電車の中づり広告に「ふぐ1円」というのがあった。
何かなとみたら、てっちりを頼んだ人には、てっさ（刺身）を1円で食べられるという広告だった。
最近そういえば、ふぐはたべてないな。
ふぐは高級料理だから、誰かの奢りでなければたべられない。
しかし、昔ともだちと、「自分のお金でふぐを食べられるようにならなくては」ということで、女子だけで食べに行ったことがあった。
そのあとも2～３回、女子だけで行ったが、ふぐもそこそこの値段で食べられるようになっていたからだ。
私が一番最初にふぐを食べたのは、ある会社の社長に好きなものをご馳走してあげると言われて、ふぐを所望したのが最初だった。
ひれ酒に酔ったのだが、すごく美味しかったかどうかはおぼえていない。
その後、前の会社がまだ景気のいい時、社長が社員を何回かふぐ料理店に連れて行ってくれて、ふぐのフルコースを食べたことがある。
これは本当に美味しかった。
ふぐ専門店だったのだが、夏の間は何の店になるのか疑問だった。
その後もっとふぐを食べたいということで、韓国旅行に行ったときにふぐ鍋を食べた。
同じ海峡を泳いでいるので、同じふぐなのだが、食べ方が違う。
鍋なのだが、やはりキムチと一緒に食べるのだ。
韓国のふぐも美味しかったし、日本より安かった。
また、両親にも食べさせたいと、吉池（魚が安い店）で何度か、ふぐを買って帰り、家で鍋をしたこともあった。
ちゃんと鰭も買っていき、ひれ酒も作ったのだ。
来年のお正月飲み会はふぐ鍋にしようかな。
