昨日のレッスンは楽しかった。
やった感があった。
なぜなら、今まで回されてばかりいた、フォーラウェイ・リバース&スリップピボットx2(左回り3歩後退4歩目前進x2)が、自分の足で動けるようになったからだ。
回転しながら後退、最後は前進と言えどもくるっと回るのが難しい。
ちゃんと左を向いていたから、目も回らない。
ここはタンゴの見せ場。
くるくるくるくると回り続ける。
そしてエンディングまで一気にいく。
これがサークルの誰と踊っても、ちゃんと踊れるといいのだけれど。
先生とだけ踊れるのではだめだから。
とりあえず、自分は間違わずに踊るようにと言われた。
今までダンスのレッスンを楽しいとは感じていなかった。
レッスンに行くのは嬉しいのだが、習うのに必死で楽しいと感じる余裕がなかった。
昨日は、タンゴ強化月間最後の日なので、50分の延長レッスンをお願いしたのだ。
最初はスローを少しやる。
どういう軌跡で動いているかを、図を書いて説明してもらう。
私の感覚で書いた図と全然違う。
そこで落ちているステップや間違っている方向がよくわかった。
それからタンゴに入ったのだ。
なんとか最後まで踊りきることができるようになった。
ステップは間違っていないと言われた。
後は顔の向き。
スローもそうだけれど、どうしても左を向ききれず、真ん中や右になってしまう。
これは、間違っているのではないかと、下を向いてしまう不安の現れ。
タンゴは極端なくらい左と右向きを使い分けるように言われた。
そういえば、タンゴを踊っている人は方向変換をすると、キッと顔も動いているしな。
来月はワルツの強化月間にしようと思っている。
サークルでやっている種目と、強化しようと思う種目との両方をやると、ごちゃごちゃになってくるが、なんとか頑張ってやろうと思っている。
「ようやく楽しくなってきました」と先生に言ったら、
「音楽に合わせられるようになると、もっと楽しくなりますよ。自分の好きな音楽とかね」と言われた。
今はまだ、音楽に合わせられない。
音楽を聞いてしまうとステップが乱れる。
音楽に合わせて優雅に踊るという、社交ダンスの醍醐味を味わえるのはまだまだ先のようだ。