所属している「日本児童文芸家協会」の雑誌「児童文芸」。特集「児童文学塾 長編にチャレンジ!」に寄稿させていただきました。
他の皆さまのもの、大変読み応えがあります。
私、個人的に特に巻頭の芝田勝茂さんの「あなたの掌のなかの『勾玉』」がよかったー!
この頃、プロットプロットと、何か技術を学びたいという声がすごく私に届くんですねえ。でも、芝田先生、とにかく「やみくもに原稿用紙に書きまくっていた」時代のことを書かれていて。うんうん。二十枚書いてやりなおし。五十枚がんばって、没。また百枚ほどで「没!」なんてくだり。うーん、そうそう。とうなずいてしまいました。これ、若い作家さんには共感していただけない部分かも? なんて、思いながら。
私が先生の「ドーム郡ものがたり」や「夜の子どもたち」がめっちゃ好きだったというのもあるかも。
あれ、でも、ストーリーよく覚えてない。家にもない。
買おう、電子になってないかな? と探したけど、ないっ!
せめて電子書籍にしてよ~。
でもなんとか手に入れて再読しますよ。
まあ、もちろん、かなりの長文のエッセイなので、ただやみくもに書く、だけではなく、時間とか空間とか世界観とか、きっちり書いてらっしゃいます。さすがです。
最後の4行がまた、素敵。ここには書かないので、ぜひお読みください。
それに比べて私は、まあ、自分がどうやって書いてきたかということをフツーに書いてます。でも、自分の経験しか書けないですからね。それは他の作家さんも一緒なのでは? と思いました。
あなたにはあなたのやり方があっていい。近道はない。と思います。
*私、通常他の作家さんを「先生」と呼ばない(もちろん、呼ばないでいただくし)んですが、途中から芝田先生になってるなー。これは素直な気持ちだ!
追記
上の、若い作家さんには云々~、いかにも、年よりが言いそうなセリフ!
大反省。若い作家さんの作品、すごいなあと思ってるんです。反省をこめて、消さずにおきますね。