masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

時期が来たら撤退する

2016年08月13日 | ガソリンスタンド2

8月12日燃料油脂新聞より





コストコ出店見送り【鹿沼市内 地元SS関係者は安堵

新業態動向 今後も注視



販売店 廃業止まらず

設備投資困難、後継者不在

これまでの販売店は「存続か廃業か」で迷うところが大半だったが、最近は「時期が来たら撤退する」を強調するところが増えているという(特約店筋)。
販売店の経営は年々厳しくなっている。
今年の6月以降燃料マージンが大幅に改善したといっても、最近はリットル10円程度確保出来れば「御の字」で、以前のような20円近いマージンを確保することは不可能だ。
銜えて販売量も年々下降。さらに主要幹線道路沿いには大型セルフが増え、ユーザー離れが進んでいる。

老朽化したSSを改装したり、POSや計量機などを入れ替えるにしても「投資」が必要だ。
資金も無く、投資したとしても回収見込みが薄いことも「一代限り」を決断した要因だ。
SSによっては息子がいるが、現状では「あとは継がない」を選択したところも多い。


8月13日燃料油脂新聞より


地場店主の業転仕入れも生きる術

元売は特約店までは傘下として支援するが、販売店は経営を続けるなら勝手にといった態度がうかがえる。
そのため仕切りは高く、販社との売価はリットル10円以上開かざるを得ない。
仕切り交渉しても安くならないため、収益確保を目的に業転玉購入に踏み切ったが、運転資金が厳しいことや、全量仕入れるならサインポールを下ろせと迫られるため、50%程度に抑えている」。

「先行き経営が現状より好転する見込みはないが、続けるために努力する」。

好きで始めたSSだからと知恵を絞り経営継続に取り組む地場SS店主は少なくない。


※自分の代まで。




地場SS減と販社増でSS数は変わらず

2016年08月13日 | ガソリンスタンド2

8月10日ぜんせきより

仕切り体系の変換 過去から現在までの課題点





10月12日ぜんせきより


地場撤退、元売新設 鮮明に 再編前の「陣取り」に危機感

大阪府では7月以降、地場業者の撤退が続く一方、元売子会社SSの新設計画が浮上し、地場SS減と販社増という構図が鮮明になっている。

府内の地場業者2社が続けて廃業、元売子会社2社が間もなくSSをオープン。
結果的に府内SS数は減少しないが、実態としては販社率が高まり地場SS数は減り続けるという印象が強い。

この現状に大阪府の地場業者は「結局、元売にはかなわないということか。元売子会社SSばかりが増えている」という。
さらに別の業者は「元売再編が迫り、元売間の事前のシェア競争が市場に現れている。元売の綱引きに市場が揺れている」と指摘する。


***以下masumi

販社SSなら安値看板なんでしょうね。
営業を続けている周辺の地場業者は更にしんどくなるのでは?


安値店(販社)が新設されれば消費者は嬉しいでしょうね。
その地場業者が担ってきた小口配達先のことなどは「自分には関係のないこと」ですしね。