10月31日燃料油脂新聞より
購入者身元確認義務化受け 規制強化に理解
京アニ事件はガソリンが危険物であるということを知らしめ教訓になったことは確かです。
規制強化が事件抑止になるかは疑問ですが、事件や事故は風化するものですから、こうした規制を守っていくことでそれを防ぐことはできるでしょう。
また販売記録簿は捜査の助けとなるでしょう。
そういう観点では規制強化を理解できます。
購入客の中には見ず知らずの一見さんもあれば、常連であっても確実な住所までは知らない方もあるので、
そうした方に対して住所氏名を記入して頂くことに“協力しなくてはいけない”ことは理解できます。
しかし、
生まれ育った土地で商売をしてきたのです。
義務化で
同じ村の住民、親戚、友人の身元まで、何故運転免許証等の身分証提示を求めなければならないのか。
私には理解できません。
40年来の取引のある法人客からも?
過当競争下、安値店との価格差が10円20円とあっても取引を継続して下さったのです。
昨日今日始まった取引ではないのです。
信頼関係を築くまでの年月は5年10年でもないのです。
価格差の中で取引を続けて頂くための苦労も半端なものではなかったのです。
そうした大切な顧客にまで、身分証の提示を求めさせる。
40年来の信頼関係に、人間関係に水を差しかねないと心配することはおかしいですか?
もちろん大多数のお客様も理解を示して下さるでしょう。
実際昨日今日携行缶でのご購入の方5名に「今はまだ必要ないのですが、法が施行されたら免許証をご提示頂くことになります」とお声掛けをした反応は良かったです。
ですが、私には納得できません。
販売店に、氏素性が明らかで40年来の取引のある顧客からも身分証の提示を求めさせる。
その、お上の意図は一体何なのでしょう?
石油組合から届いたFAX
※
現時点では消防局からの「協力依頼」ですが、義務化されれば「指導及び罰則の対象」となる。
しかし販売店にとっては、義務化されようとも相手は“お客様”なのです。
10月30日燃料油脂新聞より
陸上スポット上げ足鈍く(非系列玉)
元売仕切り3週上げへ(系列玉)
10月31日燃料油脂新聞より
JXTG・出光昭和シェル 週仕切り3週連続値上げ
2段階で市況急落 9~12円程度下落
SS減抑止が燃料油不足を回避 「緊急時の安定供給で課題」
※
「これ以上のガソリンスタンド減少は社会インフラ崩壊の危機」と言われているけれど、
まだまだ減ります。
「再投資可能なマージンを」と言われているけれど、
系列仕切りが3週連続で値上がりしているというのに市況は変わらないどころか、商圏によっては市況急落。
***
随分前の話になるのですが、インタンクの取引先への配送を元売ローリーで直接卸してもらうことにする方向で特約店担当者に動いて頂いていました。
当初はOKという回答を得ていたのですが、元売再編によって最低6キロ以上と規定が変更になっていたそうで、夏頃に「交渉は続けますが、一旦見送り」という連絡が入りました。
特約店担当者も頭を下げてくれましたが、後日上司である課長さんまでが、わざわざ来店して下さいました。
とても物腰の柔らかい紳士(しかも超2枚目)で、緊張しぃの私が珍しくさほど緊張することなくお話することができたのですがー
私が「お陰様で今は市況が良くなって、昔のように従業員を雇用すれば また油外も、なんていう欲も湧いてくる」というようなことを口にしますと、
頷きながらも静かな口調で「でもそれは止めて置かれた方が良いでしょう」「今は確かにこの地域は市況が良いかも知れませんが、いつまた悪くなるかも知れません。その時、従業員を抱えていたら・・・」とおっしゃったのです。
誠実な方だと思いました。
普通は「そうですよ。人を雇ってジャンジャン売りましょう!」と言われる方が多いのではないかと思いますが、
実際のところは課長さんのおっしゃる通りですから。
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QRコード決済に注目 ペイペイ加盟店店頭パニック
ガソリンが実質20%引き
ガソリンの粗利率って何%でしたっけ?
それに、
ご覧のようにガソリン価格の約50%が税金なんですけど。
20%引きって?
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