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fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

伊豆② ~石拾い~菖蒲沢海岸

2022年01月09日 | 自然観察
         

 伊豆の菖蒲沢海岸は、石マニアには有名なスポットのようです。
 きれいな海岸です(お天気もちょうどよく、海は青く)。

     

 ごろごろ石があります。しかも色とりどり。
 
  水晶!
 
 石英はごろごろ。瑪瑙もちらほら。
 なんて、実は区別がきっちりできるかというと、できていません。自分の感覚で好きな石を拾ってはもどし、また拾って。
 
  瑪瑙かな?

  いろいろです。
 ライトを照らすときれい! 

 

  

 上は、三歳児が集めたピンク石。なかなかなチョイスです。2時間、飽きることなく3歳も7歳も、30代も40代も60代も石を拾っていました。
 3歳の子に、帰ってから一番何が楽しかった? ときいたら、「石拾い」と返ってきたのも嬉しい。人工的なものが何もない遊びに、こんなに夢中になれるんですね。いい経験です。

  

 家に帰っては、子ども達、アドベントカレンダーの空箱に詰めて。ナイスです。

 この海岸では、金も見つかるようですが、先日はなかったです。
 石マニアの方がルーペ片手に、探していました(前回は、3つも見つけたとのこと。今回はなしのようでした)。

 ところで、私には、石を題材にした作品がひとつあります。

   

 『きみが、この本、読んだなら』さ・え・ら書房。アンソロジーで、私は「パワーストーン」という作品を書いてます(赤をクリックすると、○ゾンに飛びます)。 

 

 

自然界の色

2021年11月28日 | 自然観察
   

サクラタウン内の荒俣宏コレクションの一つ。コレクション、好みでした。



都内のお寺さんの紅葉。

青と緑の美しい蝶が、家守神2巻にでてきます。現在再校ゲラチェック中。
1巻の嬉しい感想、たくさんいただいています。ありがとうございます❗

埼玉県推奨図書に『ジャンプして、雪をつかめ!』が選ばれました。

2021年11月18日 | 自然観察
 辛夷の木の葉が、黄色く色づいています。
 地面に落ちると、割とすぐ茶色くなってしまい、イチョウのように、黄色い絨毯という感じにはなりませんが・・。
 ケヤキは、木にあるときから、茶色っぽいですね。でも、日に当たると、輝きます。


ジャンプして、雪をつかめ! が、令和3年埼玉県推奨図書になっていました。サイトでは、6年生の女の子の感想も! 嬉しい。赤の部分をクリックすると、他の本などリストを見ることができます。
気付けは、北国ではまた雪の季節かやってきます。
よろしくお願いいたします‼️


雪虫

2021年11月16日 | 自然観察
 雪虫が出てきています。
 小さい虫なので、写真はないんですが。
 これが、雪虫っていう名前ではなく、羽虫だったら、こんなに見たからって嬉しくないですよね。
 ネーミング、大事です。
 
 大量に発生することもあるみたいですね。
 しろばんば。雪婆。という言い方も。

 

 赤く色づいた葉が目立つ時期ですが、黄色い葉も、きれいです。ただ、落ちるとわりとすぐ茶色くなるんですよね。
 こんな黄色い葉っぱが出てくる幼年童話が、来年出る予定です。入校は済み、3校でも私がまだ直しを入れたりしながら(編集者さん、申し訳ありません)、もうOKかな。画家さんが、とってもかわいい絵を今描いてくださっています。お楽しみに。
 

晩秋の百日紅(サルスベリ)

2021年11月11日 | 自然観察
       

 細かな葉が赤く色づいています。

  上が桜、下の小さいのが百日紅です。

  幹がつるつる

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』をお読みいただいた方もいらっしゃるでしょうか、作中にサルスベリの木が出てきます。主人公が住むことになった佐伯家の庭。商店街に近い公園にもあります。



 作品は、夏の時期のものなので、ピンクの花なのですが、
(これは、9月のサルスベリ。7~9月の間100日も咲き続けるので、百日紅)

晩秋はそうかあ、こんなふうに色づいていたんだなと改めて見ています。桜のように葉が大きくないので、目立たないんですよね。
 これから、落葉していくのでしょう。

破蓮(やれはす・やれはちす)~枯蓮

2021年11月09日 | 自然観察


 立冬もすぎ、冬になりました。
 破蓮は、秋の季語で、冬は、枯蓮になります。

 そして、蓮根掘る時期になるわけですね。
 あのおいしいレンコン、作っている方のご苦労は大変なのだろうと思います。

 きょうの雨で、一気に葉も落ち、冬になりそう。
 いろいろ、予定が入ってきましたよ。

 『家守神』2巻の初稿ゲラが届きました。がんばります。
 1巻『妖しいやつらがひそむ家』、よろしくお願いいたします。


 

ススキとオギの違い③

2021年10月30日 | 自然観察
 東京の散歩コースにあるのは、オギ(荻)でした!! 

  

 等間隔に生えているのがわかるでしょうか。地下で根が伸び、そこから増えていくのです。

  こっちが、ススキ。株になってます。
 ぎゅっと固まった感じ。

 オギです。

 ススキです。

 ススキには穂の先端にほそーいのが一本出ている。ノギ(芒)といいます。芒という漢字が、ノギともススキとも読むのが紛らわしい。

 オギは、河原に多い。まさに、うちの近所で見るのは、河原です。

 以前も書きましたが、この違いがわかって、それで何か得することがあるかって、何もないです。でも、なんだろう。このすっきり感は! 
 

ススキとオギの違い その2

2021年10月19日 | 自然観察
 岩手でわかりやすい写真を撮れました。

  
 これ、ススキです! 一株っていうのがわかるでしょう。オギだと、こうじゃなく、一面に生える感じ。

  
穂先の先に細いのが出ています。これがノギ(芒)。ノギがあるのが、ススキです。
 
 オギを見つけたらまたアップしますね。今いるところの近所、オギが見当たりません。東京の散歩する河原にあるのはオギじゃないかと思うのですが・・。

 
 

荻(オギ)と芒(ススキ・薄)の違い

2021年10月15日 | 自然観察
 2012年に「荻と芒の違い」というブログ記事を書いています。
 毎年、この時期になると、その記事へのアクセスが案外あります。その記事を久しぶりに読んでみて、ぎょぎょっ。結局わかってないと書いてあります。訪れた皆様すみません。

 荻と芒の違い、私、今はわかります!

 芒は株で増える。荻は、地下茎で広がる。なので、芒は固まった感じなんです。一面に等間隔で広がっているのは、荻です!

 そこを押さえたら、見ていて、あっ、これは芒、これは荻 とわかります。荻の方が多いようにも思えますし、お月見のときなんかは、まあ荻を芒のつもりで供えてもOKかなと思います。

  

   
 これは、どちらも薄(芒)かな。一株から出ている感じ、わかるでしょうか? 
 
 ススキには、ノギ(これが、芒という文字なので、ややこしい)という、細い糸のようなものが先端から出ます。
 不思議と、こういうのって一度わかると、次からはぱっと判別できるんです。
 
 

 

10月のサルスベリ~そして『家守神①』校了

2021年10月11日 | 自然観察
               

 たまに、まだ一房くらい花をつけている木がありますが、ほどんとこんな感じです。
 来月発売予定の『家守神①妖しいやつらがひそむ家』の舞台となる家の庭に、このサルスベリの木があります。
 直接ストーリーと絡んではきませんが、背景としてとても大事に書いています。
 サルスベリは、7月~9月くらいまで長く咲いている花。作品は夏休み直前の7月なのですが、この物語の背景として、きちんと季節の変化をとらえておきたいなと思っています。
 この実が落ちて、つるつるの木だけになるのは、いつ頃? 春はどんな感じ?
 毎日のように歩いているところにある木なのに、春どのように葉が出ていたか? 記憶にありません。生まれ育った家の庭にもあったのに。

     

 その『家守神①』本日校了となりました。
 ぎりぎりまで、細かい直しのご連絡をいただき、フレーベル館さんには感謝しかありません。他の本もそうなのですが、編集者さんのいろいろあれこれのご指摘ご提案があって、ここまできています。
 このあと、印刷、配本、そして営業の方のお力で、本は巣立っていきます。
 もうちょっと、頑張れ! あ、②は、まだまだ私が頑張らなくては、です。頑張ります。
 
 

臭木の実

2021年10月10日 | 自然観察
            

 うちの近所に木があって、夏、白い花を咲かせていて、実がなるのを楽しみにしてたのに、なんとばっさりと伐られてしまって・・。
 今日某所で見つけたので、パチリ。

 この青い実と赤いがくのコントラスト、見事です。
 
 こんどインフルエンザの心配もしなくてはなりませんね。予防接種したほうがいいのでしょうか。
 人混みには、まだしばらく行かないほうがいいようです。
 映画「MINMATA」、観たいけど、映画館は密閉された空間なので・・。岩手の映画館なら大丈夫かな(これまで、いつもすかすかだったので)。

絵画のよう~釈 迢空の歌

2021年09月29日 | 自然観察
      

 散歩途中のバイパス下の壁がキャンパス。
 ママコノシリヌグイと葛です。

 

 葛の花踏みしだかれて色新しこの道を行きし人あり 釈 迢空

 高校生くらいのころ、この歌が好きで諳んじました。それが今でも覚えている。若い頃に刻まれた記憶というのは、尊いです。
 釈 迢空が、新聞に折々の歌を連載していた民俗学者の折口信夫だと知ったのは、ずっと後です。

 結構、国語の本に出ている詩をそらんじたりしてたのですよ。
 島崎藤村の「初恋」とか・・。でもこれは、今読むと、そんなに好きじゃないです。

秋の花・草・実 ~ZOOM句会

2021年09月24日 | 自然観察
         
 
 なんだろうと思ったら、イタドリの実のようです。中に黒い種が透けて見えます。

  
 えのころ草。こんなふうに黄色になっているのを、「金えのころ」といったりもします。

  

 秋海棠。

 ようやく秋らしい日が続いていて、散歩が気持ちいいです。

昨晩は、ズームでの句会に出席。すごく久しぶりで楽しかった! いつもは句稿を送っていただいて、選や添削をさせていただいている句会だけど、時にはこうしてお顔を見て、やりとりできると、また違う。作家、元編集者さん、落語家さんなど多彩な顔ぶれの句会は、句もいろいろで、楽しい。
 即吟の無茶ぶりにも、ちゃんと対応できて。いつもよりいい句を作ったりするんだよなあ。即吟って、訓練になる。

 
    

破芭蕉(やればしょう)

2021年09月21日 | 自然観察
        

 俳句をやっていていいなというのは、こういう言葉を覚えること。
 じゃあ、これを何かに使えるかっていうと、たぶん日常では使わないし、児童文学の中でも使わないと思います。
 でも、こんなふうに破れて、あとは枯れていくものを、「破芭蕉」という呼ぶと、なんかいいなと感じます。それだけなんですけど。

 きょうは、中秋の名月ですね(仲秋との違いを調べたことあったんだけど、よくわからない)。
 きのうがほぼ満月で、きれいでした。きょうは少し雲がありますが、切れ目から見えるかも。

 ただ、乱視なんで、眼鏡をかけてもくっきり見えないんですよね。無念。

 名月やけふも推敲また推敲 あぶみ 

 連休に改稿をしていた3作品のうち、2作品は、送りだしました。あとはお返事を待ちます。もう1編は読み返したら、まだだなあと思い、またやっています。先日、ちょっと書いたやつです。(わかいふうふがどうたら・・の)幼年ものなので、子どもの気持ちになると、あ、ここはわかっていないことを前提に書かなきゃという部分があるんですよね。


 

大根の芽

2021年09月19日 | 自然観察
         

 大根蒔く は、秋の季語。
 これから、葉っぱが伸びて、地中には白い大根ができていく。
 自然はつくづく素晴らしい。
 
 連休ですが、いろいろ詰まっています。がんばる~~。
 新しい作品も書きたい。
 どこに持ち込むとか予定なくても、短編を時々書いておくと、どこからか依頼があったときに、それを使える場合があるんですよね。今改稿中の短編集の中の数編は、それ。もっとも、かなり直していますが。ゼロから書くのとは、やはり違うわけです。
 っていうか、わたしはよく「筋トレ」という言葉を使うのですが。短編を書くのは、それに近い。
 大根だって、種を蒔かなきゃ芽も出ない。水や栄養をやらなきゃ、おいしいものは育たない。その前には土を耕しています。
 おいしい大根を作っている農家さんは、毎日畑に出てらっしゃると思います。
 ぽんっと、大根がいきなりできるわけじゃない。
 創作だって、そうです。と、私は思っています。
 日々パソコンを開いて、文字を打ち込む。これをやらずに、作品ができるわけはないのです。