masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

潰されないために、「そんなことでは潰れるぞ!」と言われ続けてきました。

2019年10月12日 | ガソリンスタンド4

st31掲示板より








10月12日燃料油脂新聞より


揺るがない値取り姿勢 フル160円台を死守


前記事どれほどPBが“天国”だったか。そして他社買いが有利だったのか。より

>では10円以上の高値販売を続ければ良いのでは?とも思われるかも知れませんが、

>何と言うのか・・・
>一言で言うと、「その気は、もう無い」という事です。



160円台を死守している販売店は素晴らしいのです。
「その気が、まだ有る」という事なのですから。



コストコのレギュラー 地元SS軽油と同値
店頭価格差拡大に危機感



他府県ナンバーのトラックが来店
「軽油3000円分」
「ありがとうございます^^」
給油していると
「ここは軽油1リッターいくらや?」
「117円です」

「ええっ?!軽油やで!レギュラーと違うで!!」

「はぁ、レギュラーじゃ無くて軽油ですケド^^;」

「嘘やろ!俺ら入れてるトコ、もっと安いでえ~!100円超えてるなんてレギュラー並みやんけ(汗)」

「いや^^;レギュラーは130円超えてますけど(笑)」

「ひえ~~~~」

↑コレ、 2010年12月masumiさんが給油客と交わした会話です。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/2e61bce79f0068149bc4e22ec3657036
コストコセルフSSの軽油が安いのは脱税軽油ではありません。品質に問題はない非系列玉です。




JXTG系列店舗二極化進む 「セルフの優位性が目立つ」
カード戦略や施設はすべてセルフSSに的を絞った施策ばかりが目立ち、フル店の存在そのものが失われつつある




元売のカード戦略(手数料と発券店値付け)2012年04月17日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/8502fd9a87ba1b67ab7d70ec6a2b5e56

元売のカード戦略(仁義無きカード戦略)2012年04月17日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/a4462c06e0adbfc68874205f8d312473

お客様がお怒りです。2014年11月19日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/8aea93d6e1a0708969b184c5946137ef

ENEOS史上最大のプレゼントENEOS パーフェクトドリームキャンペーンも、金額が印字されたレシートが必要でした。
つまりフルサービス店にとって大切な掛けのお客様には応募することが適わない施策でした。





SSは縮小均衡へ 減少「当面続く見通し」
今夏、廃業した販売店主は「ICチップやキャッシュレス対応する余力がなかった」と廃業理由を語る。
後継者不足は深刻で、販売店主の多くが「自分の代まで」と決めている。
タンク問題は、投資分の回収が見込めないことから「期限まで」と決めているSSが多い。




燃料小売業 労災544件14.3%増
小規模業者が9割 高齢者の被災急増




ぼちぼち開始します。2016年07月29日

>もちろん掛け会員さんなどの昔からの常連さんはこれまで通り給油します。

3年前はこう書いたけど、年齢が上がるにつれてそれも見直しが必要になりつつあることをここに記しておきます。
悪しからずご了承ください。

m(_ _)m




潰されないために、店を続けるために、「そんなことでは潰れるぞ!」と言われ続けてきました。


どれほどPBが“天国”だったか。そして他社買いが有利だったのか。

2019年10月12日 | ガソリンスタンド4

10月11日ぜんせき「論説」より

2017年のJXTG誕生から、劇的にSSの収益性が向上したのが10月以降だった。
それまで系列と非系列の仕入れをはじめとして、さまざまな格差が石油販売業界の長年の課題だったが、需給適正化への道が開けたことにより、一気に是正へと向かい始めた。
SSはそれまでの低マージン体質を脱却したかにみえたのが、ちょうど2年前だ。
若手経営者からは「SSを経営して初めての手応え」との声が聞かれたのもこの時期だった。

その後も需給適正化という道は確実に前に進んでいるのは確かだろう。
かつて猛威を振るった広域PB業者を含め、確実にコスト意識に基づいた値付けが行われるようになった。

いまだに拡販姿勢を崩さないPBSSもあるが、かつてのように一般SSと比べ、ガソリン価格が30円も異なることはなくなった。






昨日、お米の袋を買うためにホームセンターに車を走らせながら、道中にある同業他社の価格看板を見て感慨に耽りました。


現在セルフは上看板が148円で下看板(プリカ価格等)が145円です。

セルフ解禁後、セルフと同値や時にはそれを下回る価格を掲出していたフル(元売系列店)も同じ、上看板が148円で下看板が145円。
セルフ解禁後はセルフと同値で追随していた地場フルは149円を掲出していました。


セルフ解禁後、それらのお店より10円以上高値だった当店の現在の価格は148円です。


10円以上高値で売るしかなかった頃のリッターマージンは一桁(5円~8円)しかなかったのに、今は二桁(約15円)あります。

15円というのは規制緩和以前と同じレベルです。
あの頃は社員とアルバイトで5~6人の従業員を雇用していました。
今はもう雇用は考えていません。
販売数量は半減していますし、全てが老朽化しており修繕費等の再投資が今後益々必要となってくるでしょうから。

では10円以上の高値販売を続ければ良いのでは?とも思われるかも知れませんが、
何と言うのか・・・
一言で言うと、「その気は、もう無い」という事です。


それでも地下タンク問題で店を畳まなくて良かったです。
あの時店を畳んでいたら、「暴利を貪る悪徳業者」という誤解を解く機会も失うことになっていたでしょうから。


大きな販売価格差があった、
その理由を消費者が知る機会が、今後益々増えてくると思います。







全国の地場フルを高値にも関わらずご愛顧くださった全国の消費者の皆様

ありがとうございます。

そして、

(店を畳む日が来ることは)申し訳ありません。