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masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

PB-SSは4949ヵ所

2016年08月19日 | ガソリンスタンド2

8月17日ぜんせきより


変わるPBの販売姿勢 “採算優先組”が漸増


かつて全国最安値を続けてきたPB-SSは現在、周辺の系列SSよりも高い価格設定となっている。

一部に見られるPBの価格上方修正の動きについて、商社は「最近ではPB業者が倒産する事例も増えている。無理に安値で拡販しても経営できないと実感する業者も増えているのではないか」とし、PBSSが極端な安値拡販姿勢を続ける時流が終焉に向かっていると指摘している。




業転業者“再編不発”を待望 閉まる蛇口に戦々恐々?

「ショートポジション」といわれ、業転間口が狭い元売が主体的に再編をリードすれば、これまでよりも業転の蛇口は絞られるというのは取扱業者の共通した見方となっていた。

「従来の元売再編には危機感を抱く業転業者は多いはず。一部の業者は再編後を予測し、新たな仕入れのあり方を研究していた」という。

ガソリンの製品輸入を含め、いかに生き残るのかについて真剣に検証しながらも、元売再編が不発に終わることを望むという結果に、系列業者からは「それではあまりに情けない」との声も出ている。





8月19日燃料油脂新聞より


減少 歯止めかからず

本紙集計「2015年度末(2016年3月末)時点 元売系および非系列SS数」によると、2014年度末から減少が加速した(JA系を除く)非系列SS(PB-SS)数は、さらに減少数が拡大。前年度比565ヵ所減の4949ヵ所となり5000ヵ所を割り込んだ。
SS総数そのものが減少するなかで、元売系列入りによる系列化が進んだとみられる。



***以下masumi***


※時流を読んでマークを下ろすのも、再編を睨んでマークを上げるのも、経営者として当然の判断ではないかと思います。



追記

>PBSSが極端な安値拡販姿勢を続ける時流が終焉に向かっている


ガソリンスタンドではないですが、規制緩和直後、
「向こうは家の前まで来てくれて○○円やのに、お前の所は買いに来てやって●●円も取るのか!」と消費者に言わしめた巡回販売業者の灯油(業転玉)の値段も、昨年の冬は当店と同じ値段になっていました。
(注)当店が粗利を削って巡回業者の値段に合わせたわけではありません。

♪♪♪
こっちは電話もらったら曜日に関係なく配達して●●円、向こうは○曜日の○時にしか来ないのに●●円ですヨッ♪www
注:今年の冬はどうなるかわかりませんけどね(汗)
価格が逆転することだけはないように祈っています。
「お宅の方が安いから」と注文されても、
配達用ローリーの数を減らし、従業員も居なくなった今、そういう方の注文に対応するのは困難かと思われますので。




追伸

セルフとの価格差も一時期に比べると縮小しています。
(注)当店が粗利を削ってセルフの値段に近付けたわけではありません。


安値で流れてくる客は取りつくして、
(これ以上安くしても、もう流れてくる消費者はいないとなって)

採算に舵を切ったのではないでしょうか!?



バーターしてるから、ガソリンなんてどれも同じ

2016年08月19日 | ガソリンスタンド2
昔、車関連の専門誌とかでライターの皆さんが元売毎の燃料油(特にハイオクですが)の性能の違いを記事にしてたりしましたよね?
インターネットでも消費者がそのような書き込みをされています。
 


この方たちをわらうことなどできませんよ。
 
昔、車関連の専門誌などに元売がそう思わせる広告を出していたのですから。
 

世の中にはそれを信じている消費者もいます。
 
「シェルのガソリンが一番良い」って、本気でそう語る人もいました。
 
 
 
わたしは、業界の有り様を嘆き、怒らなければならないのは、本当はそうした消費者や消費者団体ではないのかと思っています。
 

ガソリンスタンド過疎地とか、灯油難民とか、
何らかの理由で高値店を利用するしかない国民とか、
 
業界の有り様に是正の声をあげなくてはならないのは、そういった当事者ではないのかと思っています。
 

販売業者はイザとなれば店を畳めば済むのです。
 

「同じことの繰り返し」をみてもわかるように、販売業者の声では何も変わらない。

この業界に自浄能力はない。


 
消費者の声、国民の声が一番強いはずです。
 
 

丸見えです。

2016年08月19日 | ガソリンスタンド2

8月18日燃料油脂新聞より


「やはり元売に丸見えだった。
元売はわざわざこんな小さな3者販売店のことを指摘するよりも、もっと(他に)やることがあるだろう」。

静岡県の民族系3者販売店が元売POSのあり方に疑問を投げかけている。
一定量について系列玉に回帰しない場合、品質確保法にかかわる年1回の軽減認定、定期塗装が実施できないことを、2者特約店を通して元売から警告を受けた。

元売が業転購入「監視」


昨夏に新型POSをいち早く導入、さらに請求書などの発送は自社で行っているものの、関係者から「請求書などの発送を自社で行う場合も、勘定系データセンター経由のデータ処理が必要」という説明を了承し、要求された法人顧客データを手渡した。
新型POS導入の際に系列玉、業転玉の仕入内容が元売にチェックされるという説明はまったくなかった。

1年後の今夏。
2者特約店を通して突然、元売から「一定量について系列玉に回帰できない場合、品質確保法にかかわる年1回の軽減認定(延長申請手続き)、キャノピーや防火壁などの定期塗装が実施できない」という警告があった。

同民族系3者販売店はこれまで元売からこのような警告を受けたことがなかった。
「新型POSを導入してから1年間にわたって元売に監視されていた」と店主は語る。

警告文は同民族系3者販売店の系列玉の仕入量と実際の販売量を、数か月に渡って明記しており、おおむね販売量の約半分を業転玉としているが、販売量の約3分の1までが業転玉の許容範囲の「目安」とも示している。

店主は「業転購入は国、政府(公正取引委員会)も認めている。どのような元売の行為が優越的地位の濫用該当するのか。今後の元売の対応に注視したい」と話す。


*****



「生販一体でブランド確立を」 元売へ“自覚”求める


製造業界では、原材料などのコストが上昇した際、販売価格の上昇を抑えるため、まずはメーカーが可能な限り吸収する(かぶる)のが一般的。だが石油業界のメーカーである元売は、ほぼ横並びにコスト上昇分をそのまま仕切価格に転嫁させる。

また異常な安値販売を行う系列業者に対する対応にも苦言。

「自社製品に対するプライドのなさの表れ」
「元売にとってガソリンはどこも同じ。安くても売ったら勝ちとの意識があるのではないか」


*****

SS減少止まらず 中国市場(も)ピーク時からほぼ半数

減少ペースこそ落ちているが、減少そのものは止まっていない。
セルフ化率の上昇による価格競争の激化、また地下タンク老朽化を機に閉鎖に踏み切るSSの存在が主な原因とみられる。
中国市場でも、SS、販売業者の減少はしばらく続きそうだ。


****以下masumi


新型POSになってからじゃあないですよね?
前のPOSも元売から丸見えでしたよね。
それが嫌で(業転を混ぜているのがバレルのが嫌で)、系列販売店であっても元売推奨のPOSを使用せずに自社POSでやっているところもある(あった?)と聞きました。

というより、
>販売量の約3分の1までが業転玉の許容範囲の「目安」とも示している。

これ、どういうことですか?
いつの間に3分の1なんて目安が決まったんですか?

というより、
それでブランド料を取るんですか?
ふざけてますね。


バーターしてるから、ガソリンなんてどれも同じ。

それでも、それとこれは別でしょう。

「品質保証、安定供給保証、その他諸々のコスト」を、私たち系列販売店は「ブランド料」として徴収されているわけで、
同じ系列販売店でありながら、全額(全量)その義務を果たしている販売店と、3分の1は免じられる販売店があるなんて変でしょう。


え?
はいはい、そうですよ。

「系列でも業転OK」
これは、国、政府も認めていることです。

ですけどね、、、

あ、!
先日書いた、「同じことの繰り返し」

「仕切り格差縮小を」→「系列でも業転5割許容を!」→「系列でも業転OK(公取委の見解)」→「流通経路証明書導入」「議員立法化(?)」→「(エネ庁から全石連へ)流通経路証明の周知を要望」→音沙汰ナシのまま→

→「仕切り格差縮小を」

その前に、「本当の証明になるツールを! 」、というのがありましたね!


そう、例え今は国も政府も認めたことであっても、
「業転」とか「仕入れ値の格差」が公になっていないずーーーっと昔から、
消費者に誤解され罵声を浴びせられながらも、
また、大切にしてきた顧客を値段を理由に失うことになりながらも、

「お客さんを騙すような真似はできない」とか、
「オイルショックのようなことが起きれば玉が絞られる。そのとき顧客に迷惑を掛けないためにも」とか、

そういった理由で、業転より17円とか18円も高い仕入れ値でも、
業転を混ぜて利幅を確保するのではなく、
年に何百万も自己資産を投入しながら、

耐えて、耐えて、全量系列仕入れを続けてきた者として、
そして又それが仇になって業界を去っていった者のためにも、

書かないわけにはいかないのです。



8月20日 追記(一部訂正)

>耐えて、耐えて、全量系列仕入れを続けてきた者として、

masumiさんが行ってきた者ではないので訂正します。

そういう経営者がいることを知っている者として