていない。
といっても、ライブ・ビューイングだけどね。

桜花に舞え/ロマンスが北翔海莉クンの最後の作品。
どうしてさよなら公演がこの作品?
というのが率直な感想。
桜花に舞えは西南戦争の話。
鹿児島の出身だった?・・・と思ったほど。
最後は撃たれて死んでしまうし。
主役が死ぬという公演は少なくはないけれど、彼女の演技力をもっと引き出せる作品が観たかった。
ストーリーも現在と過去を行ったり来たりで、よくわからなかったし。
薩摩弁も聞きづらい。

そしてショーも、いまさら岡田先生?
・・・と思ったのは事実。
ありきたりの構成で、こういう場面のあとはこれね、と読めてしまう。
もっと歌唱力、ダンス力を活かしたショーが観たかった。

そしてさよならショー。
今回は公演のチケットがとれなかったので、ライブ・ビューイングでも、ラクが観れるのはラッキーだ。
ようやく、さよならショーで、あの歌声をこころおきなく聞くことができた。
でも宝塚ファンとしての欲をいわせてもらうと、宝塚の名曲を彼女の歌で聞きたかった。

いよいよ退団のご挨拶。
今回は4名。下級生順にでてくる。
昔は、上級生になるほど同期生がいなくなり、同期生からの花は、すぐ下の下級生から渡した時があった。
今は退団した同期が、舞台にあがって花を渡す。
それってありかなぁ。よくわからない。

何度も繰り返すカーテンコール。
スタンディングオベイション。
いつまでも観ていたいファンの気持ちもわかるけれど、ちょっと長すぎないかな。
最後はトップコンビ二人が銀橋を渡りご挨拶をして、ようやく皆あきらめたようだ。

演技、歌、ダンスと三拍子そろったトップだった北翔海莉クン。
そういう意味で、舞台をたのしませてもらった。
彼女が専科へ行ったときは、あまりに上手すぎたからだろうと思っていた。
だからトップで星組へ来たときは驚いたが、その反面嬉しかった。
そして、1年半という短い間だったけれど、舞台を楽しませてもらった。
それなのに、また言うが、この作品?
返す返すも残念でならない。
昔は宝塚では、退団公演らしい餞の特別な意味のある作品で送ったものだった。
今後は、悲劇であっても見せ場のある、やりがいのある、心に残る作品を考えてもらいたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする