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fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

子どもの頃に観た映画

2016年04月14日 | 日記
 先日、GYAOで、イタリア映画「道」を観ました。(先日といっても、1週間以上前だから、今は観られるかどうか? ですが)
 白黒の古い映画。子どもの頃に観て、とても印象に残っていました。
 旅芸人の男女の物語です。
 でも今回観て、主人公の女性は、妻ではなかったんだ。最初は純粋というだけで、頭が弱い(すみません、この言い方)というわけではなく、途中辛い出来事があって、そのショックでのことだったんだ。と。
 やっぱり記憶は案外いい加減なものです。
 いい加減ながら、でもしっかり刻み込まれてもいる。

 核心の部分はぶれていませんでしたから。
 
 テレビ映画でやっていたのを、観たのだと思うのですよ。小学生が進んで観るわけはないので、家族が観ていたのでいっしょに観たのでしょう。たぶん、二人の兄のどちらか。
 もしかしたら、中学になっていたか。

 同じように観た記憶としてあるのが、「眼には眼を」という砂漠を舞台とした復讐劇。
途中で眠くなって(テレビ映画ってだいたい9時から11時ですからね)、でも観ていたくて、でも眠くって。たぶん、最後まで観たんだなあ。

 子どもが、こういうものを観るって、いいと思うのですけど。
 今って、子ども向けに作られたものが、多すぎませんか? あれば、やっぱりそっちを選ぶけど、なければ、大人といっしょに観ても、それなりに理解をするものだと思うのです。

 あまりにも暴力的なものなどは見せたくないですけど。人間をきちんと描いたものは、いいと思う。

 ただ、私自身は、今はあまり、ヒューマンなドラマは敬遠がち。スターウォーズ的なのじゃないと映画館に足を運ばなくなっています。でなきゃ、テレビではやらないようなドキュメンタリー。

  石好き

 出羽神社から連れてきた石です。

田村一さんのティカップ&ソーサー

2016年04月13日 | 日記
       

 秋田の陶芸家、田村一さんのカップ&ソーサーが、縁あってうちにきました。つまり、いただいたってことです。(ありがとう!!)
 磁気の繊細さ、微妙な肌合いや、色(白ではあるのですが、暖かみがある)が写真じゃぜんぜん出ていなくて、申し訳ない。一眼レフなら、ちゃんと撮れるかな。
 うすーく、模様が入っているのですよ。桜色が微妙に入っていて、とてもいいの。(ソーサーをよく見ると、見えてくるのですが)

 一度工房をお訪ねしたこともあります。

 今月初め、青山で個展をやっていらして、これはそこに展示されていたもののひとつ。(私は行っていませんが。行きたかった)

雑誌「児童文芸」2016/4.5月号

2016年04月12日 | 本の紹介
        

 正式に、今年の各賞が発表されています。

 また、たまたまだったのですが、「この一冊ができるまで」というコーナーがあり、『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)のことを書かせていただいています。このコーナーは、作者側からと担当の編集者さん側から、その本ができるまでをふり返るというもの。編集者さんというのは、あまり表に出ないので、貴重なコーナーだと思います。
 本当に、福音館編集者のHさん(「児童文芸」ではちゃんとお名前を出しています)には、お世話になりました。なにしろ6年間ですから。
 このブログでも、やはり控えておいたほうがいいかなという気持ちも働いて、書いていませんが・・・書きたいことが山ほど。でも、やっぱりやめておこう。
 ぜひ、「この一冊ができるまで」をお読みいただきたいと思います。
 「児童文芸」は、書店では買えませんが、一冊から直接購入ができます。

 今号には、知り合いの作家さんが、何人も創作やエッセイを書いています。嬉しい一冊でした。
 
 ところで、「精霊の守人」のドラマが終わってしまい、寂しい。守人ロスです。
 ラストのワンシーン、すごかったですね。あのシーンで終わるとは! 原作にはないシーンだと思うのですが、原作ファンの心もわしづかみです。でもシーズン2は一年後・・・。原作、読み直しています。「夢の守人」まで終わりましたが、まだまだ先があるのでこれは嬉しい。(というか、私、中に読んでない部分もあることに、今更気づいています。)今回読むにあたっては、バルサが綾瀬はるかに見える。でもタンダはやっぱりちょっと違うかなあ。以前抱いていたイメージプラス東出さん割る2、くらいか。何より、景色がドラマのおかげで鮮明になりました。

なつかしのスキー場

2016年04月11日 | 日記
         
 
 いつも出かける温泉の向かいにあったのが、水上スキー場というところ。もう閉鎖してしまっています。夏油スキー場へ行く途中です。(マイナーな話題ですみません)
 子どもが小さいとき、ここへよく連れてきました。
 リフトはなく、ロープがあるだけ。このロープというの、わかっていただけるかなあ。太いワイヤーが回っていて、そこに点々と、板が突き出ていて、その板を腰に当てて、コースを登るのです。

 私が子どもの頃は、秋田市の手形山にスキー場があって、この板すらないロープだけでした。ぐいっと掴まなくては、ずるずると手袋の中をロープが滑っていって、登ることができないのです。(その山は、すべて住宅街になっています。兄の家もその一角に)もっとも、一度か二度しか行ったことはないです。親がスキーに連れていってくれるとかなかったですから。
 近くの公園に坂があったので、そこで滑る程度。
スキー場 ロープとかで検索していただくと、長野のスキー場の動画が見られました。貴重な経験だ。
 興味のある方は、検索してみてください。
 子ども向けでは、歩く歩道のようなものもできているのですね。なるほど、これは楽だ。
 
 ていうか、小学校や中学校のスキー教室(それだって、太平山スキー場だった)では、リフトなんていうものは使わせてもらえず、ひたすら横向きになって、山を登ったものでした。そして、あっという間に滑り降り、また必死にのぼる。
 汗ぐっしょりになるため、スキー教室のときは、タオルの真ん中に穴を開けて、かぶって、その上に下着を着て、いろいろ着るというのを指導され、そうやっていました。そして、教室の途中で汗をかいたら、首から手を入れてタオルを引っぱるのです。これ、やってたよ! っていう人がいたら、挙手してほしい!! ウエアだって、今みたいに立派なものじゃあなかったと思う。スキーズボン(という言い方)買ってもらえたの中学校になってからじゃなかったかな。小学校のときは、ふつうのズボンですべっていたような・・・。
 そうそう。スキーだって、低学年までは、長靴の上にベルトを巻いたようなもので滑っていた。(こういうことを書くから、昭和だって言われるのか。ついつい思い出してしまいました)

 で、水上スキー場、今はただの山となっています。初心者や子どもには手頃なコースだったのですけどね。

8分づき

2016年04月10日 | 日記
 籾を精米に行き、そこの表示に「8分づき」というのがあったので、やってみました。
 案外茶色いです。(写真撮ったのですが、あまりおいしそうじゃないのでアップは見送り)
 水を少し大目にして炊いたら、おいしかったです。(玄米炊きモード)
 玄米だと、胃が疲れているときなど、どうも消化がイマイチかな? と思う部分もあり、また幼児にもちょっと無理かなと思うのですが、この8分づきなら大丈夫そうです。詳しくはわからないけど、ビタミンも残ってるし。2時間くらい「うるかした」ほうがいいとのことです。
(水に浸しておくこと、秋田弁で「うるかす」)

  和賀川から焼石山か? 

 白くなっているところは、魚道です。

 

畦塗り

2016年04月09日 | 日記
 

春は、農業の始まりの季節でもあります。
 岩手の近所の田んぼでは、すでに畦塗りを終えていました。

 うちもホントはやらなきゃならないのですが、お願いをしそびれていて・・・。(自分ではできないので、これも委託。でももっと早くにお願いをしておかなくては、先方も計画があるというわけ)
 
* 畦塗りということに意識が向くようになるなんて、10年前には考えてもみなかった。
 でも、畦塗りも季語のひとつ。俳句という面からも見ることができる。

 畦塗りも、昔は人が鍬かなんかでやっていたんだものなあ。一度テレビでその様子を見たことがあったけど、どれだけ体力が必要か。それから田打ちをして、苗を育てて。88の手間がかかるって、ホントだよ。
 私なんて、実は今回畑の隅に、ミョウガを植えたんだけど、そのためにちょっと耕して、でも土が硬くなってて、もう大雑把にしかできませんでした。
(植えっぱなしにしても、毎年出るものがいいかなあと思って)


 今回、家人が手押し耕耘機で耕して、ジャガイモを植えてました。
 連休には、ここに、トマトやキュウリも少しは植えようかな。夏に来たとき、食べられるように。オクラも採れたてが、おいしいんだよなあ。
 またしばらく岩手ネタ続きます。
 

ホントにいい景色

2016年04月08日 | 日記
         
 
 先日アップした銀杏が落ちている子安地蔵の境内までの道。というか、道から見た北上川。
 ホントにホントにいい景色。 

  船着き場があった。現役? 
 


   かつてはお宮があったのか。

  こういう石が出たところが好き。

 そう。『しゅるしゅるぱん』に、一畳岩って出していますが、こんな感じ。(あれは大きいのがひとつあって、小さなのがそこにわたれるように連なっているという設定ですが)川は山に近いので、もっと狭くて流れが急。(朱瑠町、朱明山、一畳岩など、どれも創作で実際にはないのですが、でもこういう景色をいつも見ていることで、生まれたものです)
 自然が喚起させてくれるものは、大きい。

 ここが、自転車ですぐに行けるところっていうのが、嬉しい。

 実はもう東京にいますが……。

秋田さきがけ新報社の記事&コラム

2016年04月07日 | 自作紹介
 おととい、文化欄で児童文芸新人賞のニュースを取り上げていただき、

 
 先日は、コラム「杉」にも書いていただきました。

   


 コラム、読みやすくて、さすがだなと感心しました。子どもの頃に読んだ本という話になり、いろいろ出した中で松本清張と吉川英治を拾われたのは、きっと記者さんもお好きなのかも(違うかな)コナンドイルや文学全集もあげたのですよ。(笑)
 子どもの頃に読んだ本をもう一度というのは、まさに。

 そして早速秋田の家族、知人、友人から反響が! 
 ありがとうございました。

いいもの見つけたー銀杏

2016年04月06日 | 日記
       
 一冬雪の下に埋もれていた銀杏が、どっさり落ちたまま!!
 北上市郊外某所です。

 果肉のついたものもあれば、すっかりとれてしまったものも。落ちたばかりの頃には拾うのをためらってしまうあの臭さがない!!!
 秋に、誰も拾ってないんだー。
 
 20粒ほど拾ってきて、レンジでチン(封筒に入れて、ホッチキスで留めて)して食べました。おいし~。
 
  

 実はここ。この頃気に入っているスポットです。

 天気がいい日は自転車で。道々、気持ちいいったら。北上川沿いに北へ向かって走ります。たまーに車が通りますが、広々としたとてもいい景色。

 そして、銀杏がホクホクしてとてもおいしかったので、翌日、(寒かったので車で)また出かけて、いっぱい拾ってきましたー。でも、まだまだまだたーっくさん落ちてます。
 売れるほど、なんて思ったけど、土の黒いのが洗ってもちゃんと落ちなくて、これだったら売れないのかなあと思ったり。
 銀杏って、食べると元気になる。滋養強壮だ。

ちょっと検索したら、北海道では、こうして今の時期に銀杏を拾うという記事があります。
 果肉を腐らせるために、土に埋めるというのはよく聞くし、その上に雪が積もれば、冷蔵保存になるのだなあ。

放射能のこと

2016年04月05日 | 日記
 先日、地元で・・・と書いたとたん、秋田魁新報社さんからご連絡をいただき、児童文芸新人賞受賞のニュースを、きょうの新聞でご紹介いただけるとのことです。ありがとうございます。明日のコラム欄でも書いていただけると。
 新聞が手に入ったら、またここでご紹介させていただきます。

さて、一方、もう一つの地元岩手での気になったこと。
 先日、北上市の広報で、これまで市で無料でやっていた放射能検査の一部を有料化しますという小さな記事がありました。ここ数年、一度も基準値を超えていない野菜に関しては、今後有料になるとのこと。
 私、一度だけ、うちの畑の野菜を検査に出しましたよ。直後でしたけど。でも、利用している市民はどのくらいいたのか。← 結果は、基準値以下でしたが、だったらそれで安心したかというと、そうでもなかったなあ。その後は自分ちの畑のものは気にせず食べていますが。

 でも、こんな記事もあり。
 これから、山菜の時期。岩手はあの日、風向きで奥州市の周辺に放射能が飛んできているのですよ。北上の隣。
 ワラビ、大好きでしたが、この数年はあまり食べていません。(でも、ちょっとは食べてるのよ)
 採れたてのタラノメ、食べたいなー。
 あのおいしさって、とれたてじゃないとダメ。どんな高級料亭だって、無理だと思う。

 とにかく、放射能のこと、忘れないようにしなくてはいけないことの一つだと思います。

 そういう意味では、秋田の食材のほうが安心だな。こういうこと書くのって、気がひけますが。気持ちに蓋をする必要はないと思うのですよ。体を作る食に対して、こんなに影響を与えている根源を、未だ絶つことなく再起動だのなんのって言っている。安心して山菜や茸取りを楽しめる野山を残してほしい。


  奥州市のきいちゃん。

 きょうのブログを読んで、気分を害された方もいらっしゃるかもしれませんね。これでも、気をつかって、書いたこと、大分消したんです。
 

出羽神社(奥州市)

2016年04月04日 | 日記
 出羽神社といえば、山形の出羽三山の神社が有名ですが、岩手にもあります。
 鳥居を潜って行くとしたら、けっこうな山道ですが、脇から車で上ることができます。
 お社の写真もあるのですが、まあそれは普通の古いお宮です。田の神様もありましたよ。



 なかなかいい風情でした。柱の跡が発掘され、こんな物見櫓があったのではと思われているらしいですが、確かなことでもないようです。

 広々とした平野の向こうに山並みが見えます。奥羽山脈の向こうは出羽の国。

  碑は新しい。

  東街道(とうかいどうではなく「あずまかいどう」)
 この神社から南北に延びています。いや、ホントにいいところでした。


 * 北上市に、上野町というところがあり、そこは坂になっています。
 その一角に、「坂の上野 田村 クリニック」という看板を発見。遊んでいる。

地元で地道に

2016年04月03日 | 日記
 岩手では、必ず近くの美容院でカットしたり、ヘアカラーをします。
 その美容院の方に、前回来たときに、『しゅるしゅるぱん』の話をしていたら、ちゃんと買って読んでいてくださいました!! ありがとうございます。
 東京のあまたの美容院より、私はここが気に入っていて、なるべく東京では行かずに北上までボサボサのまま来ているのです。
 一番なのは、ヘアカラーがファンテンの液を使ってくれていること。匂いがなく、ありがたいです。(黒すぎるっていうのが、難点ですが。これは、美容院の方もおっしゃっていて、この液は明るい色だと染まらないのだそうです。もう少し、茶に近い色のほうがいいのですけどね)
 北上市のシルクハットという美容院。ご夫婦でやってらっしゃって、とても気さく。美容院でいやなのは、美容師さんとの実りのない会話もあるのですが、こちらも、ほどよく本を読ませてくださったり、話題を振ってくださったり。
 奥さんのカーブスの話に、私もやろうかなあと思ったり。

 またその後、でかけた東山堂という本屋さんでも、『しゅるしゅるぱん』を置いてくださっていたので、ご挨拶させていただきました。(名刺もなにも持たず、いきなりでしたが・・)新聞に載っていたのでということでした。ありがたいです。

 自分がこういうもので、本を出して~と言うのって、気がひけるところも多いにありなのですが、必要だなと思っています。小心者なので、ホントにやっとですが。地道に地道に。
 本屋さんが置いてくださっていることに関しては、心から「ありがとうございます」という気持ちを持っていますので!! それは、ちゃんと伝えなくては伝わりませんよね。



 東京の散歩途中で見上げた空。 
 そう。私の地元は、日野であり、岩手であり、秋田でもあるのです。幸せなことだ。

児童文芸新人賞

2016年04月02日 | 自作紹介
          

 このたび、『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)が、日本児童文芸家協会の児童文芸新人賞を受賞いたしました。
 身に余る光栄!!

 ありがとうございます!!!
 身が引き締まります。

 児童文芸家協会のHPにもアップされていました。新人賞は、もうお一方。他のご受賞の作家さん達、すごい方ばかり。

 5月には授賞式があります。

 今後とも、しっかり書いていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 *雑誌「児童文芸」にも発表されていると思うのですが、私今岩手なので、確認していないのです。

講演会のお知らせ

2016年04月01日 | 日記
 4月24日(日)
 豊田駅前イオンホール にて、講演会をさせていただきます。

 「心を育む本との出会いー日野に暮らして物語を紡ぐ」と題して。日野図書館主催のイベント「おはなしピクニック2016」の一環です。子ども達が楽しめる企画満載。

 講演会は、10時30分より~ イオンホールBにて。

 日野に住んでいて、図書館にはとてもお世話になっております。図書館が企画して作った絵本『ひのっ子 日野宿発見』の文章を担当したこともあります。講演なんて、できるのかい? いいのかい? とも思ったのですが、お世話になっていることもあり、お引き受けしました。

 ぜひ、おいでください。

 また近くなったら、ご案内させていただきますね。
 図書館のHPにもアップされています。クリックしてご覧ください。
 
 *先日、北上のスーパーで、見ず知らずの方が、私が持っていた袋を「いいわねえー」と褒めてくださいました。母が作ったパッチワークのバック。よく見るとあちこち汚れているのですが、嬉しかったです。