教師が暗黙のうちに前提としている生徒の基礎的な力に欠落がある場合,
いくら授業をしても学力が向上しない場合がある。
例えば,聞いた言葉を頭のなかでビジュアル化する能力である。
例をあげて説明しよう。
生徒に「ワニの腕立て伏せ」または「カメの腹筋(運動)」と言ってみる。
そのとき,笑うかどうかをみるのである。
この言葉を聞いてすぐに,その内容が頭のなかでビジュアル化されるなら,
そのおかしさに必ず笑うであろう。
言葉をビジュアル化しない限り,何も面白くないのである。
したがって,このジョークは,
「聞いた言葉を頭のなかでビジュアル化する能力」を前提にしている。
そのため,言葉をビジュアル化する能力がない場合,笑えないのである。
これを教室で実験してみると面白い。
いきなり,「ワニの腕立て伏せ!」と言ってみるのである。
おそらくクラス全体が一瞬にして笑うということはないであろう。
現在の生徒には,聞いた言葉を頭のなかでビジュアル化する能力が欠如しているのである。
実はこのことは重大な問題である。
この能力がなければ,授業を本当には理解できないのである。
しかし,この能力がない生徒は,
言葉を言葉のまま記憶することでペーパーテストに対処するので,
内容を理解しているように教師から誤認されてしまうのである。
しかし,本当は全く内容が理解できていないのである。
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いくら授業をしても学力が向上しない場合がある。
例えば,聞いた言葉を頭のなかでビジュアル化する能力である。
例をあげて説明しよう。
生徒に「ワニの腕立て伏せ」または「カメの腹筋(運動)」と言ってみる。
そのとき,笑うかどうかをみるのである。
この言葉を聞いてすぐに,その内容が頭のなかでビジュアル化されるなら,
そのおかしさに必ず笑うであろう。
言葉をビジュアル化しない限り,何も面白くないのである。
したがって,このジョークは,
「聞いた言葉を頭のなかでビジュアル化する能力」を前提にしている。
そのため,言葉をビジュアル化する能力がない場合,笑えないのである。
これを教室で実験してみると面白い。
いきなり,「ワニの腕立て伏せ!」と言ってみるのである。
おそらくクラス全体が一瞬にして笑うということはないであろう。
現在の生徒には,聞いた言葉を頭のなかでビジュアル化する能力が欠如しているのである。
実はこのことは重大な問題である。
この能力がなければ,授業を本当には理解できないのである。
しかし,この能力がない生徒は,
言葉を言葉のまま記憶することでペーパーテストに対処するので,
内容を理解しているように教師から誤認されてしまうのである。
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私も最近この問題を考えています。
どうやったら子どもたちの「ビジュアル化能力」を伸ばせるか...。
塾の便りにも書きブログの記事にもしたので、TBさせてもらいました。
またいろいろと参考にさせてもらうため寄らせていただきます。
ありがとうございました。
「語りの文化」を味わわせること、大切ですね。
以前取り寄せた国語のリスニング教材があるのを思い出しました。探し出して、落語、講談などと共に検討してみます。
そう言えば先日、日本史の概略を講談で語った本+CDの紹介記事を読みました。歴史が苦手な子が多いのでいいかも知れません。早速購入してみます。
これからの塾の方向性が少しまとまってきたように思います。ありがとうございました。